南信州ツアーでは鳥がなかなか現れないので、樹木の葉を写して暇をつぶしていました。どういう訳か、変わった形の葉っぱを多く見かけました。
まずは、フサザクラ。下の写真は先端が長くて漫画の吹き出しみたいな形です。このほか、葉先が5~7つに分裂しているタイプもあります。

京都でも鞍馬の貴船川ぞいにたくさん生えています。名前は「房桜」ですが、サクラの仲間ではなくフサザクラ科フサザクラ属。日本にはこの1種のみ自生します。
別名「タニグワ」。クワの葉は最も変形が激しく多様なので、「谷筋に生える桑」と命名されたのだと思います。
次は、ダンコウバイ。この葉も変形の幅があって、写真の葉は先割れスプーンみたいな形ですが、先割れせず普通にハートの形をした葉もあります。

漢字で書くと「檀香梅」。と言ってもウメの仲間ではなく、クスノキ科クロモジ属。クスノキ科の樹木はいい香りがしますが、このダンコウバイの材もクロモジのような香りがあって爪楊枝に使われます。
この「檀香梅」という名前は本来はロウバイの一品種の名前でしたが、明治時代にある人がこの木に転用して以来、広まったそうです。
次はケヤマハンノキ。形はそれほど変わっていませんが、関西では見かけないハンノキ属です。
葉の縁のギザギザを「鋸歯(きょし)」と言いますが、この葉のように小さなギザギザがさらに大きなギザギザを形づくっている場合は「重鋸歯」と言います。

重鋸歯の葉は他にもありますが、これほどはっきり「じゅ~きょし!」と主張している葉は少ないです。
珍しい葉っぱを追いかけながら、「珍しい鳥が出ないかな~」と期待しましたが、普通の鳥ばかりでした。
まずは、フサザクラ。下の写真は先端が長くて漫画の吹き出しみたいな形です。このほか、葉先が5~7つに分裂しているタイプもあります。

京都でも鞍馬の貴船川ぞいにたくさん生えています。名前は「房桜」ですが、サクラの仲間ではなくフサザクラ科フサザクラ属。日本にはこの1種のみ自生します。
別名「タニグワ」。クワの葉は最も変形が激しく多様なので、「谷筋に生える桑」と命名されたのだと思います。
次は、ダンコウバイ。この葉も変形の幅があって、写真の葉は先割れスプーンみたいな形ですが、先割れせず普通にハートの形をした葉もあります。

漢字で書くと「檀香梅」。と言ってもウメの仲間ではなく、クスノキ科クロモジ属。クスノキ科の樹木はいい香りがしますが、このダンコウバイの材もクロモジのような香りがあって爪楊枝に使われます。
この「檀香梅」という名前は本来はロウバイの一品種の名前でしたが、明治時代にある人がこの木に転用して以来、広まったそうです。
次はケヤマハンノキ。形はそれほど変わっていませんが、関西では見かけないハンノキ属です。
葉の縁のギザギザを「鋸歯(きょし)」と言いますが、この葉のように小さなギザギザがさらに大きなギザギザを形づくっている場合は「重鋸歯」と言います。

重鋸歯の葉は他にもありますが、これほどはっきり「じゅ~きょし!」と主張している葉は少ないです。
珍しい葉っぱを追いかけながら、「珍しい鳥が出ないかな~」と期待しましたが、普通の鳥ばかりでした。
なるほど、ケヤマハンノキは地元では少ないのですね。
こちらは山に普通にあります、多い上位10種に入るかな、くらいです。
Fenderの主要なギター材の"alder"がこれの近縁種と知ってから俄然大好きな木になりました(笑)。
他の2つはこちらにはありません、面白いですね。
こちらで見かけるハンノキはヤシャブシが多いですね。
やはりギタバさんはギターがらみになるわけですね(笑)。
フサザクラだけでなく、ダンコウバイはこちらでも時々見かけます。