月曜日、所用で長野県の諏訪に行く。雪はあまりなかったが、とにかく寒い。夜にはマイナス10度(!)こんな気温なので諏訪湖は当然全面結氷。
でも氷上に乗るのは禁じられている。禁止のマークが写真にある赤い旗だ。これが撤去されたら胸を張って氷の上に乗ることができる。ただ、その可能性は現段階では低い。なぜならまだ氷の厚さが十分でないから。もっと寒くならないと氷上遊びは許可されない。
ところがなかなか許可が下りない理由が別にある。それはこの湖に特有の「ガス穴」というものがあるから。諏訪湖の中には「ガス穴」と呼ばれるものが点在する。ガス穴とはいうが、実際にそこから毒ガスが出ているわけじゃない。実は湖底のあちこちに温泉の出る穴があり、その真上は水温が高いのでなかなか凍らない。そのためほかの場所が凍ってもそこだけ穴の開いた状態になる。ガスのように見えるのは実は湯気であり、毒性はまずない。
毒性がないといっても油断は禁物。なぜなら全面結氷した年にはたいがい子供がその穴に落ちて命を落とすから。見た目に全面結氷していると、ついその上に乗りたくなる。特に子供はそうだ。で、調子に乗って氷上で滑って遊んでいるうち、うっかりガス穴に落ちてしまうのである。
滑り込んでの落下なので水中から浮き上がった時、頭上に穴はない。あるのは厚い氷のみ。すると子供でなくてもパニックに陥る。そして低い水温も手伝って、やがて落命することに…。
行政が氷上可能の許可をなかなか出さないのはそういうことなのだ。
でも氷上に乗るのは禁じられている。禁止のマークが写真にある赤い旗だ。これが撤去されたら胸を張って氷の上に乗ることができる。ただ、その可能性は現段階では低い。なぜならまだ氷の厚さが十分でないから。もっと寒くならないと氷上遊びは許可されない。
ところがなかなか許可が下りない理由が別にある。それはこの湖に特有の「ガス穴」というものがあるから。諏訪湖の中には「ガス穴」と呼ばれるものが点在する。ガス穴とはいうが、実際にそこから毒ガスが出ているわけじゃない。実は湖底のあちこちに温泉の出る穴があり、その真上は水温が高いのでなかなか凍らない。そのためほかの場所が凍ってもそこだけ穴の開いた状態になる。ガスのように見えるのは実は湯気であり、毒性はまずない。
毒性がないといっても油断は禁物。なぜなら全面結氷した年にはたいがい子供がその穴に落ちて命を落とすから。見た目に全面結氷していると、ついその上に乗りたくなる。特に子供はそうだ。で、調子に乗って氷上で滑って遊んでいるうち、うっかりガス穴に落ちてしまうのである。
滑り込んでの落下なので水中から浮き上がった時、頭上に穴はない。あるのは厚い氷のみ。すると子供でなくてもパニックに陥る。そして低い水温も手伝って、やがて落命することに…。
行政が氷上可能の許可をなかなか出さないのはそういうことなのだ。