ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

独特の雰囲気…蔵持ダム

2021-01-22 06:51:03 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡長南町蔵持(ちょうせいぐんちょうなんまちくらもち)にある一宮川(いちのみやがわ)水系の蔵持ダムにやってきました。アクセスの目安としてはアバイディング クラブ ゴルフソサエティの西側の道を進んで行くと良いでしょう。ただし、道は細いので要注意。

その道を行くと蔵持ダムの左岸に辿り着きます。貯水側の少し高いところから見るとこんな感じ。



ダムに近づいてみます。写真手前に見えるのは余水吐です。



その水路はこんな感じで、



水はあちらへ流れゆきます。



その水路を跨ぐ橋から貯水側を見るとこんな感じ。



別の角度から余水吐を見てみましょう。え?しつこいですか?



では、いよいよダム上を進んでみることにします。おや?右側に石碑がありますね。



近づいてみると「蔵持ダム竣工記念碑」と書かれています。これによれば、蔵持ダムが建造されるきっかけとなったのは長南町が農業構造改善事業の指定を受けたことでした。しかし同町は水源に乏しく、終始干ばつに悩まされていたため水源確保の運動が起こります。そして1967年10月、千葉県知事からダム建設の許可を得て1968年4月から工事に着手。1970年3月に完成したとあります。



記念碑の裏側にはダム事業の概要と諸元、そしてダム用地提供者の名前が記されています。



ダム上はフカフカの未舗装路で、中央付近から見た貯水側の様子はこんな感じ。



一方、下流側の景色です。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



蔵持ダムは特に見るところがあるというわけではありません。細く急な坂道を苦労して登ってきた割に「え? これ?」と思うかもしれません。でも、なんていうのかな…味があるんですよね。印象に残るんですよね。
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