ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

バカ笑いしてますか?

2005-10-23 05:00:04 | 脳みその日常
近年は、電子メールの普及により原稿依頼も電話を通さないようになった。そのため相手の編集者と会話することすらなくなっている。いや、場合によってはその相手と面識すらないこともある。でも、仕事に支障はないのでそのまま続いている。

かつては、担当者(編集者)としばしば酒を酌み交わし、「ついでに」仕事の話をしたりしたものだ。もちろん今でもそうしたスタンスの編集者はいるだろう。しかし、たまたまなのか知らないが、ワシに限って言えば、近年ではそういう人と出会っていない。明け方まで呑む回数が減ったという意味では健康的な関係になったともいえる。だが、「なんだかなあ…」という気分もないわけじゃない。

それにしても以前に比べ電話で話す時間が減ったのは事実。そのぶん電話代がかからないのは助かる。それは同時に喋らなくなっていることでもある。ひとり家で仕事をしているから、忙しい場合には何日も誰とも話さないこともある。これも考えてみれば異常だよな。

話さないというのは、言い換えれば顔面の筋肉運動が少ないことでもある。話す時にはもちろん脳みそを使うのだが、発音は口で行なう。だから、いくら文字で書いたところで口の筋肉は動いていない。当たり前のことだが、実際にはそうなのだ。

興味深い事実がある。あなたの知り合いで、普段から口数の少ない人を思い浮かべていただきたい。その人の顔はノッペリしてませんか? もちろん遺伝的なものはあるかもしれない。しかし口数の少ない人というのは、おしゃべりな人に比べ顔面の筋肉の使用量は明らかに少ないはず。顔面の筋肉が少ないのだからノッペリした顔になるのも当然なのだ。

人相学では頬の隆起している人はアクティブで積極的だという。考えてみれば不思議でもなんでもない。いつもおしゃべりしていたり、思いっきりゲラゲラ笑っている人って、頬の筋肉を存分に使っているもんね。それが日常的に行なわれれば、そりゃ頬も自然に発達してくるわさ。

ともかく、最近のワシは腹の底から本当に笑っていない。笑うことによって免疫力は高まるともいう。そうであるなら、今のワシは免疫力が著しく低下していてもおかしくない。にもかかわらず、その割に病気にならない。なんだろうな。

あー、たまには腹筋がケイレンするほど笑いたいものだ。
コメント