昨年、奈良文化財研究所を訪れた際、展示物の中に木靴があるのを見て驚きました。「木靴=オランダ」という固定観念があって、日本のしかも古代の人間が木の靴を履いていたとは思っていなかったからです。
展示品は複製で、樹種の説明もありませんが、私なりにその色や、靴としては軽さや加工のしやすさが求められただろうという根拠から、カツラではないかと推測しました。
(平城京跡から発掘された木靴のレプリカ)
一方、大阪の国立民族博物館にはオランダの木靴が展示してありました。今でもオランダの農家の人たちは木靴を履いているそうです。こちらの樹種はポプラ。軽くて、水が沁み込みにくいので靴には最適の材料のようです。
みなさんも「木靴=オランダ」という固定観念があるでしょうが、イタリアでも木靴を履いていたようです。
1978年のカンヌ映画祭でグランプリに輝いた『木靴の樹』というイタリア映画があります。貧しい農家の父親が息子に木靴を作ってやるために、領主に禁じられていた街路樹のポプラを伐採するというストーリー。この映画の舞台である19世紀末のイタリア北部でもポプラの木靴を履いていたということです。
(国立民族博物館に展示されているオランダの木靴)
この映画を観たいのですが、まだ実現していません。「カンヌ映画祭の頃にテレビで放映してくれないかな~」と心待ちにしています。
展示品は複製で、樹種の説明もありませんが、私なりにその色や、靴としては軽さや加工のしやすさが求められただろうという根拠から、カツラではないかと推測しました。
(平城京跡から発掘された木靴のレプリカ)
一方、大阪の国立民族博物館にはオランダの木靴が展示してありました。今でもオランダの農家の人たちは木靴を履いているそうです。こちらの樹種はポプラ。軽くて、水が沁み込みにくいので靴には最適の材料のようです。
みなさんも「木靴=オランダ」という固定観念があるでしょうが、イタリアでも木靴を履いていたようです。
1978年のカンヌ映画祭でグランプリに輝いた『木靴の樹』というイタリア映画があります。貧しい農家の父親が息子に木靴を作ってやるために、領主に禁じられていた街路樹のポプラを伐採するというストーリー。この映画の舞台である19世紀末のイタリア北部でもポプラの木靴を履いていたということです。
(国立民族博物館に展示されているオランダの木靴)
この映画を観たいのですが、まだ実現していません。「カンヌ映画祭の頃にテレビで放映してくれないかな~」と心待ちにしています。
木に興味を持つ前に、2度車で北海道へ鳥見ツアーに行きましたが、美瑛町あたりで岡の上に立っていたのはポプラだったのでしょうね。
ギタバさん、ぜひ北海道名物、ポプラの木靴を作ってください(笑)。
この映画はいつかこのブログで取り上げようと思っています。もう一つ、木をテーマにしたアメリカ映画があって、これはすでにDVDを入手済みです。そのうちに紹介します。
その映画はタイトルだけ知ってます。
イタリア映画とフランス映画は実は大好きなんです(英国も)。
でもやはり観ていません。
古本でパンフレットだけ買ったような。
ポプラでよろしければこちらには材がたくさんあります(笑)。