日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

収穫を終えて

2012年08月23日 | 自然 季節
           

 今日は二十四節気の一つ処暑。「処は『収まる』という意味で、暑さが峠を越えて後退し始める頃とされています。残暑厳しい中にも、五感を澄ませば、小さい秋が見つかるかもしれません」こんな説明がメールで入ってきた。

 列島全体が残暑厳しく「熱中症に注意」の呼びかけが続いている。そんな中でも早朝の外気に触れると「ほっ」とするような、ひんやりとした心地よさを感じる朝がある。季節は移っていることを感じる。蝉の声も少し静かになった。

 プランターで作り始めて3年目のミニトマト。最近、暑さに負けたのか、またはその季節到来なのか勢いが衰え始めた。それにしたがって収穫が減り青い実の熟れ方が芳しくない。それでも、これまでで最高の収穫となり大満足をしている。

 夏の間、収穫の楽しみと新鮮な夏の味をくれたトマトに感謝しながら、最後の収穫をした。その数30数個。これまでの保存分とあわせ、もうしばらくは自作トマトが味わえる。一緒に植えたピーマンはもう少し先まで収穫できそうだ。

 水遣りは日課としていたが、追肥や根周りをやわらかくしてやるのは計画性のない思い立ったときだった。そんな管理不行き届きを反省し謝りながら、プランター一杯に張り詰めた根を掘り出す。その無数に伸びた細い根の集合が、2メートルほどに伸びた主枝を支え、喜ぶほどの多くの実を実らせた。そこに何か尊さを感じ、来年も、という気にさせる不思議な伝わりがある。これが自然の営みなのだろうか。
コメント (2)
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