写真はアンズのチョコレートケーキ。大阪で評判になっている「五感」というお店で買ってきました。ケーキ好きの妻が「今まで食べた中でこの店がNo.1」と言うので、最近よく利用しています。トッピングだけじゃなく、ケーキの中にも刻んだアンズが入っていて、とても美味しかったです。

このアンズ(杏)ですが、杏林(キョーリン)製薬という薬メーカーがありますし、杏林大学という医科大学(現在は4学部の総合大学)があります。アンズの林は医学に関係しているようです。
この「杏林」は中国の故事に由来します。その昔、中国に董奉(とうほう)という医師がいました。彼は患者を治療してもお金を受け取らず、その代わりに病気が治った人には杏の苗を植えてもらいました。
その杏が10万株もの林になると、今度はその実を売って穀物に換え、貧しい人々に配りました。以来、良心的な医者のことを「杏林」と呼ぶようになったそうです。アンズの苗ならいくらでも植えるので、こんな医者に治療してほしいものです。

(アンズの花。万博公園で3月末に撮影)
アンズは植物学的にはウメに近い樹で、アンズとウメとスモモが一つのグループに分類されています。中国原産ですが、平安時代にはすでに日本に渡来していたようで、当時は「唐桃(からもも)」と呼ばれていました。
昨年、妻の具合が悪くなったので、近くの医者に往診してもらいました。高級外車に乗って看護士と一緒に…と思っていたら、意外にもトヨタのスターレットで一人で来られました。私の車よりも小さく古いタイプです。それを見て、「この医者は信頼できるな」と思いました。
その後、薬を受け取りに病院に行きましたが、狭い待合室は患者さんでいっぱいでした。このあたりでは評判のいい医者のようです。わが町の杏林かな?

このアンズ(杏)ですが、杏林(キョーリン)製薬という薬メーカーがありますし、杏林大学という医科大学(現在は4学部の総合大学)があります。アンズの林は医学に関係しているようです。
この「杏林」は中国の故事に由来します。その昔、中国に董奉(とうほう)という医師がいました。彼は患者を治療してもお金を受け取らず、その代わりに病気が治った人には杏の苗を植えてもらいました。
その杏が10万株もの林になると、今度はその実を売って穀物に換え、貧しい人々に配りました。以来、良心的な医者のことを「杏林」と呼ぶようになったそうです。アンズの苗ならいくらでも植えるので、こんな医者に治療してほしいものです。

(アンズの花。万博公園で3月末に撮影)
アンズは植物学的にはウメに近い樹で、アンズとウメとスモモが一つのグループに分類されています。中国原産ですが、平安時代にはすでに日本に渡来していたようで、当時は「唐桃(からもも)」と呼ばれていました。
昨年、妻の具合が悪くなったので、近くの医者に往診してもらいました。高級外車に乗って看護士と一緒に…と思っていたら、意外にもトヨタのスターレットで一人で来られました。私の車よりも小さく古いタイプです。それを見て、「この医者は信頼できるな」と思いました。
その後、薬を受け取りに病院に行きましたが、狭い待合室は患者さんでいっぱいでした。このあたりでは評判のいい医者のようです。わが町の杏林かな?