2007年も残り1ヶ月、だんだん寒くなってきました。
ちょうど1年前の年末、京都の観光名所・嵐山の渡月橋で、凍結のために車がスリップして木製の欄干を突き破り、川に転落するという事故がありました。幸い、車に乗っていた3人の若者は軽症で済んだそうです。
2ヶ月ほど前、久しぶりに嵐山に行った折、その部分の写真を撮ってきました。手前が事故前の欄干、向こう側の汚れていない部分が事故後に補修された欄干です。
橋に使われる木材は、橋脚にケヤキ、欄干や橋板にヒノキが一般的。どちらも強度の高い木です。
渡月橋の欄干もヒノキですが、突然のことで補修用の材料の入手が難しかったそうです。ところが、奈良の料亭が庭園の橋に使う予定で確保していたヒノキを融通してくれたので、何とか早く補修できたらしいです。
(嵐山の観光客で賑わう渡月橋。事故と反対側の欄干)
うちの近くにある宇治橋の欄干もヒノキ。この橋には「三の間」という出っ張りがあります。3つめの橋脚にあるのでこう呼ばれています。秀吉がここから汲んだ水を毎日伏見城に運ばせて、お茶に使ったと言われていて、現在も10月上旬の献茶式の際には三の間から宇治川の水を汲み上げます。
(宇治橋の三の間)
渡月橋や宇治橋のように、橋脚はコンクリート製でも欄干は昔と同じように木製という橋は日本全国にあります。冬は橋の凍結に注意してくださいね。いくらヒノキが強いと言っても、車が衝突したら折れますから。
ちょうど1年前の年末、京都の観光名所・嵐山の渡月橋で、凍結のために車がスリップして木製の欄干を突き破り、川に転落するという事故がありました。幸い、車に乗っていた3人の若者は軽症で済んだそうです。
2ヶ月ほど前、久しぶりに嵐山に行った折、その部分の写真を撮ってきました。手前が事故前の欄干、向こう側の汚れていない部分が事故後に補修された欄干です。
橋に使われる木材は、橋脚にケヤキ、欄干や橋板にヒノキが一般的。どちらも強度の高い木です。
渡月橋の欄干もヒノキですが、突然のことで補修用の材料の入手が難しかったそうです。ところが、奈良の料亭が庭園の橋に使う予定で確保していたヒノキを融通してくれたので、何とか早く補修できたらしいです。
(嵐山の観光客で賑わう渡月橋。事故と反対側の欄干)
うちの近くにある宇治橋の欄干もヒノキ。この橋には「三の間」という出っ張りがあります。3つめの橋脚にあるのでこう呼ばれています。秀吉がここから汲んだ水を毎日伏見城に運ばせて、お茶に使ったと言われていて、現在も10月上旬の献茶式の際には三の間から宇治川の水を汲み上げます。
(宇治橋の三の間)
渡月橋や宇治橋のように、橋脚はコンクリート製でも欄干は昔と同じように木製という橋は日本全国にあります。冬は橋の凍結に注意してくださいね。いくらヒノキが強いと言っても、車が衝突したら折れますから。
三条大橋の石の橋桁のことは知りませんでした。さっきネットで調べたら、広重が京都に行かずに三条大橋の絵を描いたことの証拠になっているんですね。面白い話ですね。勉強になりました。
屋根のようなものはどういう意味があるんでしょうね。三の間だけでなく、渡月橋にも全面に屋根状のものがつけてありますね。素人の推測ですが、雨が橋脚や橋板にかからないようにしてあるのでは?
読んでいろいろ勉強になりました。
きちんと追跡取材しておられるのはさすがですね!
材を融通してくれたというのも木を大切にする人の心が
つながったようないい話ですね。
車で渡る時には、みんなが木を大切にする心を持って
少しゆっくり渡るようになればいいなと思いました。
そういえば、ケヤキもヒノキもない(あるにはありますが)北海道は
では木の橋はどうしているのかがまた気になってきました・・・
この渡月橋の取材の後、嵐山の奥にある「落柿舎」の柿を取材したのですが、その記事は去年すでにアップしていました。
自分でも記憶が定かでないほどたくさん記事を書いてきたということなのか、単に記憶力が低下したのか?
ギタバさんもものすごい量のブログをアップされていますが、過去の記事とダブったりしませんか?
もっとも、同じ花を毎年上げるなどはありますし、その際に
意図的に同じ話を書いたりはします。
鳥も、記事が多い鳥であればそういうこともあります。
でも最近いちばん困るのが、記事では取り上げてないけど、
書き込みで取り上げた逸話、もしくは人に話したりメールで書いたりした
でもBLOGの記事にはしてたっけ、してなかったっけ・・・
ということが結構あるようになったことです(笑)。
いや、これは単に年のせいかな? 40年前のビートルズの歌詞は覚えているのに、おととい食べたごはんのメニューが思い出せない。いよいよ、危ないな~。
そのうち、同じ記事をアップするかも知れません。そのときは、「ダブってますよ」と書き込んでくださいね。