”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

梶井厚志「経済学のキーワード」:中公新書

2007年04月30日 | 「Weekly 読書感想」
故事成語でわかる経済学のキーワード

中央公論新社

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 「鶏鳴天盗」「伯牙絶弦」等4文字に限らないが28句の中国の故事成語の由来を解説し、現在の経済事象に当てはめて解説している。読む人によっては興味尽きないテーマかもしれないが、四文字熟語の好きな私でも本書を読み通すには相当の辛抱努力が必要で、後半は正直飛ばし読み。
 随分以前に本書をお送り頂いた高崎大の伊佐(養秀同窓会)さん,申し訳ありません。後書で著者も言っているが中には熟語の由来意味と現今の経済事象の意味合わせに多少の“牽強付会”を感ずるところがあった。
ただ、「完璧」とは“完全な壁“と思っていたがその本当の意味は”完全な玉“の意味。だったら何故「完玉」としなかったのだろう等つまらぬ疑問を抱く。
 本書に取上げられた22の成句中表題の2句は初めてで既知の句でも意味を誤解しているのが正された。
 因みに「鶏鳴狗盗」は“器用貧乏だが人は使い様“という意味。「伯牙絶弦」は強い決意表明、今風で一番近いのはコミットメントか。「朝三暮四」は「朝令暮改」と似ているが、その意味は”ごまかし“の意味。

 伊佐さん、遅くなりましたが本書御寄贈頂き有り難う。何とか読了しました。


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「白井早大総長へご挨拶」

2007年04月29日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 早稲田大学出身IT経営者の集まり「情報産業経営者稲門会」の年次総会が「リーガロイアルホテル東京」で開催された。例会は隔月に開催され、慶応出身の「情報産業経営者三田会」とのゴルフ・マッチが盛んだが、ゴルフ不調法な私は参加率が悪いが、今回は総長も出席されるとのことで出席。
 講演会後の懇親会席上、最近何度か渡航、沖縄に殊のほか関心あるとお聞きする白井総長に“会員中唯一の沖縄出身で勝方琉球・沖縄研究所長の応援者です”と自己紹介、挨拶。“おう!彼女頑張っていますね”とのお応え。

「稲門」・「三田」両会員を比較すると三田メンバーには椎名元IBM会長は別として総体にネット・モバイル等若手ニューベンチャ系が多いのに対し稲門メンバーには丸森SRA会長や関NECソフト顧問に代表されるように請負・派遣主導レガシー系が多い印象。
 創業以前、30年を越す友人である我社の株主・梶山社外取締役は三田会。両大学後輩応援団のエールをバックに合同新年会等での懇親会は他にない興がある。
  
   (根来早大IT戦略研究所長講演)
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「ようこそ!南仏から東京の沖縄へ!」

2007年04月26日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 18日銀座の「沖縄マインド集い」の夜、中学恩師の新川先生と愛娘スガちゃん、国際結婚、南仏でフランス人ペンション経営する夫君のシャールとそのフランスの隣組・二カップルを同行来日。在京の沖縄料理と踊りの文化に触れたいというリクエストに応え、池袋「みやらび」を予約、この夜琉舞と料理を楽しむ。
 我が怪しげな英語で気炎、交流。それにしても母国語を誇り英語を蔑視すると聞く彼らの英語、私より遥かに達意。
 元公務・警官リタイヤ組みの両ご夫妻、2週間越す日本縦断旅行、疲れを知らぬ元気ぶり。それより80歳を優に超す元“ひめゆる”最後の同窓生である恩師・新川先生を”ママ、ママ”と気使う彼等フランス人の優しさ!その先生から中学以来の“タツヤ君!タツヤ君!と連呼されると、知らずに”ハイ、ハイ“と昔に戻る。 沖縄は安謝中2年別れて以来50年。至福のこの夜!先生何時までもお元気で!
   
