2019/04/08 記
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一昨日、きょうされん神奈川の上映会に行ったときに「星に語りて」と、もう一作品、日本の精神治療の黎明期を開いた呉秀三氏の仕事を取り上げた「夜明け前」をみた。(呉秀三については、下記参照。)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/呉秀三
また、作品については
http://www.kyosaren.or.jp/yoakemae/
呉秀三氏の私宅監置(座敷牢)調査と提言は、現代的課題でもある。(下記参照)
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/60/
映像的には、粗末な物置改造の座敷牢に裸体で放置されている発病者の衝撃的な画像が、目に焼き付いている。わたしは、以前、第三書館の写真集「忘れられた人々」(1989撮影、張大克・李丹・馬小虎/ISBN: 9784807406166 2006刊)を思い出した。
社会的隔離(棄民)と家族キャパの限界の振り子が見える。これらはひとつの課題の裏表なのではなく、社会的認知の中の差別がつつみこんでいる。忘れられないショットがある。災害のとき、かれらはどうなる。締め付けられる思いが走る。
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(つづき)
「まず隗より始めよ」つぶやいて17年がたつ。境界域からのラブコールである。
夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)
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一昨日、きょうされん神奈川の上映会に行ったときに「星に語りて」と、もう一作品、日本の精神治療の黎明期を開いた呉秀三氏の仕事を取り上げた「夜明け前」をみた。(呉秀三については、下記参照。)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/呉秀三
また、作品については
http://www.kyosaren.or.jp/yoakemae/
呉秀三氏の私宅監置(座敷牢)調査と提言は、現代的課題でもある。(下記参照)
https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/60/
映像的には、粗末な物置改造の座敷牢に裸体で放置されている発病者の衝撃的な画像が、目に焼き付いている。わたしは、以前、第三書館の写真集「忘れられた人々」(1989撮影、張大克・李丹・馬小虎/ISBN: 9784807406166 2006刊)を思い出した。
社会的隔離(棄民)と家族キャパの限界の振り子が見える。これらはひとつの課題の裏表なのではなく、社会的認知の中の差別がつつみこんでいる。忘れられないショットがある。災害のとき、かれらはどうなる。締め付けられる思いが走る。
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(つづき)
「まず隗より始めよ」つぶやいて17年がたつ。境界域からのラブコールである。
夜間傾聴: なし
(校正1回目済み)