湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

自学教材ヒント集に《人体骨格・右往左往》を載せました

2005-01-27 06:52:06 | フリースクール
--- 今回も以下の自学教材ヒント集の解説です。

●SOF-HP/自学教材ヒント集《人体骨格・右往左往》



 今回は僕の身体の事情で調べていた脱線検索を利用してしまった。特にリハビリの話に入れずにざっと後追いで終わってしまったのは問題あり。

 昔、「ほるぷ出版」から「人体のしくみ」立体絵本という翻訳絵本があって、ページを開くと口がパクパクひらくのが面白くて、子どもと遊んだことがあった。ところが遊んだ子のひとりがその本に凝って今は看護婦をしている。

 きっかけというのは、本当に引き金なのだなと思わされた例ではある。

 古生物を始めると比較骨格学が必要になる。脊椎動物の進化を追うには、部位の形状と大きさの比率などが問題になってくる。

 医学畑ではどうなのだろう。整形外科だけでなくすべての分野で正確な医学知識を持つための基礎になっていることはわかる。アスレチックトレーナーの解剖学が運動系統、特に四肢に絞られていることは、調べてわかった。

 本当は発生学的な解剖資料に出会えないかと散策していたのだが、残念ながら国内サイトにまとまったものは見当たらなかった。医学部の学内サイトにはあると思う。胎児の掌から大人の掌になるまでに限定して追ってみても面白いのだが。

 僕自身が実験台になっているようなものだが、トレーニングがどの筋肉のトレーニングなのかを探っているうちに、医学の身体観の歴史や二足歩行ロボットの話まで広がったのは面白いと勝手に思っている。

 ただ科学博物館の頭蓋骨画像群は、処刑されたり戦で屍となった外傷を持つ骨であったり、梅毒で骨格が歪んでしまったものなど履歴を持っている。ここから日本史を語りだすことも可能だろう。解剖学的な意味合いからは、日本人の歴史的な骨格の変化を追うような「史料」としての価値になるのだろう。

 ダヴィンチの解剖図や蘭学事始は、探求の情熱を感じさせる。特に「蘭学事始」は、青空文庫版を載せたが、岩波文庫から数百円で入手できる。地域図書館にもあるだろうが、これは買って読んでみてほしい。高校生なら読めると思う。

 すべては覗き見。実は冷や汗ものである。しかし、特に医学系に進路を求める者には、先々学ぶものの様子がわかるだろう。しかし医学用語の厄介さには、手をやく。だから読み飛ばせとしかいいようがない。give up !!
コメント
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