”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「沖縄のことを聞かせてください」;宮沢和史著(双葉社出版)

2023年02月10日 | 「Weekly 読書感想」
                         
   具志堅用高(ボクサー)、 山城知佳子(現代美術家)、 大工哲弘(八重山民謡家)、 又吉直樹(芸人、作家)、 中江裕司(映画監督)、 野田隆司(桜坂劇場プロデューサー) 島袋淑子(元ひめゆり学徒員)、 普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館長)、 平田大一(演出家) 西由良(コラムプロジェクト家」等10人の沖縄著名人インタビュー記。
 私はこのインタビュー記載の10人中、具志堅さんと平田さん二人とは面談したことがあり、他の方々の活動領域は側聞していますが、野田、西さんお二人の活動は初めて知りました。「島唄」作詞作曲歌手の宮沢和史さんが芸能に限らず、文学、歴史、スポーツと幅広い沖縄への関心、思い入とその著作活動には感嘆です。
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「ないしょ話」~當山護美容整形医師著

2023年02月02日 | 「Weekly 読書感想」
                                  
 本書は那覇市久茂地川に壮麗な美容整形医院を経営する當山護医師が開業70周年記念誌として沖縄タイムス社が毎週発行するフリーマガジン『ほ~むぷらざ』誌に10年近く投稿掲載したコラム・エッセイ集。内容は区々様々ながら、印象深いのは時に旦那(著者)の睫毛を刈る等々情愛深いカミさん(奥様)への愛唱記か( ´艸`)。
 実は著書の當山医師は私の高校同期で、沖縄に出張時に何度か医院最寄りのスナック「淡々」(これ又同期福地多鶴子さん経営)で飲み合いました。忘れられないのは才色兼備と言わずものながら文武両道の著者・當山君の高校時代、グランドを走る彼の姿にワーワー!と奇声・歓声を挙げる後輩女性達の姿が忘れられません。また、際立った美麗な妹さんの姿も覚えています。
 こんな一家揃っての美麗一家ながら、尊父の医院を継いだ彼が同じ東京医科大卒のご子息に院長を譲る見事な医業承継には感嘆です。しかも高校同期のこの富山君は政治家下地幹郎の後援会長を徹底務める等、これまた異色のスタンスには溜息です。
 本書は”非売品”で著者の當山君から送呈頂きました。當山殿!奇妙奇天烈な感想申し訳ない。
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「沖縄県知事」(その人生と思想)~野添文彬著(新潮選書)

2022年10月11日 | 「Weekly 読書感想」
                           
 屋良朝苗、平良幸市、西銘順治、太田昌秀、稲嶺恵一、仲井真弘多、翁長雄志、玉城デニーと52年、歴代8人の沖縄県知事の履歴と詳細な政治活動記、屋良知事が就任した1968年、私は28歳。以来現在の玉城デニー知事まで、さながら我と我が履歴を追うように一気に読みました。それにしても滋賀県出身、一ツ橋大卒の沖縄国際大准教授の38歳の著者、よくまあ此処まで詳細に追及記述、その学術には感嘆です。本書を読んでいると戦後沖縄に一方ならぬ貢献?をした政治家、山中貞則、橋本龍太郎、小淵恵三、野中弘務、梶山静六等々の政治家を思います。山中は台北第一師範学校教師を務めた屋良朝苗の教え子。大蔵省や外務省等日本の官僚の懸念反対を押し切って、沖縄でのサミット開催を押し切った小渕恵三総理は早稲田大学中に度々沖縄を訪れ、元沖縄県知事稲嶺惠一の父・早大先輩の稲嶺一郎邸に滞在したという縁があったのか
 私は 本書に取材紹介されている太田、稲嶺、仲井真、翁長、玉城デニー知事とは面談?の縁がありますが、特に太田、仲井真、翁長知事とは会食?の機会がありました。往時茫々その思い出をBlogで回想したいと思いますが、プライベート開示、まずいかな??(´;ω;`)
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「危機の外交」(岡本行夫自伝)~新潮社

