2019/09/08 記
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台風15号上陸下、猛烈な風の中で書いている。東京から電話が入り、敷地の網フェンスに自転車が倒れて壊れていると、お隣のお店のオーナーから連絡が入った。曲がってお隣の敷地に入り込んでいる模様。
我が家の雨戸は閉めてあるが、襖が鳴っている。停電するだろうなと予想している。
困ったことに、母の偏頭痛が始まり、鎮痛剤を飲ませ、休ませた。
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懇話会、次回のテーマを「被災高齢者と障がい者の訪問支援〜職種横断の包括支援は夢想か」を2回シリーズで考えたり、現実的な「在宅避難者の仲介支援(御用聞き支援)を生み出すために」とするか悩んでいる。県立鶴嶺高ボラ塾は、後者のプロトタイプ提案だが。
パーソンセンタードケアなどの多角的当事者中心支援の試み、現在の高齢者の地域包括支援センター業務の可能性やら、精神の地域生活支援の実態論から、悩ましい提案となる。
●「地域包括ケアシステムは机上の空論」結城康博 淑徳大教授
https://kaigo.joint-kaigo.com/article-12/pg921.html
熊本から関連ゲストを呼べないかとか、訪問医療の推進医候補があがったりと、全然先が定まらない。
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(続きから)
静岡県の福祉関連課訪問は、住民一般の危機管理のザルの目から抜け落ちる「要援護者」の公共サポートの地域差が知りたかったことがある。
静岡県は広く、東部と西部の共同利用は、県立総合病院や、順天堂大附静岡病院、国際医療福祉大附熱海病院、静岡医療センター、桜ヶ丘病院等の基幹病院が東部に偏っており、赤十字やリハ系の病院が地域格差を補完している。だから市町村単位の独立性が高く、東海地震のような広域激甚災害が起きた時、地域差が埋めにくい傾向にある。緊急協力に手間取るのだ。
市民トリアージが生まれた背景には、基幹病院への患者殺到という傾向が強く、要援護者のように既往症を抱えた患者が、被災症患者の殺到の陰に追い込まれる可能性がある。このとき、鍵になるのが「訪問医療」であり、この辺の采配をにぎるのが、行政となる。
被災者医療ケアの重層展開の試行の芽を探しての訪問だった。
また、 広い県内の施設巡回の距離が長く、利用者への影響が出やすい件、また外出時被災対策等をどう手をうっているかしりたいと思っていた。
(続く)
夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)