日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ふるさとを知ろう

2012年08月24日 | しっちょる岩国


 一昨年の「第一回岩国検定試験」実施の前に「テキストブックは無いのか」、終了後には「テキストブックを作って欲しい」という声が思いのほか多く、それは市外を問わず寄せられた。

 他の街のご当地検定試験は、自治体やそれに類するしかるべき組織を中心にして行われている。そうしたところは郷土史家を初め多くの専門家が名を連ねた素晴らしいテキスト本が発行されている。ここ岩国の場合は有志の10名ほど、それもこうした関連は素人が集まって始めたご当地検定。それでもテキスト作製に挑戦した。作製にあたり「岩国の魅力を再発見し故郷への理解を高めてもらう。幅広い年齢層の読み物としても楽しめ、子どもらの副読本にもなる」という高い目標を設定した。

 1年半かけて作製したテキストが完成した。その内容は手前味噌になるが、先に記した高い目標を達成したと思う。これからより内容の充実を期していく必要はメンバー全員の共通認識としている。素人集団が作りあげた検定テキスト「いわくにになろう」の刊行報告を23日、市役所で記者発表した。今日は新聞3紙のローカル面ではあるが朝刊に記事を載せてもらえた。夕方には地元有線TVでも紹介された。

 この作製作業を通じて、ふるさとへの関心はより高くなりその素晴らしさを教えられたのは私だけではないと思う。早速、記事への反響があり代表宅には何通もの問合せ電話があったという。幸先いいぞ。
コメント (8)
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