宮崎県の東国原知事は盛んに県産品をPRしていますが、知事の出身地である都城市には知る人ぞ知る木の伝統工芸品があります。
剣道に使う木刀は8割以上が都城産。材料になる上質なカシが自生していることや、昔から武道が盛んだったことから、木刀の名産地になったようです。
(わが家の護身用の木刀。材料は多分アカガシ)
木刀には主にシラカシやアカガシが使われます。また、ヒイラギも重くて硬く、肌目が緻密なので高級な木刀になるそうです。
珍重されるのは、「日本で最も重い木」と言われるイスノキ。特に風化した木の芯材は「スヌケ」と呼ばれ、最高級の木刀になるようです。装飾用としてはコクタンやシタンでも作られるとか。
(日本で最も重いイスノキ)
木刀と言えば、巌流島で佐々木小次郎と闘った宮本武蔵は舟の櫂を削った木刀で勝ちましたが、この櫂もカシ製です。特にイチイガシがよく使われたようで、弾力性に富み、水切れがいいので漕ぎ手の負担が少なかったそうです。
(武蔵が櫂を削って木刀にした?イチイガシ)
「物干竿」と呼ばれた小次郎の長い刀が3尺1寸(約94cm)、武蔵が櫂を削った木刀が4尺6寸(約1m39cm)だそうですから、木刀の方が45cmも長かったんですね。
剣道に使う木刀は8割以上が都城産。材料になる上質なカシが自生していることや、昔から武道が盛んだったことから、木刀の名産地になったようです。
(わが家の護身用の木刀。材料は多分アカガシ)
木刀には主にシラカシやアカガシが使われます。また、ヒイラギも重くて硬く、肌目が緻密なので高級な木刀になるそうです。
珍重されるのは、「日本で最も重い木」と言われるイスノキ。特に風化した木の芯材は「スヌケ」と呼ばれ、最高級の木刀になるようです。装飾用としてはコクタンやシタンでも作られるとか。
(日本で最も重いイスノキ)
木刀と言えば、巌流島で佐々木小次郎と闘った宮本武蔵は舟の櫂を削った木刀で勝ちましたが、この櫂もカシ製です。特にイチイガシがよく使われたようで、弾力性に富み、水切れがいいので漕ぎ手の負担が少なかったそうです。
(武蔵が櫂を削って木刀にした?イチイガシ)
「物干竿」と呼ばれた小次郎の長い刀が3尺1寸(約94cm)、武蔵が櫂を削った木刀が4尺6寸(約1m39cm)だそうですから、木刀の方が45cmも長かったんですね。
材への細かい考証はさすがですね。
木刀はなんということなしに
なんとなくうちに1本欲しいです(笑)
「持って帰ってもいいけど、車に積んでると銃刀法違反になるぞ」と言われました。銃刀法違反覚悟で持って帰ってきました。
前は護身用にベッドサイドにバットを置いていましたが、今はバットと木刀が揃っています。
guitaerbirdさんも、遠征に1本どうですか? テレキャスターより役に立つと思いますよ(笑)。銃刀法違反覚悟で、ぜひどうぞ。