湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/7 ふれあい朝日の##さんの取材は逆につき合わせてしまったようで

2014-02-08 05:10:49 | 地震津波災害ボランティア

2014/02/07 記
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家事を済ませて、午後、ふれあい朝日の##さんと茅ヶ崎駅前で会った。災害ボランティアについての記事だとのことだが、私の活動は慈善活動とは違う。もし情念的な言い方をすれば、「お互い様」が原則となるだろう。私は「善意の観客」ではない。加えて、私の活動は市民活動というより社会活動であって、まとめて書くとき、記者さんが苦労するだろうということは容易に想像がついた。とにかく私の活動は、切り口(取り組み)がひとつではない。おみやげ(資料)を用意しておこうと、過去のチラシ類を集めた。

##さんと再会した。##さん、風邪をひかれているご様子。私に割いている時間をはじめに伺った。自由にしたら、話を始めたら一日中話すことがあるからだ。

##さんの質問に答える形ではなく、一方的な自己紹介を語る、寿司詰め情報提供を選んだから、##さんのお風邪を悪化させたのではないかと思う。

大型災害の避難生活時、私たちは従来の「迷える子羊救済型」の支援では、はみだしてしまう事態に晒された。被災者自身の自主防災と相互協力、自己判断が求められ、全国からのボランティアの力も、しっかりと位置づけておかなくてはならないという経験をした。だから新たな災害ボランティアの形を常に意識していきたいと考えていること。私の活動の特徴の「モデル化」の根拠を説明した。

もうひとつは、被災地に出かけることが可能な方を、受け皿を作って束ねていくという活動の作り方への懐疑だった。受け皿を作る側の想像力が問われた。その活動の中から登場する新たな活動を誰が取り上げ、集団に返していくか、その部分が成り行きに任されている。つまり活動から得られる経験を定式化していく意思が今回も見られなかった。

過去の災害の避難生活が、避難所から仮設住宅中心に移ったという境が、非現地活動の退潮の始まりであり、この後、つまり被災後数年に顕在化する被災者の孤立化が放置されるという弱点が、一向に解決されないという、支援活動の想像力の限界、それを超えたいと私は考えた。現地活動参加を「お手伝い」として、行くこと自身を目的化して満足してしまう情熱が、活動形成の吟味に結びつくことが無い断層がある。ベクトルが違うので、発想の中に、それが芽すらないのだ。

私は「連携」の道を探り、その上に活動を再構築している。##さんには、私の様々な活動事例を紹介し、特にハイティーンズという災害時、学生服を脱いだ名前のある個人として、地域の有力な力になることを説明した。学校文化が彼らを高校生という服を着せて束ねてしまう。彼らが地域デビューする貴重な場面を私たちはひらきましょうと、提案してきた。

仮設生活期以降の支援活動のあり方を、私は医療・介護・福祉の領域から探っている。また避難生活と現場活動のそれぞれの現場の生身の感覚を引き込みために、被災地からゲストを呼んで、ケア関係者が場面中心の懇談をする懇話会を作った。非結論決定型の、「ヒント持ち帰り懇話会」という「活動の種まき」をしている話をした。

個人医療情報のQRカードとトップダウン型活動の障壁の話をしたり、引きこもり青年の社会参加と災害ボランティアのつながりのこと、ペットレスキュー活動のことetc.語り続けて1時間ちょい。話を終えた。##さん、お疲れ様でした。記事にならないでも文句いいませんので。

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帰りに図書館にたちより書籍更新をしたが、また違和感。ここの図書管理システムは、どこでつくったのか、穴だらけ。私の予約は10冊が限界なのに、12冊入っていた。そのことを告げると、またあなたですかという感じ。今のシステムに切り替わったとき、ISBN-10とISBN-13の相互変換がバグっていて、別の書籍になってしまうという信じられない事態があった。その次が予約の多重登録のバグ。そして今回の予約冊数の限界設定のバグだった。ありがとうの一言も無い応答。それならいっそ、平塚・藤沢で使っているシステムの方がましだと思う。IDを打ち込む窓のところに、いたずらされないように、無変換の半角のみのガードをかける細かさがあるにもかかわらず、本道がバグっていたら何もならない。

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偏屈爺ぃ、懇話会の通信No.005を持って、作業所まわりを4箇所済ませ、明日の雪対策に食料を買い込んで帰宅した。

母が嫌な顔をして待ち構えていた。介護タクシーから何回も電話があったというのだ。母は父が他界したことを告げて電話を切ったが、タクシー会社は失礼だと怒っていたのだった。参った。これは、来年度の懇話会の複線で「ミニカフェ(お食事会)」のお食事相手に「介護タクシー」さんを入れていた。そのゲスト打診をした返事だったのだ。幸い笑って許してくれたが、母の疑念は、背景がわからないから、ますます深まるばかりなのだった。

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もう15年もあっていない東京南部の塾時代の卒業生%%君から、突然電話が入った。ソチ・オリンピックの開会式の録画をしておいてくれというのだ。驚いた。彼は**子の友達で、自閉症スペクトラムを抱えていた。小さな中華スナックで働いているという。しかしびっくりした。

私大入試の前日、相模大野校の専任講師たちは、激励(プレッシャー)電話を入れている。講師のひとりから、風邪で声が出ないと電話で愚痴ってきた。「激励電話なんてやめて、暖かくしてオリンピック開会式でもみていなよ」と忠告した。相手がむっつりしているのが伝わってきた。来週の県立高校入試は会場まで行くのだなと思う。お疲れ様である。

夜間傾聴>なし

(校正2回目済み)

コメント
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