いま、放映中のNHK大河ドラマ「新撰組」は妙に明るく、今風で「こんな新撰組、 あってたまるか」と思う。殺戮とテロを繰り返した新撰組の実相は凄愴・陰惨で、内ゲバと粛清を繰り返した「赤軍派」や「山口組」の組織に近かったのではないか。
新撰組を描いた本はそれこそゴマンとあり、常に再生産され、収集家も多いと思うが、決定版としては本書を未だに凌ぐものは出ていないのでは。著者が作家としてデ ビューする以前の大正末年頃から数年にわたり、組員の子孫、縁の人々から聞き書き した。私は昭和47年初版、53年7版を54年に購入、2月6日に読了した。
本書以外に印象に残っているのは
○ 司馬遼太郎「新選組血風録」(角川文庫)。
○ 池波正太郎「近藤勇白書」(講談社)。
○ 原康史の「激録・新撰組 4巻」(東京スポーツ新聞社)。
これはが昭和50年代初めに東京スポーツ紙上に1年半に亘り連載された。終巻では明治まで生き残った永倉新八や斉藤一、篠原泰乃進等を追跡調査し描いており、 その仕事にはほとほと感心した。
上記3書以外の私の蔵書は
○ 「新撰組」;童門冬二(成美堂出版)
○ 「新撰組銘々伝」;早乙女貢(徳間書店)
○ 「新撰組副長斉藤一」;赤間倭子(新人物往来社)
○ 「新撰組のすべて」;(新人物往来社編)
○ 「新撰組」幕末維新シリーズ①(新人物往来社)
○ 「歴史と人物・幕末の剣士」昭和55年9月(中央公論社)
○ 「歴史と旅・新撰組史話50選」昭和54年7月(秋田書店)
ここ数年は収集していない。
新撰組を描いた本はそれこそゴマンとあり、常に再生産され、収集家も多いと思うが、決定版としては本書を未だに凌ぐものは出ていないのでは。著者が作家としてデ ビューする以前の大正末年頃から数年にわたり、組員の子孫、縁の人々から聞き書き した。私は昭和47年初版、53年7版を54年に購入、2月6日に読了した。
本書以外に印象に残っているのは
○ 司馬遼太郎「新選組血風録」(角川文庫)。
○ 池波正太郎「近藤勇白書」(講談社)。
○ 原康史の「激録・新撰組 4巻」(東京スポーツ新聞社)。
これはが昭和50年代初めに東京スポーツ紙上に1年半に亘り連載された。終巻では明治まで生き残った永倉新八や斉藤一、篠原泰乃進等を追跡調査し描いており、 その仕事にはほとほと感心した。
上記3書以外の私の蔵書は
○ 「新撰組」;童門冬二(成美堂出版)
○ 「新撰組銘々伝」;早乙女貢(徳間書店)
○ 「新撰組副長斉藤一」;赤間倭子(新人物往来社)
○ 「新撰組のすべて」;(新人物往来社編)
○ 「新撰組」幕末維新シリーズ①(新人物往来社)
○ 「歴史と人物・幕末の剣士」昭和55年9月(中央公論社)
○ 「歴史と旅・新撰組史話50選」昭和54年7月(秋田書店)
ここ数年は収集していない。