湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

「軽度発達障害者の就労の現状と支援」の講演を聞きに行き/びとさんへ情報提供

2005-01-26 04:50:58 | 引きこもり
 川崎のLD懇話会に参加してきました。EDGE の藤堂さんがいらしていて、僕はお名前と顔が結びつかず、スタッフの方と間違えてしまいました。(恥)

 講演は、志賀利一さん(電機神奈川福祉センター)の「軽度発達障害者の就労の現状と支援」。

 事例も含み具体的な統計資料を駆使したお話で、充実したものでしたが、ニート、引きこもりまで、枠は広がっていない現状も紹介されました。

 しかし障がい者雇用が大企業採用が大半という話や、一般の雇用が就労年数に応じて職種が移り変わっていくことに対し障がい者就労は、同じ仕事を「持続」し「精度を上げていく」ことがカギになるという話は、もっと詰めてみたかったのが時間切れ、残念。

 前回、11月の湘南子どもフォーラムのチラシ配布に協力していただいたこともあり、子どもフォーラム懇談会の結成呼びかけ文を、スタッフの方に見ていただきました。

 志賀さんには、近々ジョブコーチネットへの参加をお知らせし、3・12の大会は(参加費が高いので)パスするが、湘南地域就労支援センターなどを媒介した協力をお願いしてきました。今日実はその方と会えるはずでしたが、空回りでした。

 今、懇談会では、引きこもり領域にとっては、企業就職よりも独立起業方向をまさぐり、労働の価値を心身障がいの方たちとの共生の中に求めるという線があります。ところが心身障がい領域からすれば、独立起業方向は、逆行。企業への就労参加を拡げていくことに価値を置くという差異があり、共同作業所・授産施設は通過点という発想になっています。

 今回の志賀さんの話も企業就労参加を押し広げる方向の話でした。実際、共生の姿が交流を超えてともに働くという姿になりうるのかという詰めが必要なのです。今後の課題です。しかし純粋に論を精査するというより具体的なケースの中で考えていけないかと思っています。

私の隣は牟田悦子さん。出したばかりの

「LD・ADHDの理解と支援」
(有斐閣・刊 Jan.'05 ISBN: 4-641-28098-3)

を著者割引で分けていただきました。珈琲代が出たぞとばかり、さっそく珈琲店に立ち寄ったのでした。

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 びとさんから連絡があり、入間・狭山・所沢周辺のフリースクールの問い合わせなのでした。都心に出る途中の駅前にある、友人の塾を紹介しましたが電車で30分は、遠いかな?と思いつつ。

 過敏性大腸炎を引き起こすのはストレスからくるので、そのストレスから身を遠ざけて、ときを待つことをお勧めしました。

コメント
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