日々のことを徒然に

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宇宙の涯

2012年08月26日 | 生活・ニュース
           

 火星で生命の痕跡となる有機物が発見されるか、火星の赤道付近に着陸した米国の無人探査機キュリオシティに関心が集まっている。写真や岩石へのビーム光線照射で破壊し飛散物の分析など探査が始まった。これから2年余りその探査は続く。宇宙の話は気の遠くなるような夢があり、この歳になっても興味を持ってしまう。

 1977年に同じく米国の打ち上げた2機の無人探査機で「ボイジャー」は各々1号、2号と命名された。この1号が、6月に太陽系の最外縁部に到達したと、NASAの発表があった。地球から180億キロ、時速6万キロで飛行を続けているという。180億キロ彼方とは、ボイジャーからのるデータが地球へ届くのに17時間あまり必要という。
  
 今年は金環食を初め幾つもの天体ショーが見られ世界中の人を喜ばせた。しかし、見上げても見つけてもらえない探査機、それでも黙々と仕事をし木星、土星、天王星、海王星などの観測結果を送ってきた。地球外生命体と遭遇したとき地球の情報を伝えるレコードが積まれている。「こんにちは」という日本語も収められているそうだ。
 
 35前に打ち上げられた探査機、今も夢を持たせてくれる。太陽系を越えた探査機、本当の未知の域へ達した。生命体との遭遇、それを適えさせたい。積載のプルトニュウム電池は2025年まで使えるという。キュリオシティにもこの電池が使われている。使い終わった後の処理はどうすのか、夢の裏側で心配する。(写真はボイジャー ネットより)
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