日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

サンヤツ広告

2019年07月21日 | 生活・ニュース

 新聞1面最下段の広告は基本的に「本」の広告しか載らない。そう聞いて購読紙を1カ月さかのぼって繰って見た。形は違うが本以外の広告は載っていなかった。もっと広告料の高いものがあるのではと思うが載せていない。出版と新聞は文字という共通点が親和関係であり、また新聞の1面という体面を保つことにもなる。

 そんな本の広告の典型は「サンヤツ広告」と呼ぶ。昔新聞は15段あった。「サン」は記事3段、「ヤツ」は横を八分割したことから名付けられた。今は活字が大きくなり12段になり、3段分ではなく2段と少しだがサンヤツという。サンヤツ広告には絵やイラスト写真は一切使われていない。サンヤツ以外の本の広告にはそれらが使われている。

 サンヤツにはさらに細かい規制がる。活字は明朝かゴシック系のみ、網掛けやベタもダメ。「?」や「!]も大きくは出来ない。線は縦横は問わないが直線を使用する。各出版社には「サンヤツ」担当者がいる。ひとつの公告に紹介する本の冊数に規制はない。似たような広告で横六分割のものがある。こちらは書体ほか何の規制もない。

 サンヤツの広告には目を通す。いつもあの狭いスペースに推したい本、読んでもらいたい本、買って欲しい本、文言を工夫して収めていると感心する。新聞はテレビ欄だけ見るという人も多いというが、1面は黙読だけでも積み重ねれば知識になる。八分割や六分割の広告にも同じ効果が期待できる。新聞社が体面を保つだけのいい意味を感じるのは肩の持ちすぎだろうか。
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台風5号の雨

2019年07月20日 | 生活・ニュース

 台風5号は大雨特別警報を出させ、九州西部の島々に住む人らに恐怖を抱かせ通り過ぎた。マスコミは「命を守る行動を」と繰り返し呼び掛けている。特別警報の出た島々にどれほどの報道関係者が配員されているか分からないが、各島をフォローできる体制はおそらくないと思う。被害の無いことを願うばかりだ。

 明日から北海道は礼文島をメインに観光予定の知人、こともあろうに台風5号の進路が、低気圧に変わるかもしれないが目的地付近で合流しそうな予報。中止すると9万円余りのキャンセル料が必要になる、さてどうしたものかと思案していた。彼は昨年も雨で北海道旅行が中止になったこともあり「北海道には縁が無いのか」とこぼしていた。

 5号の雨は降ったり止んだり、雨足の強いときもあったがヤフーの地域情報ほどではなく良かった。そんな朝、小学児童の通学路、いつもなら行列で登校する時間帯に所用で歩いていた。今日から夏休み、土曜日でもあるが数百㍍の直線路に人も車も猫もいない。昭和30年代前半までは、西岩国駅から錦帯橋へ続く唯一の幹線路だった。

 ダムからの放流は続いていることから雨は一応たりた。今日は市内で一番早い花火大会が予定されている。近くの神社では祇園祭りで神輿が巡って来る予定だがどうだろう。次の土曜日は近くの2カ所で盆踊りと夏祭り催される。どちらも子どもらの出番が待っている。その次、8月の第一土曜日は錦帯橋の花火大会など夏休み前半の行事が続く。早い梅雨明け宣言を待っている。
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雨上がりの朝

2019年07月19日 | 生活・ニュース

 昨夜から今朝まで、防災メールや気象情報で何度起こされただろうか。ダムへの流入量が増加、放水量が増加するので河川の水位上上昇に注意ください。50㍉の雨量が予想されます。〇〇地域に土砂災害発生の可能性が高まりました、今後の気象情報に注意を。など身を守る情報が入る。その都度、雨音を確かめながら情報に目を通す。

 夜が明け、カーテンを開けると雨に濡れ重そうにではあるが朝顔が咲いている。いつもの朝にほっとする。ローカル線は始発から運転見送り、通勤や通学の利用者へ報せるメールが入る。現役のころには、台風襲来、豪雨などの時にわが家を気にしながら、雨風をついて職場に向かったことを思い出す。それが当たりのことと疑問に思わなかった世代だ。

