この時期、時間ができると、近くの干拓地でシギ・チドリを探すか、タカの渡りを見に行くか、どちらかですが、最近は干拓地の鳥が寂しいので、日曜日はタカ見に出かけました。
前日、信州のポイントでたくさん飛んだので、「今日はギャラリーが多いだろうな」と予想していましたが、現地に着くと先客は4名のみ。しかも、2名は栃の森のメンバー、あとの2名もよく知っている熱心なホークウオッチャー。気心の知れた仲間なので、リラックスして、楽しく過ごせました。
いつもどおり、双眼鏡、スコープ、カメラ、三脚2台を持参。双眼鏡で探して、鳥影があればスコープで確認し、近くを飛ぶタカはカメラで撮影しました。
タカが羽ばたきもせず、大空を旋回したり、気流に乗って流れていく様子を眺めていると「鷹揚(おうよう)」という言葉が浮かんできます。
以前にも一度書きましたが、意味は「鷹が空を飛ぶように、大らかで威厳があるさま」。「揚」という文字から判断すると、タカが上昇気流を利用して空高く舞い揚がる姿を表現した言葉のようです。
ところが、本家本元の中国では微妙にニュアンスが違って、「力強い、勢いが盛ん」という意味で使われるそうです。猛禽類の強さを表現しているのでしょう。
しかし、タカが渡っていく姿を見ていると、「強さ」よりも「大らかさ」や「威厳」を感じます。多くの人がタカの渡りにハマる理由もそこにあるのではないでしょうか。日本人と中国人の感性の違いかもしれません。
私自身は熱心なホークウオッチャーではありませんが、特にハチクマやノスリの飛び方を見ていると、「鷹揚」の魅力が実感できます。
前日、信州のポイントでたくさん飛んだので、「今日はギャラリーが多いだろうな」と予想していましたが、現地に着くと先客は4名のみ。しかも、2名は栃の森のメンバー、あとの2名もよく知っている熱心なホークウオッチャー。気心の知れた仲間なので、リラックスして、楽しく過ごせました。
いつもどおり、双眼鏡、スコープ、カメラ、三脚2台を持参。双眼鏡で探して、鳥影があればスコープで確認し、近くを飛ぶタカはカメラで撮影しました。
タカが羽ばたきもせず、大空を旋回したり、気流に乗って流れていく様子を眺めていると「鷹揚(おうよう)」という言葉が浮かんできます。
以前にも一度書きましたが、意味は「鷹が空を飛ぶように、大らかで威厳があるさま」。「揚」という文字から判断すると、タカが上昇気流を利用して空高く舞い揚がる姿を表現した言葉のようです。
ところが、本家本元の中国では微妙にニュアンスが違って、「力強い、勢いが盛ん」という意味で使われるそうです。猛禽類の強さを表現しているのでしょう。
しかし、タカが渡っていく姿を見ていると、「強さ」よりも「大らかさ」や「威厳」を感じます。多くの人がタカの渡りにハマる理由もそこにあるのではないでしょうか。日本人と中国人の感性の違いかもしれません。
私自身は熱心なホークウオッチャーではありませんが、特にハチクマやノスリの飛び方を見ていると、「鷹揚」の魅力が実感できます。
もうこの季節になりましたね。
私はまだ本格的なホークウォッチはしたことはないですが、毎年観察される方々の熱意は分かる気がします。
タカの場合は1羽でも見られると気持ちが昂りますよね。
この日以降、秋雨が多くて現地に行けていないのですが、今度の週末は雨が止みそうなので、また行こうと思っています。
青森県の竜飛岬はタカの渡りのポイントですが、北海道にはホークウオッチングのポイントがないのかもしれませんね。タカの渡りのルートから外れているということでしょうか。