湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

春日武彦氏の講演会は満席でした、が…/糖尿病患者の傷の治癒障害

2009-07-25 07:23:24 | 引きこもり
4ヶ月前の父の膝の傷が一度治ったはずなのに、また直径2cmほどの赤剥け状態となり膿み始めた。症状の進んだ糖尿病患者は傷の直りが非常に遅い。怖いことは、そこから雑菌が入って化膿し始めると、すぐに壊疽のようなひどい状態になりやすいということだ。足の親指先の水虫から壊疽になり、指のみならず膝下の切断になってしまう症状は、重症糖尿病の特徴でもある。

クラビット錠の残りがあるので、それを与えながら様子を見た。本人が痛がるのだが、以前のような周辺の腫れとむくみの症状は見えない。悪い方の足に出来た傷なので、父は伝え歩きをして階段上に現れるようになった。「医者に行く」と言い出して、ここ二日間押し問答を繰返している。

父は排便が困難になると、1階のトイレに入ろうとする。22日(水)のデイサービスからの帰り、階段を介助付きで登るとき、便意を訴えて父が強引に1階のトイレに突入しようとして、私が阻止。その場に階段介助ボランティア**氏の10分遅刻電話が入ったことで、間違いなく後から**氏が来ることがわかっていたので、ひとりで階段介助して父を2階の部屋に、トラブりながら父を押し上げた経過があった。普段のポータブルトイレで排泄をさせた。一度1階のトイレを使わせると、階段を降りてくる確率が急に上がるのが、介護から得た経験だったからだ。

その経過上に起きた問題なので、傷口周辺の肉が盛り上がって完治した傷が、外出したい為の理由付けに見えて仕方なかった。デイサービスの帰り、紙パンツ交換のとき、私は父の膝に新たな傷が無いことを確認していた。傷はそのあと付いたものだった。部屋の歩き回りは従来通りであるし、転倒して出来た傷を掻きむしったように見えてならなかった。

傷はかさぶたがとれたように赤剥けのクレーターの様にみえた。木曜日、母が眼科検査のため、東京まで早朝から出かけていた日、突然傷が出来て痛みを訴えだした。しかし、私が階段下に下りてしまうと、傷があるにも関わらず、階段上に向かう途中の通路で何回も転倒を繰り返した。歩行器のU字型の外側に身を置いて、片手の杖の代わりのように突いては、歩行器ごと転がるのだ。危うさを学習せず、繰返す不可解さ。

父の要望を聞かない私の誘導で父はベッドに戻されると、母を「タクシーを呼んでくれ」と大声で呼び出した。そして昨夜夕食後、父は排便してからは、ぴたりと膝の痛みの訴えは止まった。傷は勿論本物であり、また消毒交換をしなければならないが、不可解な傷への本人の関心が突然無くなったのは、クラビット錠が炎症を抑えたせいなのか、理由がすっきりしないまま、事件は収まっていった。半袖パジャマ到着。

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代わりに母が手足の「引きつり(こむらがえり)」を訴え、帰宅後、寝込んでしまった。天候が悪く湿った風が吹き出すと母は手足の「つり」を訴えた。父の暴れることだけではなく、母が家事を全部放棄したため、夏期講習の雑務が残されているところに重なった事態に、深夜、翌日の朝食の握り飯をコンビニに買いに出かけ、なんとか朝食に備える始末。二人同時に寝込まれると全くお手上げである。

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23日の木曜日、母が診察を受けに東京に出かけたために、夏期講習補佐の予定があって、父をひとりにする時間帯が出来てしまった。巡回指導の場合、連続して巡回できるわけではなく、間に待機時間が出来てしまうので、その間、駅のホームや図書館などを利用して、一度帰宅する手間と費用を稼いでいる。路上生活者の気分。買物を済ませてロッカーに入れておいて巡回したり、ホームのときは待合席で仮眠を取った。図書館のときは、持ち込み本を読み進めた。しかし雨の日はそうもいかなかった。

相模大野の本校の、取り出し指導中に母から電話が入って、戸締りがいい加減だったと怒りの電話。面談中断。これ幸いと面談中の当人が逃げ出してしまった。こういうときは、追っても、ろくなことにならない。家に連絡を取り、後で巡回することに。最後の巡回が相鉄線でつながる海老名だったために、石川町駅そばの寿町のNPO「さなぎ達」さんに、「Big Issue 販売」の新人研修を2~3回させてもらえまいかと頼みに出かけた。しかしこの日、第二・四木曜日は「木曜パトロール」の日だった。

「あすなろ会」に新人Nさんが入ったが、販売体験も無しに8/20の販売員認定を待たせるのは、気持ちが磨り減ってしまうだろう。NさんのコーチはTさんがやり、売り上げはTさんのものとし、ふたりの交通費は私が片道分カンパすることにした。ふたりで千円ぐらいである。

翌日、紅葉坂の青少年センター別館会場に立ち寄り、講演会を早退して、さなぎ食堂を訪ねた。また入口のシャッターが閉じていた。急ぎ、「ポーラのクリニック」(本部)に向かい、会うことのできた*さんに伝言をお願いした。

3度目は今日、町田巡回の前に大回りして寿町に回る。もし、Big Issue 販売を打ち切られたときのことも考えて、顔つなぎさせておきたいからだ。

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協働ショップの撤退のあとの策をあれこれ考えつつ、横浜紅葉坂の県立青少年センターの講演会をのぞいた。「思春期現れやすい精神症状の理解と支援について/多摩中央病院院長春日武彦氏」の講演だった。定員100名のところに170名の参加で会場はびっしり。

地域の相談支援機関や学校が大半だが、辻堂の「ぽれぽれ」の+さんが目の前に座っていた。久々で休憩時間中、今後の事を話し合えたのは都合良かった。

講演は「なぜ思春期」なのかが良く分からない、ただの精神医療の概要説明に終わった。期待はもともとしていなかったが、大半が相談員なのだから、ケース・カンファレンス風に展開して欲しかった。いつも概要ではぐらかされてしまうのだ。

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ある青年の個人宅でテスト用紙を手渡し、試験監督中、携帯が鳴った。茅ヶ崎サポセンのMさんからのML登録ミス指摘の連絡だった。今度は相手に逃げられはしないが、電話のタイミングはよかった。説明中ではなかったからだ。

帰り、吉野家で豚丼を掻き込んで、コインロッカーに入れておいた買物袋と尿取りパッドを抱えて、終バス直後のタクシーに乗った。薄給、タクシーに乗ったら何もならないのだが。

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「知的障害のある人のためのバリアフリーデザイン」入手。

この所に出てくるPICデザインは、「わーく」の画像放送の中にも使われる。横須賀の研究者の方とのメール研は数回で止まっているが、発刊時に再開させてもらう。

長距離走企画、「わーく」出直しをどう整備しなおすかが頭から離れない。


夜間傾聴:******君(仮名・おー武勇伝、よかった)
     多摩センター君(仮名)


(校正3回目済み)

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