湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

事件後の家族を見守る地域サポートのことで

2006-01-07 05:40:59 | 引きこもり
 一昨日、茅ケ崎市障害福祉課に地域の支援関係者が集まり、家族の保護をどう行うか話し合い、当座の出発点が出来ました。まだ養護学校の担当者の方との調整がついていませんが、それぞれが動き出しています。

 横浜の自閉症児者親の会「やまびこ」の役員の方から丁重なメールをいただき、恐縮しています。極限の事件ではあるけれど、常に身近に起こりうることだけに、ずっしりと重いものがあります。

 親が一身に問題を抱え込んでしまうことの背後には、支援の隙間があります。勿論支援者の解決能力の限界もありますが、個別の抱える問題が重なり合う矛盾ゆえに、どことも手を結べないということも有ります。またそのことは他人では解決できないことという具合に家族にのしかかる問題も出てきます。

 それでもなお、話して欲しいし、その一角だけでも分かち合うことができたらと思うこともあります。この糸口からなにかが拡がってくることもあるからです。

 会合の後、私の勤務校の会議に出ていたのですが、オンラインメールで済むことを延々事務連絡している中身に飽きながら、心は闇をまさぐっていました。

 親戚の方と協力していくこと・当人の意思表明の風通しをよくすること・息子さんの心身のサポートなど考えますが成り行きに合わせてこちらも変化していく柔軟性を保たねばと思うのです。

 今日は来年度の私の勤務の予定を決めるレポートを出していました。どうやら同じ形態で働けるようですが、様々な活動のいくつかを切り捨てていかなくては、就労支援喫茶と実務者ネット等関連活動は支えきれないだろうという事になりました。資金のめどをたてることも大きな活動です。しかし、身近でこうしてひとの命が失われている現状です。やりぬかねばと、やはり力んでしまいます。

 必要があるのです。だから実現したい。セフティネットは必要なのです。

 昨日は、某病院(私の足の検査も兼ねていましたが)と、警察署・ある精神科医と会ってきました。精神科医の心配は、地域の偏見を越えて親身に話を聴いてくれる人がいるのかということ、少し時間が経ったときの心の空白の危険の話でした。

 ちょっとサポセンに立ち寄るのが憂鬱だったのですが、今日はストリングラフィ実行委のことや、通信新年号発刊のこともあり、昼間行って来ようと思っています。藤沢育成会とも周辺の喫茶活動の危機の話を含め、時間が取れたら話し合います。

 夜が製菓スクーリングなので、書き込みはまたこの時間帯になると思います。

 関係者の方々、この記事を読んでいらしたら、午後携帯にご連絡ください。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする