”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「在日上海ビジネス若手と懇親」

2007年07月29日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 先週末、浅草の高層マンションに招待され、折からの隅田川の花火大会見学が目的だったが、曇り交じりの天候と眺望角度から花火はわずかに瞥見。招待主は外資系金融機関勤務等在日のヤング上海エリート男女6人。
 日本人は私一人だけ。カップルもいましたが皆さん在日10年前後で日本語も英語も達者。
 花火もさることながら、在日の若い中国人グループのカルチャーや対日観を覗いたくて参加しましたが、流石にこの夜は野暮ったい政治談議は双方避けたか、私が話し掛けない限り先方からの積極的アプローチは無く、交流いまいち。といって決して気まずい雰囲気ではない。
 出来上がった料理を食卓に配膳、皆さんで一斉に“イタダキま~す、乾杯!”という様式ではなく、バイキング風に随時各自皿を手に移動しつつ立ったまま飲食。女性の調理を男性が待つのではなく、男女入り混じって厨房に入り調理する。宴たけなわな最中、一人辞したが残ったメンバーはその後マージャンを楽しむとのこと!ここは流石に中国風。Wangさん、ご招待有り難う!帰路は浅草大混雑でした!




 
 

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「根路銘・那覇工業高校長先生」

2007年07月28日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 今から21年前の1986年、沖縄県浦添工業高校が第一期生の卒業生を送り出した。新設の浦添工高はその設立理念として高校に於けるIT教育を重視、当時としては県内初めて情報技術科を設置、その担当として岩手大学工学出身の気鋭の根路銘先生が着任。先生は以後、県IT教育研修センター指導員に任じられる等一貫して県内高校におけるIT担当スペシャリストとしての先駆的キャリアを歩む。
 この根路銘先生の指導を受けた浦添工高一期生4名が当社に入社、その内先生の強い推薦で入社した女子社員は当社幹部と社内結、披露宴には先生も御出席頂いた。あと二人の内一人も社内婚、夫妻共に当社勤務、独身の一人も21年後の現在も在席、離職率高い沖縄県出身としては希有な例として関係者から評価頂く。先生は以後継続する浦添工と当社との礎構築の恩人とも言えます。実は偶然とは言え先生の姪御さんが当社社員、これまた社内婚、ママさんSEとして頑張っている。
 
 その先生から先週お電話を頂き、久方振りに新宿でお会いしたら、なんと那覇工業高校の校長に栄進され、この日も沖縄工高の仲間先生とお二人進路研究会に県代表としての上京でした。この日、宿泊ホテル近い新宿高層街で久方振り最近の高校教育、教え子談義に花咲きました。

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沖縄豆記者団激励!

2007年07月26日 | 「美ら島沖縄大使」便り
   (挨拶する植木会長)
 25日宵、沖縄フアンクラブの理事として新宿のホテルで行われた第46次沖縄豆記者団との交流・激励会に出席。これは毎年、沖縄と北海道(函館)の小学生代表が皇族や首相を訪問、交流する。今回は選挙中ともあって首相官邸では塩崎官房長官にご挨拶、例年の通り歌や踊りを披露したという。
 沖縄フアンクラブでは過年より植木長官初め、理事が参加し激励していますが、知友の高山元板橋区立小学校長をお誘い参加したら、なんと高山さん、40数年前の第一回沖縄代表の豆記者だったとの挨拶に全県から選ばれた豆記者達もびっくり!
 全県から選ばれただけあって参加の小学生達、ともすれば長々難しくなりがちな私達理事の挨拶にジーッと行儀良く聞いていたのには感心!見事な琉舞や空手、ヌンチャクも披露してくれたが、激励というより過密スケジュールのこの日参加の小学生に負担を掛けているようで少し気の毒になった。
 何より、沖縄から北海道5泊4日、40人を越える小学生を引率する先生方の負担と心労はさぞ大変でしょうが、参加の豆記者達には生涯に残る思い出になるでしょう。豆記者の皆さん!Bon Voyage!
  
 
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吉成直樹編「琉球弧・重なりあう歴史認識」;森話社

2007年07月23日 | 「Weekly 読書感想」
 高梨修、与那覇潤、高橋孝代、酒井卯作、リースモートン、シティーブラブソン、坂田美奈子の7人よる多元的琉球論。法政大沖縄文化研と東大総合文化研メンバー中心によるこの3月に発行された最新の琉球研究方法序説とも言うべき内容だが、その範囲は多岐に亘り、とても一口には評しきれない。印象に深いのは失礼ながら与那覇による文献研究による糸満人論。28歳の若さでよくもかくまで広範囲な糸満人に関する文献捕集が出来たものだと感嘆!

