ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

戦わないけど穴藤ダム

2019-07-16 09:02:50 | 新潟(ダム/堰堤)
穴藤(けっとう)ダムは新潟県中魚沼郡津南町にあります。1972年竣工だそうで。



おなじみの「水利使用標識」。中津川というと岐阜を思い浮かべてしまいますが、ここにもあるんですなぁ。



ダム上はクルマが通行可能。



近くで見ると迫力十分!



振り返るとこんな感じ。



管理所の裏には小さいながら慰霊碑が…。



少し離れたところから見ても貫禄十分です。

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ご丁寧な大谷内ダム

2019-07-15 08:44:52 | 新潟(ダム/堰堤)
新潟県中魚沼郡津南町にある大谷内ダムに来ました。1989年竣工のこのダム、通常のダムは細い山道を登って辿り着くパターンが多いのですが、畑地を横目に見ながら緩やかな坂を登ってたら到着するという感じです。

まあ、でもいつものように立ちふさがるものが…。







北陸農政局という何だかお堅い響きの役所が管理しています。ここから先は入場できませんという看板ですが、その文面に丁寧さを感じます。「恐縮ですが…」なんて書かれちゃあ、「はい、わかりました」ってなりますよ。実に感じが良いです。



照明灯が傾いちゃってますよ…。なんとかしてね。

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一茶に想いを馳せる

2019-07-14 09:19:03 | ドライブ関連
上水内郡信濃町の国道18号を流していた時のこと。国道沿いの民家が気になりました。近寄って見ると小林一茶(1763-1827)の有名な俳句

「痩せがえる まけるな一茶 是にあり」(1816)



あぁ、この地は一茶が生まれ、晩年に過ごした場所。最晩年の文政10年、この地を大火が襲い、焼け残ったこの土蔵で余生を過ごします。この土蔵は先ほどの民家の裏にあります。



土蔵の前に何やら説明の書かれたプレートがありますが、撮影しようとすると光ってほとんど読めません。とほほ。



ならば、少し離れたところにある「一茶記念館」へ向かってみることに。

まずはこんな建物がお出迎え。



記念館はその横にあります。





近くにはこんな句碑も。



一茶は52歳で結婚しますが、生涯に3人の妻を迎えました。驚きなのは3人とも今でいう年の差婚だったこと。28歳、38歳、32歳。

最初の妻(菊)との間には三男一女が生まれましたが、全員2歳になる頃には亡くなってしまいます。菊が37歳で亡くなったのち、次に迎えた飯山藩士の娘(雪)とは1824年6月に再婚しますが、同年8月には離婚。

そして1826年8月に3度目の結婚。その相手(やを)には2歳になる連れ子(倉吉)がいましたが、この時、一茶は64歳! そして翌年一茶は亡くなるのですが、没後女児(やた)が生まれます(やたは47歳まで生きました)。

ふと見かけた景色から今回は色々なことを学びました。
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頼むぜ!トヤ沢砂防堰堤

2019-07-13 08:52:42 | 新潟(ダム/堰堤)
新潟県中魚沼郡津南町のトヤ沢砂防堰堤に来ました。ここは越後鹿渡(えちごしかわたり)駅から十日町へ向かう国道353号沿いにあります。参照記事では鋼製セル式堰堤ということでユニークな形が見たくて訪れましたが、予想通りと言うべきか深夜では見えず。





リンク先にもありますが、これは2011年3月12日に起きた長野県北部地震の土石流の対策として作られたものだそうです。災害から我々を守るための堰堤、これからも良い仕事をしてくださいね!


(2019年9月9日 追記)

写真の黒茶色した円筒状のものが記事にある「鋼製セル式堰堤」です。これが見たかったので再訪しました。



国道353号を挟んだ反対側の様子です。



なかなか壮大な規模の堰堤になっています。昼間に見るとホント、すごい。
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ルビが優しい城山ダム

2019-07-12 08:21:20 | 神奈川(ダム/堰堤)
4ヶ月ぶりに東京の「元美女」たちから「上京せよ!」との命令。従順なワシはホイホイとその命令に従いました。4時間にわたる宴も無事終わり、せっかく上京したのだからと帰りに津久井湖にある城山ダムに立ち寄りました。