2022年10月05日 | 「Weekly 読書感想」
                           
 2020年逝去された外務省官僚出身の岡本行夫さんは橋本龍太郎総理・梶山官房長官の下、沖縄担当補佐官として60回以上沖縄に行き、普天間返還問題や沖縄振興策に一方ならぬ尽力されました。
 実は、私がかつて会長を務めた「三月会」で外務省退職後、コンサルタント会社「岡本アソシエイツ」経営の岡本さんをお招きし、講演頂きましたが、沖縄への一方ならぬ思いを感じました。高校時代サッカーに熱中する等、体躯粒々の彼が74歳でコロナに感染し逝去されたのには驚きました。改めてご哀悼申し上げます。

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「日本を変えた男」(名護親方のいろは山に登る):上間信久著~琉球いろはアイランズ社

2022年09月27日 | 「Weekly 読書感想」
           
 琉球王朝の進貢使として5回清国へ赴いた名護親方(程順則)は清王朝の道徳書「六諭衍義」を琉球国の持ち帰り、薩摩藩に贈り、こでが徳川吉宗にも献上され、全国の寺子屋の道徳本とした教育に活用されたことで有名。
 本書は「f復帰50周年」と5年に一度の「世界ウチナワンチュ大会」を目前に
世界に誇る沖縄が誇るこの名護親方(程順則)の紹介という異色の著書。
 内容は親方がいろは順に謡った20首以上の琉歌を全て著者“信久(ノブヒサ)・信久(シンキュウ)”という質疑応答・対話の独特の手法解説。ハキシャミヨ!奇妙奇天烈な書( ´艸`) ウチナワ口に疎い私はフーフー飛ばし読みでしたが、この琉唄をすべて翻訳解説。ページ掲載挿入のイラストには思わず笑み!筆者の知友・編集協力パートナーの吉行万喜子さんとグレスアカデミーの仲田俊一2氏を思い出し、思わず笑いました。
 地元テレビ会社社長の現役時代の著者には会社経営現役時代の私は数々取材を受け、編集放映された恩がありますが、退職後のこの異色世界領域への著者のセカンドライフには驚嘆です。実は“伊”の地名を追求する著者の前著「消された南の島の物語」(琉球いろはアイランズ社出版)を読むのも往生しましたが、その異色領域生き様にはホトホト!信久殿!寄贈頂きつつ妙な感想UP申し訳ない(´;ω;`)
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「徳洲会 コロナと闘った800日」;笹井恵里子著(飛鳥新社)

2022年09月05日 | 「Weekly 読書感想」
       
 コロナ蔓延で各地方病院がなかなか患者を受け入れない現状にあって、患者を断ることなく積極的に受け入れる全国の徳洲会病院の状況を訪問インタビューしたフリーランス・ジャナアリスト笹井恵里子のレポート。この徳洲会病院のレポートを読みつつ創業者の徳田虎雄を想いました。阪大医学部を卒業した彼は農協と並ぶ岩盤双璧?の日本医師会に果敢に対抗し、それまで病院施設の無かった奄美の古仁屋、沖永良部、喜界、与論島の離島にはじめ北海道から沖縄まで全国に71病院を次々開設し、病設貧困に苦しんだ離島の奄美諸島にとっては神の如き偉人では!息子3人、娘一人の4人の子供を全て医者に育て、病院経営承継も感嘆です。
 私より2歳先輩の彼は現在84歳で筋萎縮性側索硬化症を治療中ですが、現役衆議員の頃、激励会で言葉を交わしたことがあります。時代・カテゴリーが違うとは言え、徳田虎雄は伝説の柔道名人・徳三宝、大相撲横綱・朝潮と文字通り“徳の島”出身の歴史的三偉人です。
      
   (筋萎縮性側索硬化症で入院治療中の徳田虎雄)
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「わった―世界のウチナーンチュ」(海外県系人若者たちの軌跡); 野入直美・藤浪海・眞壁由香 編著(琉球新報社)

