今はあまり口にしませんが、若い頃はよくチューンガムをクチャクチャやっていました。最近はキシリトール入りのガムが主流になっているようですが、そのキシリトールもガムも樹木から作られています。
日本チューインガム協会のホームページによると、ガムの原料は中米原産のサポティラという樹の樹液を煮詰めて作った天然チクル。その他に、東南アジアに自生するアカテツ科やキョウチクトウ科、クワ科、トウダイグサ科に属する樹木から採取した樹脂もガムベースに使うそうです。樹木由来ではない合成樹脂もあります。

ロングセラーのこのガムには天然チクルが入っているようです

最近はキシリトール入りガムが主流
一方、キシリトールはシラカバの樹液から抽出するそうです。カシやトウモロコシの芯からも抽出できるようですが、量的にはシラカバが優れているとか。
このキシリトール、甘味は砂糖と同程度ですが、清涼感があることと、口の中で発酵せず微生物の繁殖を抑制するので、お菓子やガム、歯磨きの甘味料として使われています。ロッテのホームページによると、最近のキシリトールガムは、微生物の繁殖を抑えるだけではなく、溶け出したカルシウムを再石灰化して歯を強くする働きがあるそうです。

シラカバの樹皮
下は、以前東急ハンズの北海道フェアで買ったシラカバ樹液100%の「森の雫」。多分、この中にもキシリトールが含まれていたのでしょう。樹液の糖度は1%程度なので、ほとんど甘さは感じませんでした。

先日、ナショナルジオグラフィックから「アマゾンで木を食べる新種のナマズが発見された」というニュースが発信されました。「え~!」とびっくりしましたが、よく考えれば、人間もチューインガムとかシナモン、抹茶など木を食べているわけですから驚くことはないですね。
日本チューインガム協会のホームページによると、ガムの原料は中米原産のサポティラという樹の樹液を煮詰めて作った天然チクル。その他に、東南アジアに自生するアカテツ科やキョウチクトウ科、クワ科、トウダイグサ科に属する樹木から採取した樹脂もガムベースに使うそうです。樹木由来ではない合成樹脂もあります。

ロングセラーのこのガムには天然チクルが入っているようです

最近はキシリトール入りガムが主流
一方、キシリトールはシラカバの樹液から抽出するそうです。カシやトウモロコシの芯からも抽出できるようですが、量的にはシラカバが優れているとか。
このキシリトール、甘味は砂糖と同程度ですが、清涼感があることと、口の中で発酵せず微生物の繁殖を抑制するので、お菓子やガム、歯磨きの甘味料として使われています。ロッテのホームページによると、最近のキシリトールガムは、微生物の繁殖を抑えるだけではなく、溶け出したカルシウムを再石灰化して歯を強くする働きがあるそうです。

シラカバの樹皮
下は、以前東急ハンズの北海道フェアで買ったシラカバ樹液100%の「森の雫」。多分、この中にもキシリトールが含まれていたのでしょう。樹液の糖度は1%程度なので、ほとんど甘さは感じませんでした。

先日、ナショナルジオグラフィックから「アマゾンで木を食べる新種のナマズが発見された」というニュースが発信されました。「え~!」とびっくりしましたが、よく考えれば、人間もチューインガムとかシナモン、抹茶など木を食べているわけですから驚くことはないですね。
キシリトールはシラカンバから採っているということですが、
それが国産なのかどうかが気になりました。
国産であればきっと北海道の貢献は大きいのでしょうけど、
商業ベースに乗らないとかでやっぱり輸入かな・・・
シラカンバ樹液は春先に採って飲んでいますが、市販のものは
春先に採って瞬間冷凍させたものを少しずつ出していると聞きました。
売られているのも今度買ってみよう。
キシリトールはフィンランドの学者が発見したそうですから、北欧とかロシア産ではないでしょうか、多分。
そのままの樹液は甘いんでしょうかね? ビン入りのはあまり味はしなくて、サッパリ感はありました。