ドイツ語ではブナをbuche(ブーフ)と言い、それによく似たbuch(ブーハ)は「本」を意味するそうです。また、アングロサクソン語ではブナをbok(ブク)、本をbec(ベク)と言い、スウェーデン語にいたってはブナも本もbok(ブク)だそうです。
つまり、ヨーロッパの言語ではブナ=本になっているのです。なぜか?
ブナの葉
理由の一つは、大昔の神様。古代ケルト人の間ではブナの木の神様「ファグス」を崇めていたそうです。私の名前のfagus(ファーガス)はブナの学名ですが、同じ発音です。また、古代ローマの神・ユピテルも、ブナの木の神様なんだそうです。
そして、もう一つの理由は占いと文字。鉄器時代、木の棒や木片に質問を書いて占い師に占ってもらうという習慣があり、それにブナが使われたので、文字を書いたもの(本)=ブナになったらしいです。
ちなみに、木に書かれたのはルーン文字で、それが後にアルファベットになったとか。
ブナの樹皮は滑らかなので文字が書きやすい?
ヨーロッパ大陸にはそれだけブナの森が広がっていたということでしょう。
以前ご紹介したように、ロシアではシラカバの樹皮に文字を書いたそうですが、木と文字の関係は以外に深いんですね。
というようなことが書いてあるbok
つまり、ヨーロッパの言語ではブナ=本になっているのです。なぜか?
ブナの葉
理由の一つは、大昔の神様。古代ケルト人の間ではブナの木の神様「ファグス」を崇めていたそうです。私の名前のfagus(ファーガス)はブナの学名ですが、同じ発音です。また、古代ローマの神・ユピテルも、ブナの木の神様なんだそうです。
そして、もう一つの理由は占いと文字。鉄器時代、木の棒や木片に質問を書いて占い師に占ってもらうという習慣があり、それにブナが使われたので、文字を書いたもの(本)=ブナになったらしいです。
ちなみに、木に書かれたのはルーン文字で、それが後にアルファベットになったとか。
ブナの樹皮は滑らかなので文字が書きやすい?
ヨーロッパ大陸にはそれだけブナの森が広がっていたということでしょう。
以前ご紹介したように、ロシアではシラカバの樹皮に文字を書いたそうですが、木と文字の関係は以外に深いんですね。
というようなことが書いてあるbok
なるほど、イメージとしてもブナはそんな感じですね。
日本語のBunaもドイツ語来て・・・いるわけないですね(笑)。
でも似ているのは偶然で面白いです。
余談ですが"fagus"さんについて、私は英語の歌ばかり聴いているせいか、
文字を見ると頭の中で「フェイガス」と発音してしまいます・・・
英語系の人名でも「ファーガス」というのがありますね。発音としては「フェイガス」の方が近いんですかね?
歌の発音の方が正確でしょうから。