湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

懇談会通信発刊、配布開始/認識のずれに立ち会いつつ

2006-08-22 06:39:21 | 引きこもり
懇談会通信ピックアップNo_017ができた。今回はシンプルな2面構成。9/9の連続講演会に間に合った。増刷分は今日、仕上げる。発行部数が700部に増えてきた。

昨日はひとの組織の嫌な面を見てしまった。実行力のある古株が、分担した新人の仕事を旧態の常識として流し去ってしまったことだ。私の仕事もまた捨てられたのだが、これは先方の技術的勘違い。しかし捨て去ることに変わりはない。事後確認以外、同意も何もないからだ。そういう組織に経験は育たない。

前の塾で教えた子から残暑見舞がてらの電話が入った。前の塾がつぶれたという。障がいを持った子が紹介をうけて、私の通信学習指導を受けている。それが止まったことがないから移転ではないかと思うが、やはり気になる。

自宅の本屋さんを受け継いで「おかみさん」をやっている子だが、やはりレジが難しくて嫌だという。最近のレジは操作性がよくなった。それなのに問題なのは、客がわずかな時間を待ってくれないことだ。それが重く、彼女にのしかかってくる。見かけがはっきりと身体的な障がいと見えるのではない心の障がいの場合、心ない行為が当人にかぶさってくる。

大笑いで昔話をした。彼女の魅力はどんなつらいことでも、すぎさったこととして、私に語ることだ。つきささった棘は、そんなに簡単に消し去ることが出来るはずがない。私を「思いやっている」のだ。その半面でその事実を分かち合おうとしている。その三文芝居が愛おしいのだ。

話に気を取られて夕食準備が大幅に遅れたが、お互い相手がおかずである。

-----

高校野球の決勝戦再試合、夏期講習を終えて茅ヶ崎サポセンに向かう途中、印刷用紙を購入するためにヤマダ電機に立ち寄った。エスカレーターをあがったところで、「わーく」編集部のОさんが大型ディスプレーの前でこぶしを握りしめていた。画面は決勝戦。私は地元意識のかたまりのような野球が好きになれないので、観戦している彼女を観戦していた。身体を揺らせながら現場にいるように応援している様をみていて思った。私が提案している知の実践は、このような「夢中」を引き出すことがあるだろうかと。はたして関心とか興味の差異に、情熱の橋渡しができるだろうかと。

「Оさん、こんちわ」
「あ!あ!なんで?」(いま、いいとこなのに…)
「じゃ、また」
「うん」

「わーく」は、会員制非公開エリアを設定することができた。SNS である。設計者と会うことができるNOTAの方に重点をおきたいのだが、重い。なんともフラッシュが重い。今日は横浜で引きこもりのご家族を労働プラザのカウンセリングを仲介する。かえりに紅葉坂の青少年プラザにたちより、リロードを紹介する。

帰りにNOTAサイトを運営している方に会う。ことは確実に動いている。茅ケ崎市の福祉計画実が昨日合って、何人かに話を回してもらった。少しずつ認識の輪は広がっている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 懇談会通信No.017今日印刷で... | トップ | 横浜労働プラザの相談仲介/... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

引きこもり」カテゴリの最新記事