花より団子、という人のために桜餅の話を…。
桜餅は享保2年(1717)に、桜の名所・隅田川の近くで寺男として働いていた山本新六という人が、堤に落ちている多数の葉の利用を思い立って作ったのが始まりだそうです。
桜餅を包んでいるのはオオシマザクラの葉。名前の通り、伊豆大島を中心に分布する野生種です。現在、伊豆半島の松崎町が主な産地で、約300戸の農家が5月~8月に葉を収穫し、専門業者が塩漬けにしてから出荷するそうで、その数4億8000万枚。すごい数ですね。
(近所の和菓子屋さんで買った桜餅)
私も知らなかったのですが、写真のようなピンクのお餅は関西風で、関東では柏餅と同じ白いお餅だそうです。関東出身の妻に確かめると、「そうや~」と関西弁で答えました。関西ではもち米を乾燥させて粗挽きした道明寺粉に食紅を混ぜた皮、関東は小麦粉を使った皮で餡を包むのです。
みなさんは桜餅を葉っぱごと食べます? それとも葉っぱは取り除いて食べます? 桜湯も同じですが、桜の葉っぱの香りはクマリンという物質で、塩漬けにするとあの匂いが出るようです。
桜餅を考案した山本新六のお店は「山本や」という屋号で現在も営業しています。ここの桜餅は、葉を2~3枚使っているのが特徴です。桜餅で280年もの伝統を築いているんですね。
桜餅は享保2年(1717)に、桜の名所・隅田川の近くで寺男として働いていた山本新六という人が、堤に落ちている多数の葉の利用を思い立って作ったのが始まりだそうです。
桜餅を包んでいるのはオオシマザクラの葉。名前の通り、伊豆大島を中心に分布する野生種です。現在、伊豆半島の松崎町が主な産地で、約300戸の農家が5月~8月に葉を収穫し、専門業者が塩漬けにしてから出荷するそうで、その数4億8000万枚。すごい数ですね。
(近所の和菓子屋さんで買った桜餅)
私も知らなかったのですが、写真のようなピンクのお餅は関西風で、関東では柏餅と同じ白いお餅だそうです。関東出身の妻に確かめると、「そうや~」と関西弁で答えました。関西ではもち米を乾燥させて粗挽きした道明寺粉に食紅を混ぜた皮、関東は小麦粉を使った皮で餡を包むのです。
みなさんは桜餅を葉っぱごと食べます? それとも葉っぱは取り除いて食べます? 桜湯も同じですが、桜の葉っぱの香りはクマリンという物質で、塩漬けにするとあの匂いが出るようです。
桜餅を考案した山本新六のお店は「山本や」という屋号で現在も営業しています。ここの桜餅は、葉を2~3枚使っているのが特徴です。桜餅で280年もの伝統を築いているんですね。
実は私は桜餅が苦手なのです。香りも味も。
紫蘇が苦手なのと共通するものがあるのかもしれません。
味もですが、缶詰などに入っているさくらんぼも
大人になるまであまり好きじゃなかったですし、
チェリーコーラ(今はないかも)をはじめ、チェリー味のお菓子も
小さい頃から苦手でした。
そのくせ、さくらんぼ自体は、好きな果物Top3に入るくらい好きなのですが・・・
ただ、オオシマザクラの葉が柔らかくて食べやすいので選ばれたようです。ソメイヨシノの葉は筋っぽくて食べられないそうです。
しかも、生産地では、柔らかいオオシマザクラの葉が収穫できるように、樹を短く剪定しているとか。私たちが食べる桜餅の葉も、多分伊豆地方産です。
桜の味や香りがダメというのは、多分クマリンが原因だと思います。
サクランボの樹とサクラは違うようで、サクランボはウワミズザクラの仲間で、ほとんどが欧米からの移入種のようです。
基本的に食べ物は和食好みなので、多分タイ料理は苦手でしょう。強い匂いとか、香辛料も弱いです。