湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/19 避難所・地域における急性期と治療支援&保健活動を切り出す(12)他

2015-08-20 06:09:35 | 地震津波災害ボランティア

2015/08/19 記
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急性期の医療・生活のケア・ボランティアは、養成されていた地元リーダーに、有志が結集して始まる。防災リーダーや、消防団などが、避難誘導や、傷病者の救護所・救急病院移送、被災者救助を中心に行う。この中で、ケア・ボランティアは、「救護所・避難所開設支援」、「市民トリアージ」、「避難所内配置誘導」、「身元確認」、「子ども一時預かり」、「備蓄食材等の割り振り」がある。

避難後も「避難所内配置調整」や「避難所環境整備」、「保健師活動の補佐」、「看護師による救急治療の補佐」の仕事が出てくる。要援護者は、まず「一般避難所」を経由して「福祉避難所」や「臨時福祉避難所(学校教室一時利用湯)」に移動するので、仲介を行う。

私がここで着目したいのは、避難所に被災者家族の一員であり、休校措置の中でひとりの青少年になったティーンズたちの存在だ。学校の構成員のひとりというより、被災者や地元の家族の一員としてボランティアを行いうる若者の存在だ。彼らは近所の土地勘を持っておりその特徴も活用して行く。

話を避難所に戻して、そこに起こる出来事の事例を見てみよう。

話は、前に登場した5人家族に再登場してもらう。母親はすべての家族の負傷・罹患の危機に立ち会っている。父親・娘・息子は入院し、目の前には祖母がおり、その看護・介護を抱えている。その祖母との避難所生活に出合った事例を次回みていく。

(つづく)

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NHKの「あの日 わたしは」の5分間3.11被災体験紹介シリーズ番組の2015/08/18放送「岩手県山田町・佐藤寿子さん」(薬剤師)は、3.11被災直後、薬局に来る被災者に、医師の処方箋なしでも、常用薬の提供に踏み切る姿が出てくる。被災下という特殊な状況下は、法の枠すら踏み外さねばならないような柔軟な対応が必要となる場面が出てくる。現場主義というかヒューマニズムに基づいた行為は、後日裁かれることもあるだろうが、臨機応変な対応が人を救うこともある。

こうした特殊な事例をも踏まえつつ、今後の話題を考えていこうと思う。

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後期夏期講習の準備。
明日、橋本の学習対話再開。


夜間傾聴>ひとり


(校正1回目済み)

 

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