2012/02/14 記
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昨日の低調に終わった顔合わせの報告を書いている。「仮設カーシェアリング・共用車を湘南から」通信No.001を出す。もうひとつペットレスキューの通信が2/15版として定期発行する日なのだが、これを1週間発刊を遅らせることにした。
今日は、約束の物事がたまっていたので、タクシー会社や整備工場をまわることは出来なかった。相模大野校から大森に向かった。結構乗換えが面倒である。町田に出て、横浜線で東神奈川に出て、京浜東北線で大森に出る。
目的地は仲糀谷。「プシケおおた」の「こうじや生活支援センター(相談支援事業所・地域活動支援センターⅠ型)」だった。**子の現在通っている作業所をベースに置き、**子の狭い人間関係からの離脱要求を受けて、もうひとつの居場所作りを試みていた。**子の作業は午前中に終わる。午後の居場所と同世代の多い団体企画を利用することを求めて、フリースペースと夕食会を不定期に使って構わないという場所を**子に提供するためだった。
通所先を増やすとすると、加重が大きすぎた。またサービス利用にも資格的な問題も発生した。不定期に施設を利用する形ならばそれは可能だった。
障がいの関係で、遠方の外出は問題視された。不定期に夕食会や行事などに合流する形ならば、父親の店の車で送迎が可能な距離(大田区内)を探していた。
ここならば、馬込から大森までバス直通であるし、本数が少ないのが難ではあるが慣れれば何とかなった。
もう一箇所は「JR蒲田駅西口の飲食店街を工学院キャンパスを抜けた交番の隣の3Fに「かまた生活支援センター」があった。大森から蒲田に出る。しかしここは、父親が許さないだろうと思う。工学院に入る前までの繁華街が柄が悪いのだ。両方の施設職員さんと相談した。現在の作業所は知的の関係者が厚い。ところが今回の「プシケおおた」は精神の関係者が中心となる。集団の様子がちょっと違う。改めて**子と父親を交えて見学し、利用を勧めようと思う。
どこの施設も少し不便なところは、雨天時、通所者がガタ減りになる。そのおかげで、時間をかけて相談員さんと時間をかけて話すことができたのだった。どこも私と**子の関係を不可解に思うのだろう。
しかし、フリースペースとか、引きこもり青年の社会復帰活動という話は、一番伝わりやすい場でもあった。やはり鬱(うつ)の関係で利用されている方もいるようだ。自分もホームグラウンドに帰ったような気分で話すことが出来た。
大事なことは**子のQOLを上げることだ。そのことによって、選択肢が増える。自己実現を投げかける対象ができる。職員さんも柔らかく、施設の目的を熟知しているように思えた。問題は「通い」である。
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しかし「かまたセンター」からの帰り、軽く外食してから帰ろうとすると携帯が鳴った。専門端末用携帯に何回連絡を入れても応答しないからと苛立ちを露わに、JR相模原の塾長から連絡が入った。深酒君が無銭飲食で逮捕されたというのだ。ちょっと違和感が走った。かれはもともと異様に細かい。酒の勢いに飲まれても、所持金はいつもゆとりがあった。これはこれで問題なのだが、家庭が過剰な小遣いを渡しているからだった。
「何かおかしい。余計な事情が絡んでいるような気がする」と塾長に伝えた。さすがに、今から相模原に来いとはいわなかったが、私が帰宅後、食事の最中に塾長からまた電話がかかってきた。かつあげを隠すために仲間の店に引き込まれ、彼の連れが必至の思いで逃げ出して通報した。それを無銭飲食したからと店側が居直ったらしい。もともと社会人再出発のための進学を志した青年である。挫折しても完全に荒みきってはいない。警察も常習の店を知っている。かつあげ犯の捜査に切り替えて、彼は調書を取られた上で即刻釈放された。親御さん同伴で、塾長が彼を引き取ったが、こういう事例は毎年起きる。年度末に記録更新と塾長を労って(?)電話を切った。油の無い赤身肉の生姜焼きは、さめてかちかちになっていた。
帰りは、東海道線の通勤時間の混雑が嫌だから、大船まで根岸線で出て、大船で買い物をした。出直しのネジを巻かなくてはと、高値となった三ケ日みかんをながめていたら、値引きすると後から声がかかって、勢いで買ってしまった。風味が無い無駄な買い物だった。そういえば「くさったミカン、くさったリンゴ」論があったなとふと思いだすのだから、やはり悲しい。
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大船渡の仮設を歩くために、押さえねばならない地点を選び出している。運転手が見つからないときの準備だ。実態調査は基礎の基礎。だから、やってくる。
陸陰極
夜間傾聴:塾長(夜間傾聴にあらず)
橋本3君(仮名:本人、めずらしい)
