湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

6/26 父の老健に寄りつつ/27日の東京巡回と/巡回文庫の下準備

2012-06-27 06:03:36 | 引きこもり
2012/06/27 記
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父の入所している老健にいく。相模大野からは、伊勢原に出てバスに乗り換える。

広田町関連の情報の走り書きをスマホで読んでいると、すぐに着いたように感じるが結構かかっている。広田町情報は、横浜・川崎から食材を慈恩禅寺に持ち込んで、地元の方と食事会をやったというおっさんたちの話だ。ずいぶん大ざっぱな企画だなと瞬間思ったが、考えてみると、これはこれでおっさんたちの交流ならば、いいのではないかと思った。ただし、地元主婦が裏方で、炊事に走り回っていないことという条件がついている。

老健では七夕の企画について話したのだが、また今回も男が家族から参加するのは、私だけだ。昼間だからという悪条件もあるが、介護は女性の仕事という発想が依然根強く残っている。

また寿司を買い込んできて、父に食べさせた。父は記憶の混濁や半身不随の状態であるが、以前、鉛筆を持たせて「○」印を紙に書かせ、成功した。今度は箸に挑戦させようと「箸」を持たせた。前回、寿司を二ギリつぶしてしまったので無理かなと思っていると、箸のもち方が確かに変だが、好物のイクラの軍艦巻きからこぼれおちたイクラのつぶを、車椅子から身を乗り出し、寿司パックの中の粒を追いかけ始め5分ちょっと追い続け、無事イクラの粒は、父の口の中に到着した。これは、なんということもないかのようだが、実は大変なことだ。ひとつの物事を集中して追い続けたこと、その状態を後で自分が説明できたことだ。

さっそく、帰りに担当の看護師に会って話をした。しかしその後が問題。ああそうですかと、さほど気に留めていないのだ。価値がわからないのかと、びっくり。追求せず、事務室に戻り、レンタル関連の支払いを済ませて、老健を出た。初夏の日差しが突き刺さり額が痛かった。私は望みすぎるのだろうか。

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陸前高田の中小企業家同友会の面々の名刺を繰って、広田町関連の情報を得られないかとメールを出した。小友町のモビリアの情報ならと、一通応答が帰って来た。作業所の件だった。

調べていっても、食事会の事後情報や、モビリアの作業所情報など、欲しい情報の周辺に雑多な情報が並ぶものの、広田町を中心に地域保健医療・福祉の計画関連情報は、人伝てからはまず入ってこない。やはり直接関係者に問いかける以外ないのかと思う。障碍者関連情報などは、分厚い個人情報保護の壁が立ちはだかって、私が何者であるかを証明し続けなくてはならない。

せめて巡回文庫が動き出していれば、巡回文庫をしているものという接点が出来る。地元に直接働きかけがなければ市民活動畑の名前なんぞ、かけらも価値がつたわらない。(○○大学ΔΔプロジェクトは、なんとなく通る。)

明日、**子のフォローに大田区の作業所を回った後、遠野まごころネットの東京事務所に立ち寄ることにした。飛田はどこでも評判が悪い。遠野の金太郎ハウスで、昨年7月の段階で、陸前高田の仮設周辺の仮設トイレは、皆和式なので、私のように片足骨折の後遺症でしゃがめないものは、大便時、トイレが全く使えないので、市役所の洋式トイレがあることが貴重だと伝えたところ、急に職員が険しい顔になって、話を遮断されてしまった。金太郎ハウスの施設不備の指摘と構えたようなのだが。県のボラセンに行っても、車の譲渡先探しの件で、大船渡に話を進めていると使えたところ、遠野に連絡してあげるというので断った。実はその連絡がいつも全く的外れで、先方の混乱を引き起こすだけだったから不要と言ったのだが、何回も繰り返すので、運動を壊さないでくれと言ってしまった。それ以降、警戒警報が鳴り続けるという具合。民間の運動と、公的なバックアップのある運動とは、作る筋道が違う。それが役所仕事風の常識に乗る場合と全然違うのだ。根回しとか打診百回、ともかく現場で交渉という形で活動を作る。それがわからない。

だから東京事務所で広田がどうのと言っても通じないかなと思いつつ、せめて回状が回っていないことを願う。静かに情報収集と学生人脈を打診してくる。

##さん、笑わないで。事実でしょう?

帰りに久々の秋葉原。工具を仕込んで帰るつもり。

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辻堂から湘南台駅行きのバスに乗って駒寄のコーナン・ホームセンターに行く。陸前高田の西風道仮設と、大船渡の盛駅休憩所に本を送る。そのときのマガジンラックを仕込んできた。直送してもらった方が郵送費が安い。7月初めに日にち指定して、発送を頼んできた。チェーン配本するので、1万円弱かかってしまった。

仮眠時間がなくなるので、一応区切り。


夜間傾聴:橋本3君(仮名・母親)
     南大沢君(仮名・こちらから)

p.s.
<要チェック記事>
●「歩行能力、半数低下のまま みなし仮設・親族方転居の高齢者」

(校正2回目済み)

コメント
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