2022年08月30日 | 「Weekly 読書感想」
                       
  来る10月31日、沖縄で「第7回世界のウチナーンチュ大会」が開催されますがこのタイミングで出版された本書。10人近い南米・ブラジル出身の沖縄2世、3世若者のルーツ・故郷沖縄への思いと自らの軌跡、沖縄渡航研修等々の体験集。それも日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語と語られているが、勿論、私は日本語と英語の飛ばし読み以外は読めず(´;ω;`)
 こうした沖縄系海外育ちの若者のエッセイを編集・記述の野入、藤浪、眞壁の三女は沖縄住いながらいずれもヤマト出身。本土からの沖縄移住者だからこそ、よく見える沖縄カルチャア視点では!玉城デニー知事に見るように米軍の沖縄侵攻という負の歴史軌跡が今や海外移住ウチナーンチュや沖縄アメラジアンスクールの若者と多言語、広い視野で、いずれ滅びゆく日本の救済・アジアへの橋頭堡担い手としての“世界のウチナーンチュの輝く未来を感じさせる本書です。本書を寄贈頂いた野入直美琉大教授様、拙い感想のお詫びと共に御礼のエールです。有難う
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「1966年早大学費闘争の記録」

2022年06月08日 | 「Weekly 読書感想」
        
 私は早大4年の時、学費闘争で逮捕された忘れ難い思い出があります。本書は1966年150日以上行われたこの早大学費闘争に携わった18人の早大同窓の証言です。私は第一文学部西洋史クラスの委員としてこの闘争に加わり、当時の早大本部に泊込みストをしていましたが、大学当局は警視庁と協議、2500人の機動隊を動員、この泊り込みストの203人の学生が逮捕され、私もその一人でした。私と同じく泊り込んでいたクラス級友3人も逮捕されます。本書には何故かこの逮捕留置の経験談は著述されていない。
 逮捕された私は刑事の出身名前等の詰問に黙秘した結果”ジョウトウ4号”として江東区の城東警察署に送致、留置されます。何故、城東警察署かというと203人の逮捕学生は都内61個所の警察署に3、4人毎に留置されたようです。3泊4日の留置後、霞が関の検察庁の検事尋問にも黙秘した時、検事から「君は名前を隠すのは自分の行動に信念がないんだね!」と揶揄され、送還された日比谷の東京地裁では判事の尋問に答え、身元保証人を指定、召喚され釈放されます。
 後に、私のこの逮捕歴と写真・指紋が警視庁に保管されいるたのでは?”と感じた出来事に会います。それは“鉄の女”と呼ばれていたサッチャー英国首相が1982年、三田の慶応大学を訪れた際、慶応大東門向かいの「アネックス三田ビル」に入所していた創業4年目の私の会社が警察によって徹底的に調べられたことを後で知りました。この留置により必須科目の出席が足りず、卒業半年遅れ、革マル・中核の拠点であった早大一文出身の私の履歴が後の朝日新聞やNHK応募試験等全て不合格の背景があったのでは?
      
(創業から20年間入居の慶応大三田正門向かいのアネックス三田ビル)
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「世界一孤独な日本のオジサン」:岡本純子(角川新書)

2022年05月28日 | 「Weekly 読書感想」
 
                           
 変なお本だけど、高校同期から推奨紹介されて読んでみました。著者は早稲田・政経卒で読売記者、ケンブリッジ大修士、MIT客員研究を経て日本と欧米社会を比較し、その視点からコミュニケーション不足の日本中高年の孤独仕様?を書いています。それによると名刺(キャリヤ)、孤高、沈黙、以心伝心、“言わず語らず”等々の日本のカルチャーが“世界一孤独、寂しい日本のオジサン“生み出しているとの本書の記述に必ずしも同意はしないが、我と我がライフスタイルを顧みる貴重な機会です。
 地方から上京移住の“お上りさん”の私が所属関わる沖縄、奄美、早稲田、那覇高関連の交流グループは関東沖縄経営者協会、関東沖縄IT協議会、東京奄美IT懇話会、WUB東京、東京沖縄県人会、那覇会、沖縄協会、沖縄フアンクラブ、沖縄クラブ、四水会、埼玉奄美会、浦和稲門会、東京城岳同窓会、ITSP会、琉大同窓会東京支部会等20近いクラブ?に所属し、それぞれの例会に出席、払っている年会費は10万円以上か??。これもあれもボケ防止経費か(´;ω;`) とは言え、50年以上居住のさいたま市の町内会や老人クラブには所属活動せず!どうしようか?


