美しいとは言えないので誰も注目しませんが、シュロが花を咲かせています。
シュロはヤシ科なので何となく南国のイメージですが、日本に自生するワジュロ(和棕櫚)は耐寒性があって東北地方でも育つようです。
(これは唐棕櫚。近くの家の庭で花が咲いていました)
シュロの皮から取れる茶色い繊維は、昔からタワシやシュロ箒、シュロ縄に使いました。今では、タワシはスポンジに、シュロ箒は掃除機に、シュロ縄はビニール紐とって代わられ、目にする機会が少なくなりました。
(いつも行く花寺の和棕櫚。茶色の繊維が役に立つんです)
和歌山県の野上町がかつてはシュロ製品の一大産地だったそうですが、現在では国産のシュロの繊維が入手できず、中国産を使いながら細々とタワシや箒を作っているようです。
シュロの繊維には油分が含まれているので耐水性に優れ、しかも柔らかく、弾力性や耐久性もあるのでタワシにはピッタリなのだそうです。
(昭和30年代にタイムスリップしたようなシュロ製品のお店)
京都の三条大橋のたもとにシュロ製品を扱っている古いお店があります。看板も上がっていないのでお店の名前は分かりませんが、店頭にはタワシやブラシ、箒、玄関マットなどが並べてあります。こんなお店がメインストリートに残っているというのは、京都ならでは。私もタワシを一つ買いました。
シュロはヤシ科なので何となく南国のイメージですが、日本に自生するワジュロ(和棕櫚)は耐寒性があって東北地方でも育つようです。
(これは唐棕櫚。近くの家の庭で花が咲いていました)
シュロの皮から取れる茶色い繊維は、昔からタワシやシュロ箒、シュロ縄に使いました。今では、タワシはスポンジに、シュロ箒は掃除機に、シュロ縄はビニール紐とって代わられ、目にする機会が少なくなりました。
(いつも行く花寺の和棕櫚。茶色の繊維が役に立つんです)
和歌山県の野上町がかつてはシュロ製品の一大産地だったそうですが、現在では国産のシュロの繊維が入手できず、中国産を使いながら細々とタワシや箒を作っているようです。
シュロの繊維には油分が含まれているので耐水性に優れ、しかも柔らかく、弾力性や耐久性もあるのでタワシにはピッタリなのだそうです。
(昭和30年代にタイムスリップしたようなシュロ製品のお店)
京都の三条大橋のたもとにシュロ製品を扱っている古いお店があります。看板も上がっていないのでお店の名前は分かりませんが、店頭にはタワシやブラシ、箒、玄関マットなどが並べてあります。こんなお店がメインストリートに残っているというのは、京都ならでは。私もタワシを一つ買いました。
シュロ箒は、使い出すとやっぱり使い勝手がいいらしく、老舗の旅館などでは畳の部屋は今でもシュロ箒で掃除するらしいですよ。
シュロに日本在来種があるというのはまるで知りませんでした。
北海道に住んでいることもあり、なんだか不思議な気がします・・・
シュロ縄は、A公園の木の名札をかけるのに使ってますよ。
確か、九州には棕櫚を家紋にした武将がいたと思います。現在はけっこう野生化しているようで、私の散歩道の山の中にも1本あります。
シュロ縄は園芸分野でよく使われていますね。