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『沖縄マインド最後の集い』

2007年04月26日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 4月18 日(水)、銀座「高松7丁目店」で東京、大阪、沖縄で県内起業家同士による第9回ビジネスマッチング『沖縄マインドの集い』に出席しました。
 先にもお知らせしたようにこれは数年来琉球新報が本土で活躍する県出身ベンチャー経営者を毎週月曜の夕刊コラムで取上げ紹介した連載シリーズ。この度、連載終了に伴い県産業振興公社と共催で9回最終回の集い。
 この連載も一つのきっかけで私達は関東沖縄IT協議会(KOI)を形成、さらにその延長線上に有志で㈱EmEO沖縄を立ち上げた。そうしたきっかけと出会いを提供した新報紙の効果、功績は大きい。取材に東奔西走した担当記者とデスクの皆さん、ご苦労様でした。ここに改めて感謝の意を表します。
 当夜は東京、沖縄から100名近い企業家が参加。比嘉琉球新報社長、高倉公社専務が沖縄から駆け付け祝辞を述べ、不肖私が乾杯の音頭挨拶を仰せ付かった。
 席上、比嘉社長に掲載紹介された連載企業の名簿出版を提案しました。とは言え、経営の継続は厳しく、決して祭り・イベントばかりではない。連載紹介された中ですでに消えた企業もあり、“明日はわが身”に例外はない。


 
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「静岡事業所第4回ISO更新審査」

2007年04月23日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 先週20日金曜、当社静岡事業所のISO9001/2000の第4回定期更新及び事務所移転に伴う第3回変更審査を受けました。当日、操業9時前開始に備え前日静岡に宿泊し、所長と事前準備協議を行いました。
 担当は昨年に続き、日本検査キューエイ㈱の西方理事審査員。当時9時前に事業所に到着、およそ1時間の経営者コミットメントの審査を受ける。
その後、東京御社へ帰任、5時からの審査終了インタビューはテレビ会議で行った。是正指摘事項2箇所。5月20日までの是正報告の結果によって更新登録が行われるとのこと。

 当静岡事業所は品質システムを重視する富士通㈱沼津工場他顧客との20年を越える取引によってISOプロセスに対応出来る体質を構築しました。それのみならず売上成長や利益率を含め、当社のLead of Divisions、今やBest Practiceと言えます。その勢いによって今年従来の2倍以上のオフイスに拡張移転しました。引き続きご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
    
 (新静岡事業所・三島市寿町1-25 第一ビルヂング3F 玄関で)

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「法政大沖縄文化研究所公開講座に出席して」

2007年04月22日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 07年4月21日(土)、法政大学市ヶ谷キャンパス内の新装落成した外堀校舎で開催された稲福恵子・早稲田大学「琉球・沖縄研究所」所長による第118回沖縄文化研究所公開講座に出席。演題は「沖縄女性学の可能性」~ジェンダーとエスニシティの交差するところ~。
 沖縄学に関心を抱く中高年者中心100名近い出席。講演内容はいまや勝方女性学お馴染みテーマ伊波普猷「沖縄女性史」、金城芳子、「執心鐘入」と「道成寺」、バジルホール「琉球の貴婦人」に加えて一転、昭和戦後の映画「ひめゆりの塔」「八月十五夜の茶屋」からNHK「ちゅらさん」に飛ぶ。こうなると学術的・深奥なテーマが否が応でも眠気を飛ばす興味津々!最後は人類学者スーザン・セレデの「聖なる森の女たち」(1999年)の沖縄女性研究方法への批判と例の久志芙沙子論。スライド映像等を表示しながらの1時間半の講演後、会場中からは網野善彦を引合に出す等30分近いQ&Aに興味尽きなかった。
 それにしてもいつも思うことだが、得てしてモノトーンになりがちな大学講義と異なり、勝方所長の語り口は抑揚つけた歯切れのいいパフォーマンス。

 講演後研究所内を案内され、中野好夫沖縄センター関係資料や伊波普猷の肉筆原稿等を目の当たりにし、真に“名にし負う法大沖縄研”その資料収集保存状況、所内廊下壁一面満載の沖縄関係記事等の公開性、それ以上にスッタフ一同のオープンなhospitabilityが深く印象に残り、再訪の思いを強くした。この法政文化研の呼掛けで近く沖縄関係研究団体の連絡会発足の動きがあるという。
 講演後の懇親会、多くの研究者の前で乾杯の挨拶を指名されたのには忸怩恐縮。ご案内頂いた屋嘉教授、山城さん有り難う御座いました。


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吉川新沖縄県東京事務所長来訪!

