湘南オンラインフレネ日誌

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8/12 病院医の盆休み/寿町夏祭りに野宿者招待提案は通るのか?

2010-08-17 09:49:08 | 引きこもり
2010/08/12 記
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昨日は母の受診日。北里東病院の神経内科まで、母に連れ添った。母は小田急線を使った藤沢経由の道を嫌がる。座れないし、相模大野から更にバスに乗るのが負担だというのだ。そんな関係で相模線を使う。茅ヶ崎は始発駅なので座れるし、二人連れなら、原当麻からタクシーを奮発しても高い買い物ではないというのだ。実際計算してみると、ひとり換算して片道380円高くなる。連れ添う側にとっても楽だが、小田急の車内で嘔吐騒ぎを考えれば1,500円/日は善しとすべきところだろう。

こんなせちがらい計算をしているにも関わらず、午後整形外科受診予約は、先方の都合で18日に勝手に変更されていた。経費節約のために2段重ねを依頼し、神経内科と整形外科双方の当日受診の予約を取っておいたものは、事務員の指令の形で一方的に変更させられ、通告は変更できないという。整形外科は初診を済ませ、検査の結果を聞くことになっていたが、神経系統の専門医に引き渡すための中継ぎの受診だった。病院では電子カルテが共有されているので、母の頚部・腰椎部のMRI画像は、神経内科でも既に使っていたから、この日の整形外科受診は大きな意味がなかった。直接専門医受診というわけにはいかないのかと、初診時、その医師に質問したが、一度診断をする必要が有ると断られていた。そこで決まった予約が、あっさり変更通告されていた。地元医でさえ予約変更は慎重だ。日程が「お盆休みかな」と神経内科で言われれば、腹も立つ。

それはそうと、神経内科では、平衡検査の結果を11日に聞くことになっていた。北里東病院では眼科外来がない。診断をするために眼科医がいるのだが、ここでも7月26日に受けた検査の結果が「お盆なので」出ていなかった。2週間以上前の検査結果である。結局MRI画像を使った2回目の説明があって、ここが怪しいので整形外科をという話の繰り返しを聞いて帰ってきた。次回は9月初め。検査で引き延ばされて3ヶ月を越そうとしている。まだ治療方針が立たない。どういう感覚をしているのかと腹立たしくもなる。自然に治ってしまうのを待っているみたいだと母が言い出している。血流をよくする薬を出すとのことで診察が終わろうとしたので、母の四肢のアザが出やすくなっていると母の腕を見せて、バファリン処方は続けていていいのかを質問。中止になった。北里東病院受診前に神奈川歯科大附横浜センターで、同一の医師にロキソニン処方の副作用を質問したとき、処方をやめた経過があり、今回もバファリンもやめておきましょうとなった。軽いなあと思う。改善薬なのだなとはっきりわかる。

母が気分替えの食事をしたいと言い出した。足元が酔っ払っているように安定していない。食べるといいつつ、いざ食事が出れば箸をつけただけで終わるなと予感がしたので、わざと原当麻経由で帰ろうと私は提案した。明日、私は墓参であり、帰りに父の入所する老健に立ち寄る。そのとき、菓子を差し入れるとの話があったので、茅ヶ崎駅ビルで買い物をしようと母を誘った。

母はそんなものいらないよとあっさり拒否。言い出したのは母である。まだ一日も経っていない。全く意外なという表情をされてしまった。医師といい母といい夏ボケではあるまいしと思った瞬間、玄関自動ドアにぶつかってしまった。まったく…厄日である。

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茅ヶ崎駅ビルの上階レストラン街は不況丸出しの閑古鳥が鳴いている。カツ重が食べたいという母の希望を、絶対に食べられないからだめだと遮った。常習犯なのである。全く手をつけず椀物をすすって終わりにするだけではなく、勿体無いから食べろとお鉢が回ってくる。私は糖尿病、とんでもないと母を叱って店を出ることが何回もあった。今回はカウンターパンチを用意していた。以前食べられなかったでしょう、「お百姓さんに謝りなさい」である。母は戦時中、子どもの頃、そういわれて育った。しかしあっさり切換されてしまった。「お前、いくつだい」である。

結局洋食をつついて食事を終えた。この日、18時半から湘南あすなろ会の定例会があった。路線バスを嫌がる母をタクシーに乗せて、私は茅ヶ崎図書館に向かった。本を読みにではなく、涼みにである。通り雨がありそうな曇り空であるが、こうしたことも想定して、JHC板橋会とクラブハウス関連の資料目録を仕上げるためにポメラを用意していた。テキスト入力専用機に何事かというと、iPHONEで検索し、結果をポメラで打ち込んでいくのだ。ノートPCは重い。母の付き添い時、持ち歩きたくなかった。しかし茅ヶ崎図書館も全く役にしない図書館だ。まだ辻堂図書館の方が、たまに関連情報にヒットする。配本担当者にセンスがないのだ。予算が少ないと担当者が以前説明していた。嘘である。辻堂・平塚には勘所を得た新刊が入っている。茅ヶ崎の新刊目録を見てみるといい。配本ポリシーが全く感じられない。読書人の配本ではないのだ。茅ヶ崎は某書店といい、書籍について後進圏である。

しかしポメラも石頭機である。メーラーだけでもいい、通信機能を付けて通信端末にしてくれれば、打ち込んだファイルを取り出しやすい。iPHONEともBluetoothで結んでくれると助かる。ポメラ後続機ではQRコードによるデータ取出しが可能になったが片通行である。

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図書館で間をつぶして、サポセンの湘南あすなろ会の定例会に向かう。

今回の定例会は、果たして許してもらえるか怪しい案件がかかっていた。14日の寿町夏祭り見学への参加者に、野宿者を招待する提案だった。茅ヶ崎<>石川町間の11枚つづりの回数券5,700円を買ってしまい、当日参加支援者会員のOさんと私は自腹で参加し、当事者2人以外に、3・4人の野宿者の往復の交通費を私が肩代わりして、祭りに招待するというものだった。拘束するのは出掛けの集合から現地まで。後は祭りを楽しんだら、配った回数券の断片を使って、自分の好きなときに帰ればよいというもの。どのみち真っ赤、赤字の企画であり、一見無駄遣いに見える。祭りをもっと前に伝え、酒代を貯蓄に回させ、1,140円を作らせろというお叱りも出そうな内容だった。しかしこれでは、実際に貯蓄するかどうかは難しいところだった。

あすなろ会は、支援活動後発活動である。ビッグイシュー販売活動から始まった活動で、当事者個々人への支援は踏み出したばかりで、支援者と当事者はまだ一部の方以外は、日常的な接点が出来ていなかった。この試みは、祭りに出かけるというところで、会話の場面を作り、当事者の方にも、日常に変化をつけてもらう試みだった。

プログラムちらし配布後、参加希望の当事者はたちまち集まり、定例会前に準備が整ってしまっている状態だった。

定例会では、私がメーリングリストで、事前に提案していないことに注意を受けたものの承諾してくださったばかりか、Oさんが進めているカンパから全額出資してくれることになった。こうして当日の参加者は支援者2名を含む合計9名に膨らんだ。経過は追って紹介する。


夜間傾聴:□□君(仮名)


(校正1回目済み)
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