日々のことを徒然に

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強くなった円

2012年08月28日 | 生活・ニュース
           
 
 円、その意味を辞書では「丸いこと、角ばらないこと、あたり一帯」とあり続けて「貨幣の単位。1871(明治4)年制定」(広辞苑)とお金の円は4番目となっている。

 そんな貨幣価値の「円」、ドルやユーロ安なので円高となって困っている日本。ドルやユーロ安になると表示される円の値は小さくなるのに円高という。円安はその逆。経済音痴には理解が難しい仕組みだった。

 対ドルが100円を切る、円高になる、日本の経済は果たしてどうなる。90円、80円とその都度論戦が起こり、難しい話を聞かされてきた。80円を割って長い。そして円高対応については企業の海外進出に話が転じた。ユーロも100円を少し下げたところでこのところ安定、などは報道で知ること。毎日のささやかな生活、2カ月に1度ほどのガソリン給油以外では円高を如実に感じることは無い。 

 毎日、毎時、報じられる為替の変動。これとにらっめこしての仕事は映像で見るが、秒単位の変動が日本経済を左右する、その中味は理解できない。だから幸いなのかもしれない。そんな円の価値、41年前の今日、1971年8月28日、外国為替の変動相場制へ暫定的だが移行した日という。

 円が強くなるのは喜ぶべきかそうでないか、立場が違えば水と油のような議論になる。国民の大方が安心できるよう、万国で協調してほしい。今日は1ドル78円56銭。円は丸い、丸は360度、だから1ドルは360円、こんな昔話をする人はいなくなった。
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