 雨の日、一つだけ省けることがある。それは朝顔など花類への水やりが免除される。しっかり雨に洗われた葉は大きな水玉を大事そうにのせている。いくら水遣りをしてもこうはならない。自然の営みに人は及ばない。雨にもめげず、刈り取った五月の小枝に白いパッチワーク様の巣がある。生きるために蜘蛛は巣を張っている。

 花の終わった紫陽花の葉に1匹のカタツムリがゆっくりと歩んでいる。雨の中ここへどうやってたどり着いたのだろう、昨夜の雨をどう凌いだのだろう。チョイ触ると歩みを止める。雨上がりとカタツムリ、いい光景だが、もうすぐ葉の先端、これからどう進むのだろう。野鳥からは丸見え、早く隠れろよ、とチョイと殻に信号を送っておいた。
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雨の日の運転

2019年07月18日 | 生活・ニュース

 台風5号の影響もあり、梅雨明けはまだ先のようで雨に対する注意が呼びかけられている。気象予報で聞く雨の表現で何となく弱い雨、これは強そうなので警戒が必要などは感じで分かる。ある待合室で「土砂降りの雨になるので、帰ったら家の周りを見まわっておかねば」という会話が聞こえた。

 気象庁の「雨の降り方と強さ」を開いてみた。時間雨量、予報用語、人の受けるイメージ、人への影響、屋内屋外の様子、車に乗っていて、7区分で分かりやすく載っている。雨量で20㍉未満から80㍉以上の5段階、会話にあった「土砂降り」は30㍉以下で強い雨と記されている。家の前の道があっという間に川の様になったことがある。それは30から50㍉の雨量で「激しい雨」、イメージとしては「バケツをひっくり返したように降り、傘をさしていても濡れる」という。思い出せばピッタリ当たる。

 市の防災メールで、大雨、土砂、洪水の各注意報が午前中に発令された。何れも雨による災害発生の恐れがある時に出る。何れの注意報は、さらに大きな災害が予想されると警報に変わる。注意報や警報は各自治体が発する。梅雨末期と台風が重なるここ数日は予報に十分注意していよう。

 車の運転が危険、それは予報用語で「非常に激しい雨、また、猛烈な雨」の時、雨量は50㍉を越え、屋外では「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる」と説明。道路が川状態になる「激しい雨」の状態で高速走行するとブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きるとある。高齢者事故多発、気をつけよう。
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日照時間

2019年07月17日 | 自然 季節

 農産物に不作が心配されている。夏野菜が不作で高騰、日本の主食の米、今、その育ち具合が心配されている。収穫は悲観的と気落ちし顔を曇らせる農家の人の姿を映していた。最大の原因は日照時間不足。日照時間とは「一日のうちで直射日光が地表を照射する時間」とある。今月も下旬に入るのに述べ数時間という地域が多い。

 この地のアメダスでは、昨日は9時間50分、今日は3時間33分の日照時間が記録されている。気温は30度を超えている。農家の人の話では雨も日照りもまずまず、雑草刈に追われるという。雑草と言えば、銭壺山へ上る途中の段畑に黒い牛が10頭ばかり除草に励んでいた。好きなだけ好きな草を食べ人には喜ばれる、共助の一例だろうか。

 日照時間は農作物だけなく、海水浴関係者をも嘆かせている。夏休みに入るというのに低温の海水では海辺への足は遠のくだろう。日照不足で体調を崩し受診する人が増えている。天気が悪いと気分が落ち込む症状は聞いていたが、気温と日照が人間生活へ及ぼす影響を改めて認識した。

 梅雨明けの予想も次第に後へ後へと下がっている。さらに台風5号の進路によっては梅雨明けがさらに遅れ、直射日光が地表に届かず、状況をさらに悪化させるのではと心配している。1961年、世界初の宇宙飛行士ガガーリンの言った「地球は青かった」、今もそれは変わっていないのだろうか。 
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歴史町名

2019年07月16日 | 生活・ニュース

 どこの地域にもどこの街にも、その期間の長短はあってもその場所固有の歴史がある。そんな歴史を忍ばせる一つに古い町名や通りのなどの呼名がある。古地図を手に旧街道を歩く催しの様子をネットで見かけることが増えた。古の旅姿ではないが共通点が一つある。古の人は竹や木製の杖、今風の街道歩きはノルディック用ポールの様で、さっそうと町並みを楽しんでいる。