2007年04月17日 | 「美ら島沖縄大使」便り
「千客万来」
 吉川新任沖縄県東京事務所長が仲宗根新任次長、米須IT担当企業誘致監を伴い来社された。吉川所長の東京赴任4度目。最初お会いしたのは確か現仲里副知事が東京事務所長時代の10年ほど前にお昼をご一緒した記憶がある。
 首里高校から九大に進まれたが、私の知友の琉球琴演奏家の翁長洋子さんとは高校の同期とのこと!その洋子さんの義兄の花井琉大観光産業学科助教授と仲宗根次長が前任の観光文化部時代に面識があるとのことで、この日大いに話に花が咲いた!
 吉川所長は企業誘致で県経済の活性加速と失業率改善という仲井真知事の公約実現促進に強い意欲を持ち、就任以来連日勢力的に在京の県関連機関や組織を歴訪している。口八丁、手八丁!県庁以外にも広く人脈を誇る異色の行動派公務員。
 関東沖縄経営者協会の研修講師もお願いしたいと思う。
   
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「RCS社開発センター・進発式」

2007年04月16日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 先週4月12日、沖縄事業所でお付き合いのあるRCS㈱の24周年進発式(年度発足式)に招かれ講演を依頼された。RCS社は組込ソフト中心に社員の大半を首都圏に委任、この度豊見城市の支援による新開発センター開所を契機に県内Near Offshoreを目指す。
 会場には社員以外に県会議員に県商工労働部幹部、副市長、市議等豊見城市関係者から㈱ソフトブレーンはじめ本土IT企業と多方面からおよそ200名。
講演は多彩な出席者を前にその内容・焦点に苦慮、結局業界のマクロ・トレンド、経営、組織、キャリア論と私の失敗談を中心に拡散、冷や汗をかいた。

 私より一回り若い元富士通沖縄ユーザー会長の与那覇RCS社長とは創業以来の知友ながら、大手本土企業の大先輩IT部門長を東京支社長に招く等達抜な“人から援助を受ける能力”とこの日の多彩な来賓、出席者から伺える人脈力を改めて認識させられた。大手本土から招かれた東京支社幹部は“誰に対しても偉ぶらない気さく柔軟な人柄に、サポートしようという気持ちになります”と言うのを聞いて成程と得心。
 この日はたまたま私の67回目の誕生日。止せばいいのに講演冒頭にそのことに触れたら、事後の懇親会満座の中、バースディケーキと花束を頂いた。与那覇社長並びに主催社員の皆様、お騒がせ後迷惑お詫びとご配慮御厚意改めて御礼申し上げます。拙い講演にも拘らず真に有り難う御座いました。

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「関東沖縄IT協議会沖縄支部発足」

2007年04月15日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 4月11日木曜、那覇市のロワジール・ホテルで関東沖縄IT協議会沖縄支部の
発会式とパーティーに出席。
 関東沖縄IT協議会はそもそも在京県出身ITベンチャーオーナー主体の懇親・交流会だが、このところ県内IT企業並びにその在京ディビジョン・メンバーの参加、さらに県内進出を希望する本土企業の参加も増えて来た。
 県内にはマンション・ビジネスも入れると優に300近いIT企業が存在するとも言われる。しかし、これに相応する県内市場が存在する訳ではなく、その大半は首都圏を中心とする大手SIベンダーの多段階下請けで、勢い首都圏マーケットに密着する関沖協との接点、連携メリットも出てくる。毎月の首都圏例会に出席ままならない県内関沖協メンバー一部からの支部設立の声に圧され、この日となった。
 県外同業による狭隘な県内市場侵食を懸念する声があるが、私達の主たる狙いはあくまで首都圏発注業務のNear Offshore(県内遠隔開発)だが、付随的に県内若年者の採用・育成。さらにIターン希望者の県内企業への紹介、マッチング。
 とはいえメンバーが県内業務を受注するケースも否定出来ず、これは全ての業界組織に言えることで、そこは“小異を捨てて大同に付き”切磋琢磨、競争・協力の大局に立って業界の活性、発展に資したい。
 この日の出席者は40名以上。周辺業からの参加もあり、お互いのビジネス交流・交歓を行った。当夜の出席、ご協力に皆様、有り難う御座いました。
   


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奥野修司「満足死」;講談社現代新書

2007年04月08日 | 「Weekly 読書感想」
 
満足死 寝たきりゼロの思想

講談社

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 恐縮ながら本書は著者から寄贈頂いた。
全国17都道府県に「満足死の会」があることを本書で初めて知った。“満足死”とは2・3人称の“尊厳死”と対比するとその意味がよく分かる。高知県佐賀町(現黒潮町)で在宅医療中心に診療所勤務の疋田医師の活動レポートを中心に高齢化社会の医療を論じている。
 例の「ナツコ」を10年近い著者独特な取材活動は評判になったが本書も4年かけている。著者と懇親した昨年には2月第一版の本書を含め、いくつかの取材執筆活動をしていたことになる。