(校正1回目済み)
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昨日の低調に終わった顔合わせの報告を書いている。「仮設カーシェアリング・共用車を湘南から」通信No.001を出す。もうひとつペットレスキューの通信が2/15版として定期発行する日なのだが、これを1週間発刊を遅らせることにした。
今日は、約束の物事がたまっていたので、タクシー会社や整備工場をまわることは出来なかった。相模大野校から大森に向かった。結構乗換えが面倒である。町田に出て、横浜線で東神奈川に出て、京浜東北線で大森に出る。
目的地は仲糀谷。「プシケおおた」の「こうじや生活支援センター(相談支援事業所・地域活動支援センターⅠ型)」だった。**子の現在通っている作業所をベースに置き、**子の狭い人間関係からの離脱要求を受けて、もうひとつの居場所作りを試みていた。**子の作業は午前中に終わる。午後の居場所と同世代の多い団体企画を利用することを求めて、フリースペースと夕食会を不定期に使って構わないという場所を**子に提供するためだった。
通所先を増やすとすると、加重が大きすぎた。またサービス利用にも資格的な問題も発生した。不定期に施設を利用する形ならばそれは可能だった。
障がいの関係で、遠方の外出は問題視された。不定期に夕食会や行事などに合流する形ならば、父親の店の車で送迎が可能な距離(大田区内)を探していた。
ここならば、馬込から大森までバス直通であるし、本数が少ないのが難ではあるが慣れれば何とかなった。
もう一箇所は「JR蒲田駅西口の飲食店街を工学院キャンパスを抜けた交番の隣の3Fに「かまた生活支援センター」があった。大森から蒲田に出る。しかしここは、父親が許さないだろうと思う。工学院に入る前までの繁華街が柄が悪いのだ。両方の施設職員さんと相談した。現在の作業所は知的の関係者が厚い。ところが今回の「プシケおおた」は精神の関係者が中心となる。集団の様子がちょっと違う。改めて**子と父親を交えて見学し、利用を勧めようと思う。
どこの施設も少し不便なところは、雨天時、通所者がガタ減りになる。そのおかげで、時間をかけて相談員さんと時間をかけて話すことができたのだった。どこも私と**子の関係を不可解に思うのだろう。
しかし、フリースペースとか、引きこもり青年の社会復帰活動という話は、一番伝わりやすい場でもあった。やはり鬱(うつ)の関係で利用されている方もいるようだ。自分もホームグラウンドに帰ったような気分で話すことが出来た。
大事なことは**子のQOLを上げることだ。そのことによって、選択肢が増える。自己実現を投げかける対象ができる。職員さんも柔らかく、施設の目的を熟知しているように思えた。問題は「通い」である。
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しかし「かまたセンター」からの帰り、軽く外食してから帰ろうとすると携帯が鳴った。専門端末用携帯に何回連絡を入れても応答しないからと苛立ちを露わに、JR相模原の塾長から連絡が入った。深酒君が無銭飲食で逮捕されたというのだ。ちょっと違和感が走った。かれはもともと異様に細かい。酒の勢いに飲まれても、所持金はいつもゆとりがあった。これはこれで問題なのだが、家庭が過剰な小遣いを渡しているからだった。
「何かおかしい。余計な事情が絡んでいるような気がする」と塾長に伝えた。さすがに、今から相模原に来いとはいわなかったが、私が帰宅後、食事の最中に塾長からまた電話がかかってきた。かつあげを隠すために仲間の店に引き込まれ、彼の連れが必至の思いで逃げ出して通報した。それを無銭飲食したからと店側が居直ったらしい。もともと社会人再出発のための進学を志した青年である。挫折しても完全に荒みきってはいない。警察も常習の店を知っている。かつあげ犯の捜査に切り替えて、彼は調書を取られた上で即刻釈放された。親御さん同伴で、塾長が彼を引き取ったが、こういう事例は毎年起きる。年度末に記録更新と塾長を労って(?)電話を切った。油の無い赤身肉の生姜焼きは、さめてかちかちになっていた。
帰りは、東海道線の通勤時間の混雑が嫌だから、大船まで根岸線で出て、大船で買い物をした。出直しのネジを巻かなくてはと、高値となった三ケ日みかんをながめていたら、値引きすると後から声がかかって、勢いで買ってしまった。風味が無い無駄な買い物だった。そういえば「くさったミカン、くさったリンゴ」論があったなとふと思いだすのだから、やはり悲しい。
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大船渡の仮設を歩くために、押さえねばならない地点を選び出している。運転手が見つからないときの準備だ。実態調査は基礎の基礎。だから、やってくる。
陸陰極
夜間傾聴:塾長(夜間傾聴にあらず)
橋本3君(仮名:本人、めずらしい)
(校正1回目済み)