昨日と今日は高卒認定試験の日である。神奈川は大船の鎌倉女子大会場だが、私は大岡山の東工大の方に応援に出る予定だった。大半が大船だが、前の塾の関係もあり東京会場の方を取ったのだが、父の送り出しの件などから、結局欠席となった。横浜桜木町の「きょうされん」の集まりもパス。
しかしとことん片時も目が離せない。湯のみ茶碗は、まず毎回落として事件の元となる。父の部屋の来客用にと用意したスリッパが目に入ると履いてすべって、転倒を繰り返す。だから今回はスリッパを隠しておいた。
父は、ここ数日、自分の意思に反してもらしてしまう。血栓が跳んだのかもしれない。様子が違う。びっしょりと膨らんだ尿取りパッドをポータブルトイレの手すりに干して、部屋の端の尿取りパッドの袋をひっくり返して自分で交換。一度中に濡れたパッドを入れたらしく、中身は使えなくなっていた。ふたたび、尿取りパッド尻尾状態。10時半の迎えに、朝5時半から騒動を繰り広げている。
父は茶をこぼしつつも、なんとか朝食を終え、着替えを済ませて待機。階段の近くに置いた椅子に座って、送迎車からの連絡がある5分前には待っていなければならない。電話が鳴り、父を椅子に座らせた。宿泊セットの紙袋を持って玄関に私が降りると同時に、がたぴしと大騒ぎが部屋で始まった。今回は私が坐骨神経痛で力が入らないので宗教団体の信者さんに応援を頼んでいた。その方が来ない。そのため家に電話をかけていた。
そこにホーム職員の方が玄関を迎えに入ってきたそのとき、なんと靴下の上にスリッパを履き、ジャージの上に腕時計をした父が階段を一段降りてきてしまった。
とっさ、大声で怒鳴りつけ、しゃがむように指示。ところが父は拳を振り上げて更に下りようとし、駆け上がる私とぶつかり、父に殴られつつ阻止。バランスを崩す父をホーム職員とふたりで支えて、落着かせて下へと誘導した。階段にはいつも持ち歩いたことの無いサインペンが散乱していた。眼鏡とサインペンと腕時計とスリッパ、父の最大限の正装だったのだが、父を駆り立てているものが見える事態だった。
前日、母が父と口論していた。自分が入院したら自分ひとりではどうしようもないから、いう事を聞いて欲しいと母が言うと、近所に飲食店があるから大丈夫だと、父が応答した。救急車騒ぎを重ねて、手術中も安心できないではないかと母。平気だという父は、興奮してベッドの手すりから手を離してころがってしまったという。なぜ思いやりの一言も出ないのかと父を叱責し、決裂。
その余波が朝に残っていた。父は家族を仇を睨みつけるようにして車椅子で運ばれていった。母の昨夜からの食事拒否をだましだまし、食事させる。昨日、一時入所が決まってホッとしていた。
昼過ぎ、ホームから足の怪我の確認電話が入る。先日の孫の手・ソファー事件の救急外来で処置をうけた麻痺側の足の捻挫だった。ぞっとした。朝の階段事件は一歩間違えれば落下していたのだった。昼食後、制止を聞かずに立ち上がって転んで包帯が取れたらしい。来週早々腸の検査に入る母の絶食期間に父が帰ってくれば事件が起きる。月曜日の帰り予定だが、変則的な形だがタクシーで別の事業所で続けて2泊を組んだ。水曜日が帰り。この日の午前中に大学病院で検査をする。
私は火曜日、久里浜少年院の見学と地域就労支援プロジェクトの月例会を控えていた。母はきりが無いから行けという。悩んだが横須賀の父の実家への連絡に抜け、その足でPJの茅ヶ崎サポセンに行くことで、なか日の暇をもらった。父の実家は心臓にペースメーカーを入れた父の兄弟老夫婦が住んでいる。ヘルパーさんの助けを受けている。我が家どころではないのだが、情報をくれと家に立ち寄ることを望んでいた。久里浜からの帰りに立ち寄り、そこから茅ヶ崎に向かう。
巡回がなかなかできない。月曜日、橋本君(仮名)と##君(仮名)のふたりを入れているが、この日、1ヶ月ぶりの私の眼科の予定が入っており、タクシー移送の曲芸をしなければならない。ふたりは無理かなと頭を抱えている。
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いい話もある。昨日の受験日、離婚していたご両親が偶然、試験場に娘を応援に出くわしたという話を娘さんから電話で聞いた。喜んでいた。
欠席しないで済んだという話も一件。当人から電話が来れば、やはりうれしい。ひとりは昨日で終わりだが、娘さんは今日もがんばって受験する。
夜間傾聴:大森海岸君(仮名・受験様子見電話)
******君(本人)
橋本君(仮名)