 近年の自然災害の巨大化に伴い、過去に起きた自然災害の規模や情報、そこからの教訓を伝える石碑やモニュメントを尋ねる催しが増えたという。東日本大震災の後で高台にある津波到達地点の碑がいくつも報道されていた。「これより下に家を建てるな」そんな碑文が頭に残っている。こうした碑文は国土地理院のウェブ地図から検索できるようになった。

 私の散歩する道に自然災害の石碑は見当たらない。だが、城下町の名残ある通りには「歴史町名」として木作りの表示があるがそれは十指を超える。最もそれらしいのは「大明小路」その昔は「大名」表示だった。町人の町らしく魚、豆腐、木材、鍛冶、塩など生活感がある。城下らしく鉄砲小路や牢小路などもあるが牢は朗らかに変わった。

 こうした町名表示も過ぎた年月を忍ばせる色合いに変わる。古くなった町名は初めての人には判読しにくい状態になっている。知らなければ見ることもない表示がある。錦帯橋横山側にある「鞭棄小路」。命名の由来は「吉川広家は武芸鍛錬のため横山の岩国高校旧校門付近にいたとき、江戸に放っていた隠密から密書が届き「3代将軍家光は英明の主にて候」と 書いてあった。吉川広家は自分の代で毛利家復興は困難と悟って深く失望し、馬を降り鞭を棄てたまま御館に帰っていった」という。 菖蒲池のあたり、足を運んで探してください。
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海の日に

2019年07月15日 | 社会 政治

 1週間もすると学校は夏休み、その前の3連休最後の日の気温は夏日の値まで上昇、「海の日」にふさわしそうな全天久々の青空となった。祝日制定は我が家がこの地に新築し引っ越した年になる。それは阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など記憶からぬぐえない災害や事件の起きた年になる。施行はその翌年からになる。

 海の日は「海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う日」とされる。当初は7月20日だったが、ハッピーマンデーにより7月の第3日曜日とした。海の日を祝日としているのは世界で日本だけという。

 海の日(8月11日)があり山の日があって「川の日」は無いのかと思い繰って見るとあった。あったというより、私がお惚けで知らなかっただけかもしれないが、祝日にはなっていない。川の日は7月7日で1996年に国土交通省により制定されたそうだ。何と海の日の施行年と同じだ。七夕で伝説の天の川のイメージがある、7月は河川愛護月間、季節的に水に親しみやすい、などから7月7日になったという。

 山も川も海もその存在は一体で、区別してそうこうすることなく、全て一つとしての政策が必要だと思う。特に、昨今の温暖化が原因と言われる異常気象から、治山治水対策は住民の安全を図る重要な事項で、この河川の安定は海に関わる産業の安定化に寄与する。深刻化している海洋汚染の根絶にも通ずる。各地で海開きが行われ歓声が聞こえる日も近い。山・川・海、身近なこととして見直してみよう。
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さぁ行けカープ

2019年07月14日 | 生活・ニュース

 大方が予想しなかったセ・リーグ4位で折り返す広島東洋カープ。フアンを不安にさせているかと思いきや、フアンも地元紙もカープ応援の炎は燃え続けている。ある日の地元紙の投稿面が「カープが苦戦の前半戦を4位で終え多くの投稿が寄せられた」ということで「巻き返せカープ」という特集で、全編がカープ応援の思いを綴る投稿で埋まった。

 特集に載った投稿の見出し、何れも9文字で「3連覇の意地見せて」「赤の力めげずエール」「覇気見られぬ選手も」「不調続く打線に策を」「療養に励む母と応援」「浮き沈み人生重なる」。同じページの時事川柳には「コイ4位それがどうした応援す」「じりじりと梅雨明けを待つカープ党」の2首が載る。切り口はそれぞれ違うがカープ思えばこその応援文字、選手には届いているだろう。

 カープが勝てば喜び負けると不機嫌ではないが気が晴れない程度のフアンだがこれから先に不安を感じる。なにせ20年ぶり、横浜・広島・甲子園そしてナゴヤで止まらなかった自滅の11連敗、首位巨人と11ゲーム差、いつから負け始めたのか思い出せない。
 
