湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/5 「民間交流をめざす広田半島日記(企画概要)」の中の湘南比較

2012-06-06 05:41:39 | 引きこもり
2011/06/05 記
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「民間交流をめざす広田半島日記(企画概要)」の続きを書いている。

この中で私の脳裏に広がった問いは、もしも湘南が逆に震災被災地となったら、援助して欲しい生活支援は、気仙地方の生活支援と質的にどのように違ってくるだろうか。湘南は職場に通うベッドタウンとしての性格がある。職場と居住地双方が同時被災するかどうかは、いままでいくつか想定されている地震予測の設定に寄って様相が違ってくる。気仙地方の場合、仕事と居住がいっきに破壊され、湘南の場合は、家庭によって様々ということになる。また避難生活も、避難所に収容される家庭と、職場を同心円に自主避難が拡がり、市町村単位の管理というより、県単位の管理が必要となる場面も増える。つまり値域連携「絆」を頼りにすることはできない。こうした大枠の変化が生活再建の場面でも違ってくるだろう。

ならば、地方の生活であるからこそ、援助が必要な生活支援とは何だろうか。広田町のように、昔からの地域がそのまま仮設住宅に持ち込まれている地域、つまり地縁・血縁の自律的な生活復旧と外部から持ち込まれる生活支援は、どのように関係付けたらいいだろうか。外部の人間だからこそできる支援があるだろうか。

とまあ、現時点の陸前高田・大船渡の支援者ネットワークの状況はブラインドされているから、打診のきく定点をつくり、ネットワーク参加しなければ、絵に描いた餅になってしまう。しかし大上段振りかぶった枠の論議もしていかないと、当たり前に居座ったステレオタイプに占領されてしまう。

10日、車の譲渡後、初めて私は何をする者であるかを地元ネットワークに表明することができる。お祭りとしてではなく、日常のお付き合いの線上に相互扶助的な民間交流をどう形作っていくかということを絵にしておきたい。三井君との文庫活動・見守り活動と重なりつつ、湘南の課題として独自に生活支援の型を育てていくので、また夏休みなどの期間の見守りボランティア派遣の枠組み作りを設定して行きたい。

構想のジグソーパズルは、半分も埋まっていない。次のステップを踏み出すために、車の車検の件ではお世話になった**さんに、10日の譲渡の前の料金の支払いを済ませておきたい。ぎりぎり。**さんに無理難題を頼んできたので、けじめをつけておきたい。

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ペットレスキューの通信Vol.8を1ヶ所除いて撒き終えた。パンフレット「今後の生活支援のふたつの道について」を増刷した。サポセンなどに置いていく。市社協にも立ち寄る。

フォト神奈川の++さんのお店の前を通った。++さんの姿が見え、お互いに会釈。前を通りながらお店にたちよらなかったのは、珍しいことだった。++さんは南三陸町との仲介をされている。


夜間傾聴:南橋本君(仮名・久しぶり)


(校正1回目済み)

コメント
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