到着です。



ダム上にかかる橋は城山大橋と言います。



この橋は国道413号でもあり、深夜ながら交通量はまぁまぁあります。写真中央の緑色のように輝く部分のところがこのダムの本当のダム上。



内容はよくわかりませんが、とりあえず看板。



水利使用標識は、もうお馴染みですね。



ルビの振り方に注目!(写真をクリックすると拡大します)



ルビは本来難しい漢字に「かな」を付けることで読み方を示すものですが、ここでは子供にもわかるような「内容」に変えているのが面白いですね。例えば、

●下記図 → したのずめん
●水域 → みずのなか
●立入禁止水域 → みずにはいってはいけないところ

いや〜、よく考えていると思います。担当者、グッジョブ!
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こんなところに「ふるさと」が…

2019-07-11 08:47:49 | ドライブ関連
前回の大池から中野市街方面へ坂を下りてきたら「高野辰之記念館はこっちにあるよ」という看板を発見。高野辰之(1876-1947)は唱歌《ふるさと》《もみじ》《朧月夜》《春の小川》などの作詞者として知られる国文学者。せっかく近くまで来たので行ってみました。



ほぅ、記念館は旧永田小学校の跡地なんですね。



案内図です。このあたりは見るところが色々ありそうです。

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看板だけが懐かしい…大池

2019-07-10 09:19:34 | 長野(ダム/堰堤)
斑尾(まだらお)高原はスキー場で知られますが、そこへ行く途中に大池があります(中野市永江)。大池の水は斑川(まだらがわ)となって、やがて千曲川へ合流します。

というわけで、その大池に行ってみました。昼間は知りませんが、深夜には何も見るものがありません。ダム上も草が生い茂っており、通行も不可。



またまたお会いしました、この看板。

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昼間なら見えるかも…駒場ダム

2019-07-09 09:36:28 | 長野(ダム/堰堤)
三穂ダムの上流には駒場ダムがあります。ここへ行くには国道153号を西進し、途中で国道256号方面に進んでください。昼神温泉を過ぎたところで中央道の園原インター方面(県道89号)に行くと駒場ダムはすぐにあります。

アクセスは容易ですが、管理所前までクルマは行けません。



仕方ないので、歩いて近づきます。でも、やっぱりそこまで。



お約束の「水利使用標識」



少し高台からダムが見える場所を探しましたが、やっぱりダメ。チ〜ン。



日中なら見える場所があったかもしれません。
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ちょこんと…三穂ダム

2019-07-08 09:14:14 | 長野(ダム/堰堤)
阿智村は岐阜県に接する下伊那地域の村。そこを流れるのが阿智川。国道153号から少し外れたところにあるのが三穂ダムです。ただ、深夜にここにアクセスするのは意外に難しいかもしれません。寺の脇道のような小道を進んで行ったところにあるからです。

やっと到着です。





建物(発電施設?)の脇に通路らしきものがあります。行ってみましょう。



小規模なダムといった感じです。





言うまでもありませんが、深夜だと真っ暗で何も見えません。行かれる方はご注意ください(そんな時間には行かないか…)。
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見落としがちな矢筈砂防堰堤

2019-07-07 09:36:43 | 長野(ダム/堰堤)
豊丘村の南に隣接するのが喬木村(たかぎむら)。今回はその喬木村にある矢筈(やはず)砂防堰堤に行きました。近くには矢筈公園キャンプ場や矢筈トンネルがあり、道幅は比較的ゆったりしているのでアクセスは容易。

ダム上です。看板らしきものがありますね。なんでしょうか。



完全に錆びちゃってて解読不能。



このダムから流れる川の名前は小川川(おがわがわ)ですが、ダムの上流側からの景色はこんな感じ。



一方、下流側はこんな感じ。



特にダムを表示する看板はないので、特に深夜に行かれる際には見過ごさぬよう!(フツー、行かんわな。そんな時間に)
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関所の先の日向山砂防ダム

2019-07-06 09:07:26 | 長野(ダム/堰堤)
今回は下伊那郡豊丘村にある日向山砂防ダムに向かっています。虻川に沿っている道を進んで行くと…ゲートが。





動物の侵入を防ぐための対策のようです。それはまあいいんですが、驚きなのは「豊丘村 No.100」…。一体この村のゲートはいくつあるんでしょうね。まるで無人の関所です。