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「弁護士CASE FILE 1」;早稲田リーガルコモンズ法律事務所著;(株)朝陽会発行

2022年05月02日 | 「Weekly 読書感想」
                  
 本書は早稲田大学出身弁護士グループ(事務所)14人による”これほど人間臭い仕事もない“との生々しい弁護経験奮戦記。14篇全て読むのは難渋ながら印象に残っているのは「事業承継」案件と本書を送ってくれた沖縄出身の早稲田後輩女性弁護士の携わった「セックスワーカーにも給付金を」訴訟案件。読み通すのもシンドイ内容ながら”職業スティグマ“に立ち向かう著者のスピリッツに改めて感嘆!
 私も早稲田卒業後、琉球新報東京支社記者を1年で退社、行政管理庁埼玉行政監察局に務めながら中央大第二法学部に通い司法試験に挑戦したが不合格断念の苦い経験がありますが、本書を送ってくれたこの後輩女性の早大法学4年次の司法試験現役一発合格にもホトホト感嘆!因みにこの女性弁護士のご尊父も沖縄で辺野古基地反対運動家の弁護士さんです。
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「那覇文芸」~那覇市文化協会(文芸協会)発行

2022年02月06日 | 「Weekly 読書感想」
       
 本誌は沖縄県那覇市には音楽、舞踊、武道、花道等々30近い文化活動をする文芸活動部の機関誌。県外に住む私はこの活動を余り知らなかったのですが、今回送付頂き、拝読、驚きました。というのは会長の伊佐節子さんはじめ会員の何人かに那覇高-琉大の同期がいたからです。年1回の発行は今年で28号を迎えるようで、これはすべて80人近い会員のボランティア活動とのこと。内容は俳句、短歌、詩、川柳、エッセイ、小説、評論と200頁を超す多彩な内容で、読むのも大変でしたが、トッピクスとしてボリビヤでお会いした島袋正克(トーマス・バルガス)さんの写真とボリビヤ移民小説にもビックリしました。
 28号の表紙には貴重な沖縄の薬草が載っていますが、これも伊佐さんの自宅庭園の産物とのこと!いやはや、元教師の同期伊佐さんの多面、多角的な活動パワーに改めて感嘆!お贈り頂いた伊佐会長への御礼を含め、私も入会させて頂きました。伊佐さん!有難う御座いました。
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「国境は誰のためにある?」~中山大将著(清水書院)

2022年01月09日 | 「Weekly 読書感想」
                                      
 昨年11月、Zoom(オンライン)で「戦争社会学研究会」の土井智義琉大研究員と中山大将釧路公立大教授による「沖縄-奄美の境界変動と人の沖縄-奄美の境界変動と人の移動: 重田辰弥の生活史 」(野入直美著 )の書評会が開催されました。私も参加し、感想を述べましたが本書はその時の中山さんからお送り頂いた研究書でした。
 本書は日本、ロシア、ソビエテ間で数回に及ぶ境界変動したサハリン・樺太とその地に居住し先住民、アイヌ、ロシア、中国、日本人達の移動翻弄の調査記述書。この中山さんの“境界地域”研究については『沖縄―奄美の境界変動と人の移動」書中(251P)でも野入さんが触れています。
 中山さんは”サハリン残留日本人”については「樺太住民の境界地域史」(国際書院)にも書かれています。この本も寄贈頂きましたが400ページ近い膨大詳細な調査研究書は読むのも大変でした。とは言え、読むうちに満州、奄美、沖縄、東京と移動、それれぞれの地域でロシア、中国、奄美、沖縄、本土の人達と接触交流した我と我が生涯を顧み”国境無けれど故郷あり”の言葉を思いました。
国境とは何か?これはナショナリズムの生む境界意識か?この土地境界意識は農耕が生んだのか?狩猟民族のアイヌや南米、オーストラリアアボリジニ等々の原住民には国境意識はあるのだろうか?  
                          

