2012/02/25 記
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社会福祉士会湘南東支部公開講座「虐待防止、わたしたちにできること~障害者。高齢者支援における権利擁護のとりくみ~」講師:内嶋順一氏(みなと横浜法律事務所・弁護士)に参加した。
平成24年10月より「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行される。障害者・高齢者の虐待の事例を踏まえて、私たちのなすべき役割と取り組みについて、その概要をたどるという内容。
家族として障害者・高齢者とともに生きていくことは、他者の立ち入り難い様々な壁にぶつかる。家族の側からすれば、誰の手も借りられない孤立感の中で、心の軋みが虐待となって生活弱者としての障害者・高齢者に降りかかる。
その事例は衝動的なものから、鬱積した感情に基づく悪意にまで歪んだ、人間の生臭い泥沼のような場面も起きる。その虐待を通報や目撃などで知った者が、公的な介入をどう実現させていくか。その事態をどう救援していくかという方向から、専門職の連携を生み出さねば、根治できないと語る。
私のように、夜間という支援の闇に係わるものとして、専門職に受け渡す綱渡りのような行為は、この講演会の中でも語られることが無い。夜間傾聴ボランティアの炸裂した事態への対応は、夜間緊急出動や、警察の介入までありうる。もし専門職のカンファを通じたネットワークがしっかり出来上がってくれば(ACTのような提案もあるが)、私は通報程度の役割で済むのだろう。
私はいわゆるバツイチであるがゆえに、曾祖母から祖母まで5人の介護に携わってきた。予定が未定であり、宙吊りになった時間を使いこなして生活してきた。だから父の代わりの母の補助として、教育者と主夫を両立させてきた。だから、こうした専門職の地域サポートの価値が身に滲みる。しかし、その必要性を語られながら、際限のない仕事量と正誤で裁けない世界の命のサポートとして、なかなか成長してこなかった分野でもある。それが前述の法の実施を契機に、どこまで成長させうるのではないか。
ざっと事例をからめた問題提起で今回の講演会は終わったが、私には生計の破綻を背景にした被災地仮設入居者のことが思い浮かんでならなかった。
会の終わりの16時は、動物病院の午後の診療が始まる時間だった。いそぎ、サポセンに「仮設カーシェアリング」の第二回会合招待のチラシを頼んで、近くの市役所前バス停から登象の「つるみね通り動物病院」に向かった。ここから辻西交差点を左折。ここから国道一号線に出て、馬入橋まで歩き、折り返して十間坂、幸町と歩いて、沿線沿いの動物病院を回った。3時間の勝負である。通信は動物病院の掲示板に貼ってもらっているが、今回は獣医師さんの情報ネットワークから,1月の「ソフトバンクお父さん」譲渡の試みの噂が伝わっていた。やっと獣医師さんと警戒の壁を超えたコミュニケーションが始まったように思えた。これが今回の収穫だった。
トリマーさんや、美容師さんは引きこもり青年たちの比較的取り組み易い職種であることもあって、私は道を付けている気になっているのだが、邪道だろうか。
サポセンの私のメールボックスに、市雇用労働課から、K2インターナショナルの方たちが勤労市民会館で雇用相談活動を始めている。その紹介の会を29日18時からやるという案内が入ってきた。締切が24日と一日過ぎてしまったが、FAXですぐに申し込んだ。この日、(株)京急ウィズの見学会が昼にある。訪問指導の時間を調整せねばと思っている。
大船渡・陸前高田の支援者ネットワークに連絡を取っていたが、「舫(もやい)」の応援団が到着しているらしい。現地でであえるといいのだが。
今日は小和田方向の通信巡回後、授業だ。
母に豚汁を作り、横で市販のおでんをつついた。糖尿病、悲しい病いである。
夜間傾聴:緊急性の低い話は、遠慮してもらった。
(校正1回目済み)
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社会福祉士会湘南東支部公開講座「虐待防止、わたしたちにできること~障害者。高齢者支援における権利擁護のとりくみ~」講師:内嶋順一氏(みなと横浜法律事務所・弁護士)に参加した。
平成24年10月より「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行される。障害者・高齢者の虐待の事例を踏まえて、私たちのなすべき役割と取り組みについて、その概要をたどるという内容。
家族として障害者・高齢者とともに生きていくことは、他者の立ち入り難い様々な壁にぶつかる。家族の側からすれば、誰の手も借りられない孤立感の中で、心の軋みが虐待となって生活弱者としての障害者・高齢者に降りかかる。
その事例は衝動的なものから、鬱積した感情に基づく悪意にまで歪んだ、人間の生臭い泥沼のような場面も起きる。その虐待を通報や目撃などで知った者が、公的な介入をどう実現させていくか。その事態をどう救援していくかという方向から、専門職の連携を生み出さねば、根治できないと語る。
私のように、夜間という支援の闇に係わるものとして、専門職に受け渡す綱渡りのような行為は、この講演会の中でも語られることが無い。夜間傾聴ボランティアの炸裂した事態への対応は、夜間緊急出動や、警察の介入までありうる。もし専門職のカンファを通じたネットワークがしっかり出来上がってくれば(ACTのような提案もあるが)、私は通報程度の役割で済むのだろう。
私はいわゆるバツイチであるがゆえに、曾祖母から祖母まで5人の介護に携わってきた。予定が未定であり、宙吊りになった時間を使いこなして生活してきた。だから父の代わりの母の補助として、教育者と主夫を両立させてきた。だから、こうした専門職の地域サポートの価値が身に滲みる。しかし、その必要性を語られながら、際限のない仕事量と正誤で裁けない世界の命のサポートとして、なかなか成長してこなかった分野でもある。それが前述の法の実施を契機に、どこまで成長させうるのではないか。
ざっと事例をからめた問題提起で今回の講演会は終わったが、私には生計の破綻を背景にした被災地仮設入居者のことが思い浮かんでならなかった。
会の終わりの16時は、動物病院の午後の診療が始まる時間だった。いそぎ、サポセンに「仮設カーシェアリング」の第二回会合招待のチラシを頼んで、近くの市役所前バス停から登象の「つるみね通り動物病院」に向かった。ここから辻西交差点を左折。ここから国道一号線に出て、馬入橋まで歩き、折り返して十間坂、幸町と歩いて、沿線沿いの動物病院を回った。3時間の勝負である。通信は動物病院の掲示板に貼ってもらっているが、今回は獣医師さんの情報ネットワークから,1月の「ソフトバンクお父さん」譲渡の試みの噂が伝わっていた。やっと獣医師さんと警戒の壁を超えたコミュニケーションが始まったように思えた。これが今回の収穫だった。
トリマーさんや、美容師さんは引きこもり青年たちの比較的取り組み易い職種であることもあって、私は道を付けている気になっているのだが、邪道だろうか。
サポセンの私のメールボックスに、市雇用労働課から、K2インターナショナルの方たちが勤労市民会館で雇用相談活動を始めている。その紹介の会を29日18時からやるという案内が入ってきた。締切が24日と一日過ぎてしまったが、FAXですぐに申し込んだ。この日、(株)京急ウィズの見学会が昼にある。訪問指導の時間を調整せねばと思っている。
大船渡・陸前高田の支援者ネットワークに連絡を取っていたが、「舫(もやい)」の応援団が到着しているらしい。現地でであえるといいのだが。
今日は小和田方向の通信巡回後、授業だ。
母に豚汁を作り、横で市販のおでんをつついた。糖尿病、悲しい病いである。
夜間傾聴:緊急性の低い話は、遠慮してもらった。
(校正1回目済み)