 通夜の席で遺族に詳細な死の病状経過を語る疋田医師の描写を読むと末期癌に苦しむ亡母に“もう大丈夫ですから”と強く退院を迫り、自分の出勤しない日曜日、点滴等全ての治療停止を看護婦に命じ、入院3ヶ月目きっちり死に追いやった大宮日赤の当時の亡母担当医を思い出した。
 本書で疋田医師の説く「社会、生活、生物」の3段階死は考えさせられた。退職リタイヤ後の社会貢献活動はまだ社会死とは言えないだろう。介護5段階で義母がお世話になっている特養ホームの人々を思い浮かべ、“明日はわが身”を考えさせられた。
 著者は役所当局と摩擦を起こしつつも町の医療費を劇的に低下させた疋田医師の功績を讃えているが、決してヒーロ扱いにはしていない。とは言え「ナツコ」のときも感じたがサポートした男性、本書における疋田夫人や役所関係者等の主人公の周りへの人々へ微温的記述と著者の気配。新書版ながら重い内容だった。

 奥野さん、お贈り頂き有り難う御座いました。 (著者の奥野さんと)
  



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千客万来!「第29回“アーユルヴェーダ”沖縄大会」

2007年04月08日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 “アーユルヴェーダ”ってご存知?知る人ぞ知る。これはインドの伝統的な学問で、その名はサンスクリット語のアーユス=生気、生命とヴェーダ=知識の意味。現代でいう医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含む伝承医学。私は寡聞にして知らなかったが、当社女子社員は大体知っていた。
 今年の11月10日、11日の土日、沖縄・宜野湾のコンベンションホールで
『健康増進のためのアーユルヴェーダ』-心と身体の浄化療法-
をテーマーに第29回日本アーユルヴェーダ学会沖縄研究総会)が開催される。
その総会長の大役を担ったのが崎浜キヌさん。高校同期の元板橋区立金沢小学校長であの気の強い高山厚子さんが一目も二目も置く才媛。名護高から奈良女子大へ進まれた。
 現地学会事務局を引き受けるのは(有)ケイ・ショウカイ経営の御子息。
高山さんは東京事務局長を引き受け、大会参加者500名以上とスポンサーシップを確保し、共に大会成功目指す。先日の御子息に続いて、先週お二人が見えた。学会員に限らず東洋医学に興味のある人の参加を歓迎されるという。
 関心ある方は上記URLから参加申し込みが出来ますので御覧下さい。
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(仲田日本文化経済学院理事長との懇親)

2007年04月06日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 沖縄出張中は更夜まで会合、面談、宴席とアポイント山積。二泊三日が体力の限度か。帰京の機中はメールも携帯も社員も来客もない故、読書とメール作成に専念出来るひと時。それより最も貴重な爆睡時間。
 先週のタイムス、コンベンション、琉大の合間を縫ってEmEO沖縄の現地スッタフ内揃って日本文化経済学院(JICE)の仲田理事長を訪ね、懇親。
 JICEは仲田理事長がその豊富な海外経験から日本語を習得したい東南アジアの若者が本土よりHospitability豊かで生活コストの安い沖縄に関心を持っている点に着目、外国人向け日本語学校として那覇は西町に開校した。問題は学生募集と卒業後の就職。
 たまたまEmEOにITスキル経験の上に台湾留学3年、中国語堪能な大山スッタフが在席、県も掲げる“知的交流社会のフロントランナー、IT Near Off shore、知の集積沖縄”実現連携を目指しての交流。4ヶ国語でHPを発信する等、アジアへの架け橋としての沖縄の優位性を発揮出来る連携可能性を感じた一夜でした。
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第9回[沖縄マインド」ご案内

2007年04月05日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 ここ数年来琉球新報は本土で活躍する県出身ベンチャー経営者を毎週月曜の夕刊コラムで取上げ紹介し、過去8年に亘り県産業振興公社と共催で、東京、大阪、沖縄でこれら起業家と県内企業とのビジネスマッチング『沖縄マインドの集い』を開催して来たが、9回を迎える今年がその最終回になるという。

 私もこれまで知り合いの若手起業家30名以上を紹介して来た。この連載を一つのきっかけに私達は関東沖縄IT協議会(KOI)を形成、さらにその延長線上に有志で㈱EmEO沖縄を立ち上げた。

