日々のことを徒然に

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もう一つのメダル

2012年08月13日 | 生活・ニュース
           

 17日間に渡って開催されたロンドンオリンピックが終わった。日本のメダルは金7個、銀14個、銅17個のあわせて38個でオリンピック参加100年間で最多という。メダルに一歩届かない残念な試合も多くあったが、残念ながら勝利できなかった選手も、精一杯競技したことではつらつとしている姿に安堵した。残念はあろうがそれは次のリオ大会目指してまい進して欲しい。

 もう一つ、時差と戦いながら各熱戦を伝えてくれた放送関係者、仕事といえばそれまでだが、あの多くの感動を伝えた皆さんへ「もう一つの金メダル」を贈りたい。

 今回のロンドン大会には「ジャパン・コンソーシアム」という組織が作られ日本向けの放送をした。それに参加した実況アナウンサーはNHKと民放あわせて20人、民放アナの実況がNHKで、その逆もあったことになる。1つのクルーは解説、アナウンサー、ディレクター、通訳、ドライバーの5人という。

 ビッシリ組み込まれた放送予定は日本の勝敗や天候で日程が変わるなど、なれない外国では大変という。1日が終われば翌日の放送資料作成が待っている。観光地など行く余裕は全くないそうだ。中継を見て思うのは、アナウンサーは実によく学習されている。そのことが感動を覚える放送に連なっている、といつも感じる。

 速く高く遠くへ、4年先はどこまで記録が更新されるのだろう。実況アナウンサーの技も同じように高まるだろう。競技も放送も互いに切磋琢磨した4年後を楽しみに待つ。
 
 
コメント
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