”朝吼夕嘆・晴走雨読”

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「重田さんの会社、経理は一流ですね!」

2024年07月23日 | 「美ら島沖縄大使」便り
      
     (女房と共に招待を受けた開東閣~2010年)
 表題の台詞は私が会社経営の頃、取引先の三菱UFJ銀行の田町支店の担当者から冗談交じりに言われた言葉です。私はその意味が判らず“営業は二流、技術は三流ですか?”と冗答したら“いえいえ“と笑答を頂きました。
 この担当者が言うには、急速に成長する中小企業の創業者には会社の掴み金をポケットに入れ、連日連夜銀座で御遊、ゴルフ三昧で破綻する事例が多いとのこと!そうしたことから急成長の中小企業の経営者の金遣い経営体制には注視しているとのこと!
“中小創業者の多くの自家用車は社用でガソリン代も会社で払っていますが、重田さんは全て自家で負担していますね”と良く調べいるには驚きました。私は毎週一回、交通費や交際費の決済申請を経理担当の女性に申請していましたが、ある時“社長この路線、定期券で行けたのに何故地下鉄使ったんですか?”とか“日曜に新橋の沖縄居酒屋で接待したんですか?”等々詰問され“分かった!自費で払うよ”とことほど左様に経理担当者に決済権?を与えていました。これが中小創業社では珍しいと銀行に評価されたようです。私が三田で創業時新卒採用したこの経理担当の浅田さんと沼沢さん二人はM$A後の会社でも60歳の定年まで勤続しました。長きに亘る継続勤務ご苦労様でした。
 創業30年に売上20億円と大したことない経営実績でしたが、バブル崩壊で同業者の半数が倒産の最中、黒字で乗り切った経営実績が評価?され、社長退任の時には主力取引の三菱銀行から女房と共に高輪の「開東閣」に慰労招待されました。
 この開東閣は三菱グループ創業の岩崎弥太郎の元邸宅で、三菱グループの毎年の賓客接遇施設として利用され、三菱銀行の各支店でも毎年数少なく推薦される取引先とのことで、後に三菱グループ企業退任の早稲田の後輩から“え!重田さんが開東閣!”と言われ、この開東閣招待のハードルの高さを認識しました。
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