湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

講演会と言ってもいろいろ>サポセンの説明会に出ます

2006-01-20 04:56:10 | 引きこもり
 昨日は朝、松の実作業所の関根さんと電話でお話しすることが出来ました。精神の関係の農園を始められるとか。「ゆい」の荒井さんへの吉報。協同まち研は現行体制は4月発表を持って終わりますが、手直しして継続が確認されていますので、WG-2でお会いすることになります。関根さん、松の実会の皆さん、よろしくお願いします。

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 今日は茅ケ崎市市民活動推進補助金の説明会があります。主旨をもう少し絞る必要がありますが、27日参加者の同意が得られれば、実務者ネットのスタート支援金10万円に立候補してみようと思います。主に講演会活動資金です。

 今日は湘南子どもフォーラム懇談会の月例会。実務者ネット準備の話と、ストリングラフィのチケット&チラシを配布などです。産業振興課キャリアナビ・セミナーへの提案など今年度の基本線を確定する集まりになります。よろしかったら1/10(金)18:00~茅ケ崎サポセンですので、覗きに来てください。

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 昨日は県青少年センターの「ひきこもりの理解と援助」伊勢原市中央公民館講演と、国立情報研究所の市民講座「アフォーダンス」に参加してきた。

 両方とも期待はしていなかった。前者は伊勢原の巡回指導が入っていたことと、県青少年センターが企画しているイベントなのでお付き合いのつもりもあった。しかしひどかった。もと関連職っぽい白髪頭の多かったこと。

 参勤交代で婦女子は国許に残されたから(史実に反しています)核家族とか(民衆が参勤交代していたのでしょうか)、なんとも懐かしい山本七平訳イザヤベンダサンの日本人論から、長男以外は分家で追い出されたから大江戸800万都市に出てきて大家族制度は昔からなかったとか(農林水産業は長男の仕事?!)無茶苦茶。引きこもりの原因探求のひとつ核家族化論への批判にならない批判。黙って聴いている方も聴いている方。青少年の総犯罪数は減っているが青少年犯罪の凶悪化の傾向が出ていることとか、制の障害・スキゾイドというような解説が蔓延。引きこもりは犯罪者か犯罪者予備軍のような間接論法。後半10分になだれ込むように臨床例が語られ、それ以前は3年前に作ったTPを使って概論だらり。最近の注目すべき理論はとのQ&Aに日高六郎訳のフロムの「自由からの逃走」(私が高校時代創元社本を読んでいたような…)をあげるなど驚くことばかり。ミスキャストです。私が引きこもりたくなるような内容でした。名前はあえて申し上げませんが…。ただひとつ、価値多様化論は間違いで、多様化しているという言説が蔓延しているだけで価値は多様化していないという説は、ぽ
っきん金太郎飴の凸凹がちょっと違えば別物のような差異をカウントするかという意味で納得。感受性は全然多様化していないです。

 探せども話をしたかった知人の県青少年センターの方に会えず。同じ東大竹の用事があったから良かったものの、辛いものがある集まりでした。結局、話の最中、若者自立支援塾とサイコドラマのようなCLCA子ども能・狂言発表会の、配布されたチラシを眺めていたという具合。伊勢原方向の関係者との接点を求めに参加したのですが、その気になれませんでした。

 もうひとつは神保町で開かれた市民講座「アフォーダンス」。佐々木正人さんたちの話がでてくるかなと期待しつつ、もうひとつは肢体不自由児者の立位保持論が出てくるかと思いつつ参加。こちらはぴたり時間内に概論が終わり関連の話題も出て、Q&Aや講演後の質問も論点を得たものでした。情報学という、関心がちとはずれた切り口のなかで語られた話しでしたが、私にはTEACCHの環境との関係が気になっていて、話を聴いてもらう糸口が出来ました。チーム就労の喫茶の背後に仕掛けるバックグラウンドの仕掛けをあれこれ考えつつ、コミュニケーション促進がなしうるか夕食をやっつけながら考えていました。小さなヒントがかなりありました。

 月例会レジュメを作成して寝ます。「協同学習教材ヒント集」はひとつ、「喫茶構想の内容」話(懇談会会員制会議室)は今回は見合わせとさせてもらいます。

コメント
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