到着しました。このあたりは砂防指定地域なんですね。



ちょい上流側から見ると、



ダム上あたりは、こんな感じ。よくある光景です。



調子に乗ってダム上を歩き、振り返って撮ってみました。特に意味はありません。



来た道を戻れば先ほどのゲート。ええ、ちゃんと手動で開けて閉めましたよ。

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伊那部宿と旧井澤家住宅

2019-07-05 09:47:31 | ドライブ関連
伊那市にある春日公園。でも、この丸太を組み合わせたようなモニュメントの形、どこかで見ましたね。あぁ、美和湖とか美鈴湖で見たものととてもよく似ています。同じ業者が作ったんでしょうか。



この近くはかつて「伊那部宿」と呼ばれ、1591年の太閤検地帳には既にその存在が確認されています。



近づいて読んでみましょう。



さらに、旧井澤家住宅というものもあります。誰やねんと思ったのでサイト先を読んでみました。代々造り酒屋を営む豪農だそうで。



館内はこのようになっております…という説明。



門のところからコッソリ覗くと、お屋敷の玄関が。



クルマで走っていると、いろいろ勉強になります。
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姫川第二ダムへ来てみたら…

2019-07-04 08:24:02 | ドライブ関連
北安曇郡白馬村にある姫川第二ダムに来ました。細い道に面した管理所です。





管理所脇の細い道はこの橋につながります。ダムはこの橋の向かって右側に橋と並行するように鎮座。



管理所脇の通路を通り、緩やかなスロープを上ったところから振り返るとこんな景色。写真の背後がダム上にあたります。でも行けるのはここまで。



おなじみの「水利使用標識」



不可解なのは、これ。



管理所の同じ敷地内にあるのに、こちらは「姫川ダム管理所」となっています。あれ? 「第二」でしょ、ここ?一体どういうこと? 「第二」があるのなら「第一」はどこにある?

このダムを取り上げている他のブロガーが皆抱く疑問のようです。これについて説明しているサイトは見当たりません。ならば近いうちにダムを管理している中部電力へ問い合わせをしようと思います。返答については後日アップする予定の「姫川第三ダム」の記事の中に載せる、いや載せたい、いや載せられるといいな、いや載せられるだろうか…。

中部電力の回答を待ちたいところです。お楽しみに!
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さすがに国有林には…

2019-07-03 09:03:18 | 長野(ダム/堰堤)
王滝川ダムの上流には三浦ダムが控えているハズ。ここはひとつクリアしちゃろ…ってな勢いで王滝川沿いの道を進んでいきました。ところが…ん?



なになになに、ここから先は進めぬとな!



なんと、ここからは国有林の専用林道らしい。



さすがに「こっそり」行くわけにはいきません。三浦ダムへのアクセスは別のルートもありますが、どうやらこちらはクルマで行くには厳しそう。ということで三浦ダムへのチャレンジはこれにて終了。

でもそれではご覧になっている皆さんに申し訳ない。そこで途中にあった滝越発電所へ行ってみることにしました。

到着です。

ここに何か楽しいものがあるわけじゃありません。単なる発電所です。これでなんとかご勘弁を!







たぶん、これで長野県における木曽川水系のダムは全て制覇したと思います。実は大桑村にある伊奈川ダムが残っているのですが、現時点ではダムへの道路は通行止で復旧の見込みは立っていません。道路開通の暁にはまたチャレンジしようと思います。
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フェンス越しの王滝川ダム

2019-07-02 04:35:00 | 長野(ダム/堰堤)
今年2月、まさかの進入禁止で泣く泣く引き返した王滝川のダム巡り(参考記事)。もうこの時期なら大丈夫だろうと決断し、突撃しました。

幸いにも禁止の看板は撤去されており、まずは目的地である王滝川ダムへ到着。





ところが周囲をフェンスで阻まれ、おなじみの「水利使用標識」も塀の中。



ダムが見たい…。ただその想いだけでフェンスの外からダムが見える場所を探します。こんな深夜にワシは一体何をしてんねん!

すると、土手の急斜面を少し登ったところからダム上らしきものが見えました。



一連の行動、やっぱり怪しいな。我ながらそう思います。
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