 明日から後半戦、その初戦はDeNAで横浜から始まる。横浜は11連敗の始まりだったが、後半の開始に当たり連戦連勝切っ掛け作りの試合にして欲しい。ここで勝てば、2週間ぶり地元マツダスタジアムで首位巨人との戦いになる。「かすむカープ4連覇」の記事で、「主力相次ぐ不振・離脱」「若手投手に過度の期待」「底上げ進まず打線低迷」などの文字が載る。これらの文字を誘い水として善戦を期待する。
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子どもを守る

2019年07月13日 | 生活・ニュース

 今年1月1日の日本人の総人口は1億2477万6364人で、昨年から過去最大の43万3239人減少したと報道された。これは総務省が住民基本台帳に基づく人口動態調査による数値。この数値に、最近頻発する調査方法の間違いや改ざんはないだろうと思う。山口県の減少率は1.01%でこれは全国10番目、全国平均の0.35%を大幅に上回る。

 増加は関東の4都県と沖縄県、一極集中に歯止めがかかっていない。選挙のたびに地方創生の声は聞こえるが、都市部に住み、地方と交流する策は見直さなければならない。と言って他人任せでなく自分に何が出来るだろうか。毎朝、登校する児童や生徒らを見送りながら、事故など無く社会人となる彼らに未来を託すしかない。

 こうした子どもらを育てる一つに、事件や事故から守ってやることも大事だ。近くにある小学校校区内で、児童に接触してきた不審者情報が続いた。身近で発生すると、報道で知るより一段と緊張が増す。学校と家庭でしっかり対応を教わっているだろう。万一にもそうしたことを身近に見かけたら、子どもを守るのは地域住民の務めと思う。

 近くに小さな公園がある。子どもの遊ぶ姿をよく見かけるし、母親同志のコミニケーションの場でもあるようだが、微笑ましく見て通る。その出口に「とびだし注意」の札に園児らしい子どもの切り抜きがついている。これは子どもに呼び掛けた注意だが、走り回る子らから目は離せない。いつでも一声かけれるよう心構えでいよう、防犯メールを思い出しながら子どもの声を後にした。
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Hayabusa2

2019年07月12日 | 生活・ニュース

 宇宙の話をすると「年甲斐もなく」と言い、ウス笑いされることがる。そこには私が興味を示したことへのお粗末さにあきれ、少々小ばかにした意味合いのあることはよく理解している。今回は購読紙の1面トップ「はやぶさ2 再着陸成功 世界初 近くの乃岩石採取」という見出し。昨日の午前10時過ぎの快挙、出先で気になり何度もスマホを開いていたが、快挙成功の画面に一人ほくそ笑んだ。

 はやぶさ2は、2014年12月に種子島宇宙センターから打ち上げられた。18年6月小惑星「りゅうぐう」に到着、それから岩石の採取、クレーター作りその跡に着陸した。何度かこのブログの題材にさせてもらった「はやぶさ2」について、JAXAのHPでときおり説明を読んだり映像を見たりしていた。難解なことばかりで理解できたわけではないが、今回の「りゅうぐう」を目指したミッションは成功する、そう確信させるものがあった。 

 そろばん玉の形をした「りゅうぐう」は地球から約3億㌔にある小惑星。直径はおよそ900㍍だからスカイツリーよりわずかの差しかない。重力は地球の8万分の一という。電波は光と同じ速度と言われるが、操作するための電波が届くのに約15分、指示し、結果確認まで30分を要する。はやぶさ2は、着陸の前後は自らの判断で行動し、着陸後は数秒でエンジンを噴射し上昇したという。これを待つ技術者の気持ち、成功を確認し喜ぶ職員らの写真に集約されている。

 「NASAの何歩も先を行く科学史に大きな足跡を残した快挙」「太陽系の歴史のかけらを持ち帰る」というはやぶさ2は、来年の11月か12月頃に、南のオーストラリアに帰還するという。「いとかわ」から帰還した「はやぶさ」の感動再現になる。帰還してこそミッション完了、JAXAの健闘を祈っている。
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