 こうした縁の“最終回集い”が以下の通り開催されます。紙面で紹介された人はもとより、ビジネス交流を希望する県出身の皆さん、お誘い合わせの上、挙って参加、お互いのビジネスチャンスを見つけたいものです。

 1、日 時:2007年4月18 日(水)  6:30~21時
 2、場 所:「Sun―mi 高松7丁目店」03(3546)8182
       中央区銀座7―13―20(http://r.gnavi.co.jp/p109600/)  
 3、会 費:8,000円(当日会場にてお支払いください)
 4、申込締切:平成19年4月13日(金) 
 5、問合先 :(財)沖縄県産業振興公社 下野・与那嶺 TEL:098-859-6237 
        琉球新報東京支社 TEL:03-5568-6855 
        又はメールでご連絡下さい。

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「新人の皆さん、入社おめでとう!」

2007年04月02日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 本日、本社オフイス前、例年よりやや早い桜吹雪く中、平成19年度新入社員を迎えました。今年は高卒、専修各3名、学卒5名、院卒4名、既卒1名の16名。例年にない多彩な構成です。
 今年は会長として初めて新人を迎える意味で、私にとって一つの節目になります。
会社にとって新人採用は直接的にはコストですが、同時に将来発展への投資でもあり、何より新しいスタートに臨む若者に接することはマンネリに陥りがちな私を含め、社内の活性化と励みになります。”会社とは上司“と云いますが、現実にはなかなか新人が心から尊敬出来る先輩、上司を揃えられません。
 経営者として言い訳になりますが、予算はじめ様々な役割と使命を背負い、中には課題に悩み、苦しみ、とても新人に配慮する余裕を持てない先輩、上司もいます。その結果、「安い給料、きつい仕事、嫌な上司」(4月2日付日経社説)に時に辞めたくなることもあります。
 しかし、そうしたハードルを越えて自分を鍛えて行くのも就職、企業経験というものです。と言って会社、上司としても責任逃れをする訳ではなく、様々に上司教育や新人の意向把握等努力を惜しみません。言いたいことは双方で頑張って行こうと言うことです。
我社は今年10月から創業30周年を迎えます。“企業30年寿命説”というのは「同じ経営者が同じ市場で、同じ製品を売っていては30年が限界」と解釈しています。
 その意味でも私は29期の昨年に社長を退任しましたが、その節目の今年の新人は “当社第2創業の一期生”という記念すべき役割を務めることになります。(以上入社式での祝辞メッセージから)

(本社前満開の桜並木)
                   
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金井壽宏「働くひとのためのキャリア・デザイン」PHP新書

2007年04月02日 | 「Weekly 読書感想」
働くひとのためのキャリア・デザイン

PHP研究所

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 大部の村上龍の「13歳のハローワーク」は別として高橋俊介著の「キャリア・ショック」、玄田有史著「仕事のなかの曖昧な不安」に続く就職・キャリアシリーズの本書。“最低努力投入量”で有名な著者だがこれはジョン・クランボ・スタンフォード大教授のMinimum Effort Requirementの引用であることを知る。本書は当社中村専務から紹介受けた。
 67歳でキャリア・デザインは無いだろうが、この処よく就活や創業、組織継続等主題の講演を依頼されるに付け、これら最新の研究成果に触れ、節目としてのTransition論、日本社会に於けるキャリア・デザインと人間関係、即ち人脈形成の重要さ、“何を始める”かもさることながら”何が終わったか“の総括”は輸入理論ではない実証研究成果を感じた。

 中でも雇用者として参考になったのはRealistic Job Preview論。つまり、会社や仕事は楽しいばかりではなく“何が辛くシンドイか”をしっかり表示すること。そしてそれを克服することのやり甲斐や達成感を示す。会社幹部は自社の入社案内を見ること。そこに書かれていることが現実にどの程度実現されているかの検証要。面接時“社員の意向尊重”を謳いながら、アサイン時には本人意向やそのアサインの背景や必要性等の説明一切無く、官僚組織よろしく一方的事例交付の挙句、退社され“採用失敗でした”と片付けた当社事例の反省。
 新書版ながら、読み方によってはエリクソンのライフ8段階説とシニア段階で良くも悪くも“若年者へ自分を語れる”幸せ等それぞれの立場やライフサイクルで参考になる記述等中味は濃い。  

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朝吼夕嘆

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