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「琉球警察」;伊東潤著(角川春樹事務所)

2021年10月24日 | 「Weekly 読書感想」
           
 率直に言って“奇妙奇天烈”な書と言わざるを得ない感想です!
本書はUSCAR(琉球列島米国民政府)に支配されていた復帰前の琉球公安警察による瀬長亀治郎を中心とする沖縄人民党と復帰運動への抑圧調査の警察活動ストリーですが奄美も復帰前ですから奄美大島の警察史の一面ともいます。特に主人公に徳之島出身の若手警察官が登場しますが、瀬長を追及操作する内に瀬長に傾倒し、人民党へ入党する等々紆余曲折の400ページを超える本書は全ページが会話記述の異色の復帰前の琉球諸島の一史ともいえます。
 それにしてもグルクン、アダン、ガジュマル、キジムナー等々の沖縄アイテム以外に徳之島方言や風景が描かれていまが、何と沖縄方言は私も何度かお会いしている藤木勇人、奄美徳之島については恵比寿の徳之島料理店「大吉」店主の教示、協力だって!ビックリです。
 

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「米寿おめでとうございます!」

2021年10月14日 | 「Weekly 読書感想」
                                      
 米寿を迎えられた埼玉奄美会の雪山渥美先輩から記念の画集出版書を頂きました。会社を創業し、ご子息に承継の一方し米寿を迎えられ毎々精力的に絵画スケッチの活動、出版には感嘆です。雪山さんとの出会いは10年前奄美・徳島から復帰前の沖縄に渡航し、様々な苦労の末、上京し喫茶店ボーイしつつ作家を目指し、会社を創業までの苦労話を出版された「愚か者の夢追い半世紀」(新風社)に対する私の感想Blogアップでした。(https://blog.goo.ne.jp/shigeta-nas/e/214a7d586c5c62d2917efd0e11c7db25)
 同じ埼玉暮らしの奄美出身先輩、ご高齢にも拘わらず私の様々にイベントにも出席される一方、毎朝出社され、私のBlogをチッェクされる活動には驚きです。この米寿祝いの画像集に掲載された奥様、お子様のメッセージ満載に、改めて雪山先輩のライフ履歴に尊崇です。
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「人の逝き方を考える」~終末期医療と尊厳死~源河圭一郎著

2021年07月07日 | 「Weekly 読書感想」
                         
「さいたま赤十字病院」で治療中の私の母が人工呼吸器、点滴装置を外され、必死で喘ぐ姿を見て、私は慌てて担当医師や看護婦の部屋に駆け付けたのですが、休日のこの日は全て不在でした。母は平成9年、82歳で逝去しました。この日の医師の処方に激しい怒りを覚えたのですが、病院から運ばれる母の遺体に黙祷する担当医師の姿を覚えています。本書を読みながら、不必要な延命治療辞退の意思表示をしていたこの母の死は尊厳死だったのか?もう少しや安らかな母の逝去方法はなかったのか?とはいえ、睡眠薬や鎮痛剤措置の安楽死は日本では殺人罪になることを本書で知りました!
 本書で知ったもう一つの衝撃はかって日本NO1の長寿県だった沖縄は今や全国20位以下に落ちっていること。ところが60歳以上の長寿率はいまも日本一で、沖縄の平均寿命低下は若者の死亡率という。出生率や若年人口率の割合が高い沖縄県ながら自殺や喫煙、飲酒率も高いという。そういえば沖縄県の成人式での若者の飲酒狂乱は一頃評判?でした。本書ではそこまで触れていませんがこの若者の喫煙・飲酒の背景には“地産池消”の地元の製煙・酒造メーカーの存在があったのか?
 首里高・京大医学部卒、日本尊厳死協会評議員を務める著者の源河先生とは実は姪御さんの結婚披露パーティで臨席お会いしたことはあります。というのは沖縄県で高校教師を務められた著者の弟さんとは私が現役経営者の頃、県内高校生の職場実習研修生受け入り以来のお付き合いで、首里のヒルトンホテルで挙式されたお嬢さんの結婚式で何と主賓として祝辞挨拶を拝命した縁です。
       

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朝吼夕嘆

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