p.s. イトーヨーカ堂の通販、紙おむつやポータブルトイレの消臭剤あり。案外助かるが、医療控除用に領収書を取るが、領収書が他の食材雑貨と重なってしまう。ここだけなんとかならないものかと思っている。
しかしとことん片時も目が離せない。湯のみ茶碗は、まず毎回落として事件の元となる。父の部屋の来客用にと用意したスリッパが目に入ると履いてすべって、転倒を繰り返す。だから今回はスリッパを隠しておいた。
父は、ここ数日、自分の意思に反してもらしてしまう。血栓が跳んだのかもしれない。様子が違う。びっしょりと膨らんだ尿取りパッドをポータブルトイレの手すりに干して、部屋の端の尿取りパッドの袋をひっくり返して自分で交換。一度中に濡れたパッドを入れたらしく、中身は使えなくなっていた。ふたたび、尿取りパッド尻尾状態。10時半の迎えに、朝5時半から騒動を繰り広げている。
父は茶をこぼしつつも、なんとか朝食を終え、着替えを済ませて待機。階段の近くに置いた椅子に座って、送迎車からの連絡がある5分前には待っていなければならない。電話が鳴り、父を椅子に座らせた。宿泊セットの紙袋を持って玄関に私が降りると同時に、がたぴしと大騒ぎが部屋で始まった。今回は私が坐骨神経痛で力が入らないので宗教団体の信者さんに応援を頼んでいた。その方が来ない。そのため家に電話をかけていた。
そこにホーム職員の方が玄関を迎えに入ってきたそのとき、なんと靴下の上にスリッパを履き、ジャージの上に腕時計をした父が階段を一段降りてきてしまった。
とっさ、大声で怒鳴りつけ、しゃがむように指示。ところが父は拳を振り上げて更に下りようとし、駆け上がる私とぶつかり、父に殴られつつ阻止。バランスを崩す父をホーム職員とふたりで支えて、落着かせて下へと誘導した。階段にはいつも持ち歩いたことの無いサインペンが散乱していた。眼鏡とサインペンと腕時計とスリッパ、父の最大限の正装だったのだが、父を駆り立てているものが見える事態だった。
前日、母が父と口論していた。自分が入院したら自分ひとりではどうしようもないから、いう事を聞いて欲しいと母が言うと、近所に飲食店があるから大丈夫だと、父が応答した。救急車騒ぎを重ねて、手術中も安心できないではないかと母。平気だという父は、興奮してベッドの手すりから手を離してころがってしまったという。なぜ思いやりの一言も出ないのかと父を叱責し、決裂。
その余波が朝に残っていた。父は家族を仇を睨みつけるようにして車椅子で運ばれていった。母の昨夜からの食事拒否をだましだまし、食事させる。昨日、一時入所が決まってホッとしていた。
昼過ぎ、ホームから足の怪我の確認電話が入る。先日の孫の手・ソファー事件の救急外来で処置をうけた麻痺側の足の捻挫だった。ぞっとした。朝の階段事件は一歩間違えれば落下していたのだった。昼食後、制止を聞かずに立ち上がって転んで包帯が取れたらしい。来週早々腸の検査に入る母の絶食期間に父が帰ってくれば事件が起きる。月曜日の帰り予定だが、変則的な形だがタクシーで別の事業所で続けて2泊を組んだ。水曜日が帰り。この日の午前中に大学病院で検査をする。
私は火曜日、久里浜少年院の見学と地域就労支援プロジェクトの月例会を控えていた。母はきりが無いから行けという。悩んだが横須賀の父の実家への連絡に抜け、その足でPJの茅ヶ崎サポセンに行くことで、なか日の暇をもらった。父の実家は心臓にペースメーカーを入れた父の兄弟老夫婦が住んでいる。ヘルパーさんの助けを受けている。我が家どころではないのだが、情報をくれと家に立ち寄ることを望んでいた。久里浜からの帰りに立ち寄り、そこから茅ヶ崎に向かう。
巡回がなかなかできない。月曜日、橋本君(仮名)と##君(仮名)のふたりを入れているが、この日、1ヶ月ぶりの私の眼科の予定が入っており、タクシー移送の曲芸をしなければならない。ふたりは無理かなと頭を抱えている。
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いい話もある。昨日の受験日、離婚していたご両親が偶然、試験場に娘を応援に出くわしたという話を娘さんから電話で聞いた。喜んでいた。
欠席しないで済んだという話も一件。当人から電話が来れば、やはりうれしい。ひとりは昨日で終わりだが、娘さんは今日もがんばって受験する。
夜間傾聴:大森海岸君(仮名・受験様子見電話)
******君(本人)
橋本君(仮名)
p.s. イトーヨーカ堂の通販、紙おむつやポータブルトイレの消臭剤あり。案外助かるが、医療控除用に領収書を取るが、領収書が他の食材雑貨と重なってしまう。ここだけなんとかならないものかと思っている。