前回、樹や鳥の人名をご紹介しましたが、そういう名前の主人公が活躍する漫画がありました。赤塚不二男の「おそ松くん」。
全員に「松」がつく六つ子の物語ですが、その名前、覚えてますか? おそ松、一松、カラ松、チョロ松、十四松、トド松の6人。
このうち実在する松はカラマツとトドマツ。ジュウシマツは鳥ですが、野鳥ではなく、江戸時代にインドから輸入した小鳥を人工的に作り変えた家禽だそうです。
(カラ松くんの幹)
カラマツは日本固有種で自生地は東北と信州。日本唯一の落葉する針葉樹です。文学派は北原白秋の詩「落葉松(からまつ)」を思い浮かべるでしょう。
からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。たびゆくはさびしかりけり。
(カラ松くんの葉。秋には落葉します)
トドマツは北海道に自生するマツ科モミ属。樹皮が海獣のトドに似ているのが名前の由来と思いきや、アイヌ語由来だそうです。
(トド松くんの木材サンプル)
以前、木の名前の有名人として樹木希林と山茶花究(さざんかきゅう)をご紹介しましたが、鳥では誰がいるだろうと考えたら石川啄木が思い浮かびました。本人は「啄木鳥(キツツキ)が木をつつく音を聞いて名づけた」とエッセイに書いているそうです。
啄木は岩手県の山村出身なので、その音の主はひょっとしたらクマゲラかも知れません(普通に考えればアカゲラかな?)。
もう一人、「おそ松くん」よりもっと懐かしい名前が浮かびました。小鳩くるみ。若い人はご存知ないでしょうが、50年前のアイドルです。
妹が購読していた少女雑誌の表紙でよく見ました。松島トモ子の陰に隠れた存在でしたが、私は小鳩くるみの方が好きでした。
(小鳩くるみ、じゃなくてオニグルミの葉)
しかも、姓は鳥、名は樹木。ご本人の顔はもう忘れましたが、当ブログにぴったりの名前ですね~。
懐かしい「おそ松くん」のサイトはこちら。
全員に「松」がつく六つ子の物語ですが、その名前、覚えてますか? おそ松、一松、カラ松、チョロ松、十四松、トド松の6人。
このうち実在する松はカラマツとトドマツ。ジュウシマツは鳥ですが、野鳥ではなく、江戸時代にインドから輸入した小鳥を人工的に作り変えた家禽だそうです。
(カラ松くんの幹)
カラマツは日本固有種で自生地は東北と信州。日本唯一の落葉する針葉樹です。文学派は北原白秋の詩「落葉松(からまつ)」を思い浮かべるでしょう。
からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。たびゆくはさびしかりけり。
(カラ松くんの葉。秋には落葉します)
トドマツは北海道に自生するマツ科モミ属。樹皮が海獣のトドに似ているのが名前の由来と思いきや、アイヌ語由来だそうです。
(トド松くんの木材サンプル)
以前、木の名前の有名人として樹木希林と山茶花究(さざんかきゅう)をご紹介しましたが、鳥では誰がいるだろうと考えたら石川啄木が思い浮かびました。本人は「啄木鳥(キツツキ)が木をつつく音を聞いて名づけた」とエッセイに書いているそうです。
啄木は岩手県の山村出身なので、その音の主はひょっとしたらクマゲラかも知れません(普通に考えればアカゲラかな?)。
もう一人、「おそ松くん」よりもっと懐かしい名前が浮かびました。小鳩くるみ。若い人はご存知ないでしょうが、50年前のアイドルです。
妹が購読していた少女雑誌の表紙でよく見ました。松島トモ子の陰に隠れた存在でしたが、私は小鳩くるみの方が好きでした。
(小鳩くるみ、じゃなくてオニグルミの葉)
しかも、姓は鳥、名は樹木。ご本人の顔はもう忘れましたが、当ブログにぴったりの名前ですね~。
懐かしい「おそ松くん」のサイトはこちら。
私は昔、「宮沢賢治はクマゲラを見たのだろうか、気づいていたのか?」
ということを調べたいと思ったのですが、どうやって調べていいか分からず、
空想(妄想!?)だけで簡単に挫折しました(笑)。
その代わりといってはなんですが、洋楽でタイトルに
鳥が出てくる曲をリストアップしています。
具体的な種名にこだわらなければ意外とたくさんあります。
タイトルに、としたのは、歌詞だとすべてカバーできないからです。
洋楽の鳥ネタ、またアップしてくださいね。
小鳩くるみ・・・うっすらと覚えています。私は歌のお姉さんみたいに記憶してます。
ネットで調べてみたらおもしろいことを見つけましたよ。
小鳩くるみさんの本名は「鷲津 名都江=わしずなつえ」といって、苗字に「ワシ」が付く鳥関係のお名前でした。鷲と小鳩じゃイメージがかなり違いますね・・・(笑)
そうですか、本名も鳥の名前でしたか。
私は「おそ松くん」に出てくるハタ坊が好きでした。懐かしいですね。
作者は植物に詳しいようですね。
情報ありがとうございました。この話でまた記事が書けるかも…。