2019/04/12 記
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明日、某チェーン薬局の防災広報担当者の方と会う。個人の取材に難色を示して面会が成り立たないまま2ヶ月が経って、たらいまわしだらけの末、やっと実現した。経験的にいうと、明日出会う方は、先方の消極的な対応の結果なので、防災に不慣れな末端の方。連携構想の概観を踏まえているか、失礼ながら怪しいと想像している。しかし、大事な糸口。どう説得できるか思案している。
他社は、ほとんどが共通して、私を苦情係にとり結んだ。なかには、クレーム専門職・外注の派遣の方で、いわゆる上の方への取次など、他社社員ゆえに本質的に無理で、話が袋小路となった例もある。偏見という意味ではなくて、社会的信用がない個人の、取材の検討窓口がないため苦情係となったようにかんじる。苦情取材を受ける話と誤解している感じではなく、面倒なものは苦情係へという雑な対応に思う。紹介もない依頼は、百万辺の迂回をしなければならないのは、覚悟しておかなければならない。
ただ、ここから先が難しい。先方が、「ここは意見(苦情)を伺うところで、お約束を承るところではありません」と、話を遮断されてしまうのだ。申し入れる前に、断ち切られてしまう、そういうどうしようもなさを、何とかすりぬけた社の方と会うのだ。だめな場合、最後は薬剤師会から道を作る隘路が残っている。
私は精神障害や、医療ケアの必要な身体障害、持病や治療中の傷病者、ねたきりの高齢者の方、乳幼児、体調不良の外国人の方という、いわゆる「災害時要援護者」の緊急サポートと、慢性期に至る保健福祉サポートに焦点化したテーマを追っている。
ところが、一般的には、被災という環境激変と悪化に対する医療支援という切り口になっている。災害という混乱下、必要性と緊急度の高い要援護者(災害弱者)が、かき消されてしまう。在宅避難を余儀なくされている方を「障害者は『いない』」と避難所管理者や行政が平然と語る事態が実際ある。ここに「要援護者支援」をあえて言わなくてはならない根拠がある。
薬剤師さんとの関係では、医療体制のバックアップと同時に、医療関係者の絶対数の不足という状況にたいし、「医療相談」と、第ニ類・第三類医薬品提供、第一類医薬品配達という接点を社会活動連携に乗せられるという、連携可能性が、要援護者支援の場面で有効な活動(例えば『御用聞き支援』)を生み出しうることを探り当てたいのだ。
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昨日、収録番組に、大事な話が登場していた。熊本地震の車中泊被災者1558世帯調査データの「みなし仮設」生活者の現状の話だ。
●クローズアップ現代+「武田ルポ熊本地震3年現役世代で驚きデータ▽車中泊の人が」(2019/04/11 ETV 30分)
ざっくりした話では、熊本地震のみなし仮設入居割合は7割に及ぶが、入居先は縁故疎開を含んで各自が探し、それを県が家賃支援するために、実態把握が難しく、サービスが届けられないうえ、家賃補助が2年と期限がきており、強制退去も含んで補助を打ち切ってしまうと、退去後は「避難解決」と処理されてしまうこと。無縁地生活による孤立化の問題がでていることだ。この辺の詳細と、要援護者との関係は、次回考えてみたい。
どうか、あすの面会、実りありますように。
夜間傾聴: 開店休業
(校正 3回目済み)
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明日、某チェーン薬局の防災広報担当者の方と会う。個人の取材に難色を示して面会が成り立たないまま2ヶ月が経って、たらいまわしだらけの末、やっと実現した。経験的にいうと、明日出会う方は、先方の消極的な対応の結果なので、防災に不慣れな末端の方。連携構想の概観を踏まえているか、失礼ながら怪しいと想像している。しかし、大事な糸口。どう説得できるか思案している。
他社は、ほとんどが共通して、私を苦情係にとり結んだ。なかには、クレーム専門職・外注の派遣の方で、いわゆる上の方への取次など、他社社員ゆえに本質的に無理で、話が袋小路となった例もある。偏見という意味ではなくて、社会的信用がない個人の、取材の検討窓口がないため苦情係となったようにかんじる。苦情取材を受ける話と誤解している感じではなく、面倒なものは苦情係へという雑な対応に思う。紹介もない依頼は、百万辺の迂回をしなければならないのは、覚悟しておかなければならない。
ただ、ここから先が難しい。先方が、「ここは意見(苦情)を伺うところで、お約束を承るところではありません」と、話を遮断されてしまうのだ。申し入れる前に、断ち切られてしまう、そういうどうしようもなさを、何とかすりぬけた社の方と会うのだ。だめな場合、最後は薬剤師会から道を作る隘路が残っている。
私は精神障害や、医療ケアの必要な身体障害、持病や治療中の傷病者、ねたきりの高齢者の方、乳幼児、体調不良の外国人の方という、いわゆる「災害時要援護者」の緊急サポートと、慢性期に至る保健福祉サポートに焦点化したテーマを追っている。
ところが、一般的には、被災という環境激変と悪化に対する医療支援という切り口になっている。災害という混乱下、必要性と緊急度の高い要援護者(災害弱者)が、かき消されてしまう。在宅避難を余儀なくされている方を「障害者は『いない』」と避難所管理者や行政が平然と語る事態が実際ある。ここに「要援護者支援」をあえて言わなくてはならない根拠がある。
薬剤師さんとの関係では、医療体制のバックアップと同時に、医療関係者の絶対数の不足という状況にたいし、「医療相談」と、第ニ類・第三類医薬品提供、第一類医薬品配達という接点を社会活動連携に乗せられるという、連携可能性が、要援護者支援の場面で有効な活動(例えば『御用聞き支援』)を生み出しうることを探り当てたいのだ。
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昨日、収録番組に、大事な話が登場していた。熊本地震の車中泊被災者1558世帯調査データの「みなし仮設」生活者の現状の話だ。
●クローズアップ現代+「武田ルポ熊本地震3年現役世代で驚きデータ▽車中泊の人が」(2019/04/11 ETV 30分)
ざっくりした話では、熊本地震のみなし仮設入居割合は7割に及ぶが、入居先は縁故疎開を含んで各自が探し、それを県が家賃支援するために、実態把握が難しく、サービスが届けられないうえ、家賃補助が2年と期限がきており、強制退去も含んで補助を打ち切ってしまうと、退去後は「避難解決」と処理されてしまうこと。無縁地生活による孤立化の問題がでていることだ。この辺の詳細と、要援護者との関係は、次回考えてみたい。
どうか、あすの面会、実りありますように。
夜間傾聴: 開店休業
(校正 3回目済み)