 高橋は「琉球民族は存在するか」のタイトルで昨年暮れに上梓した自らの「境界性の人類学」で展開した沖永良部研究を伊波、柳田の明治から今日までの研究史の中で位置付けているが、中でも復帰後から今日までの最新の研究史レビューは興味深かった。スティーブラブソンの「関西ウチナーチュ」には“何で今更ここで”という感じがしないでもなかった。
 最終章・坂田のアイヌと沖縄の研究方比較論は”ナラティヴ・メタナラティヴ”とやたらにカタカナ学術フレーズの連発には往生したが、例の高良倉吉等の「イニシアティヴ論争」に“沖縄を脱歴史化した日本国民へ再定義する態度と現在の多様性を考慮せず大文字の沖縄に夢を託す態度としては別の第三の行き方として参照する目取真俊の小説”をと紹介する部分、甚だ興味をそそるものの難解、晦渋な謂い回しにまたまた往生しました。定価5000円、300Pのハード上製本。我ながらよくまあ20日間で読了したものです。“会社経営、大丈夫?”という声が聞こえて来そうです。
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全国ETロボコン予選突破!

2007年07月22日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 
 先週土曜、東京・有明で開催されたETロボコン(embedding Technologyロボット・コンテスト)に当社大阪事業所のチーム4人が参戦しました。これはC++言語で組込んだロボットが決められた曲線コースを走り抜くスピードとプログラム・モデルの優越を競う。参加者は個人、高校生、大学から家電メーカのチームまで全国180チームが参加。当日は地方予選を勝ち抜いた50チーム、当社その一つとして参加しました。本選参加50チームのうち、完走したのはおよそ半分。当社O-nasbiチームはその完走チームに入選、25位以内が確定しました。

 さらに、琉球大出身の当社社員友利君が大会進行の司会を務め、満場を盛り上げました。
 台風来襲の最中、新橋から“ゆりかもめ“終点近い「墨田リバーサイドホール」に応援に行って来ました。残業後の土・日返上でプログラム設計・作成に頑張った大阪事業所チームの皆さんと友利君、ご苦労様でした。
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友利哲夫写真集「島の自然を見つめて」;光文堂印刷

2007年07月18日 | 「Weekly 読書感想」
 今絶滅が懸念されている沖縄北部山林のみに生存する“飛べない鳥・ヤンバルクイナ”をご存知の人は多いと思う。この鳥、実は今からわずか26年前の1981年、沖縄県生物担当の一高校教師によって発見された。実はその発見者こそこの写真集編者の友利哲夫氏その人。映像・教育工学への貢献で沖縄タイムス賞も受けている編者74歳を迎えた今年、記念上梓。
 ヤンバルクイナに限らず奄美のルリカケスやイリオモテヤマネコ等琉球列島の希少動物満載と「ふるさと原風景」とその筋の好事家にはそれこそ堪らない豪華な学術的とも言える写真満載。光文堂社の印刷技術がそれこそ随所に”光る”流麗な添え琉球短歌がまたいい。それ以外に「かけがえのない人々」といずれも鮮やかな家族・親族等の写真に「わたしが歩んできた道」。今は失われた祖先洗骨・葬儀のリアルな写真には驚く。さらに友人、朋友、教え子達の追慕、謝恩、随想文に掲載新聞コピー等々他者描写による自分・回顧史。中に私の知る高校長OB数人の名前も懐かしく発見。
 それにしてもあの戦後、復帰前の混乱、貧窮時代によくぞこれほどの情緒連綿豊かな写真撮影を残したものと思う。よほど心の豊かさが無かったら出来ない所業。最近、とみに名護高出身の知友に出会うが、私達の時代、沖縄にあっては琉大母体ともいえる文教・英語学校発祥の地・名護はそれこそ京都にも比す“山地名水・文教の地“。その地であらばこそ、こうした教養文人が輩出したのかとは穿ち過ぎか!実はこの写真集、編者の弟さんで私と同じ埼玉居住・日産ディーゼル工業系列のIT会社社長の友利忠雄さんの贈呈。友利さん、感謝!
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マラソン考④(この項最終)

2007年07月16日 | 「マラソン挑戦」
                 (ホノルル・カピオラニ公園で)

 伊能忠敬は六〇才を過ぎて全国を「徒歩」で測量しヨーロッパ人も驚くような精妙な日本地図を作成し、中岡慎太郎は一年に何度も死にものぐるいに東海道を「行き来し」倒幕活動に奔走し、坂本竜馬とともに凶刀に倒れた。少し時代は下り文明開化の明治、多くのヨーロッパ人が当時の日本人の持久力の凄さを記している。大森貝塚を発見したモースは日本人の人力車夫が約五〇キロ休みなく走ることを見て驚いている。フランスの青年ボーヴォワールは日本人馬手が馬と共に連日四〇キロ前後、日によっては八〇キロも走ったとその旅行記に記している。東京医学校のベルツも日本人車夫の体力の素晴らしさを書いている。                                     
 要するに近世日本人は生活のため毎日フルマラソンを走っていたようなものだ。彼らにとって「健脚」はあくまでも手段だった。生活と壮図のためその脚力を駆使したこれらの近世人は「志」乏しく、飽食のあげく肥満防止のためマラソンに興ずるわれわれを一体どんな思いで眺めているだろう。
                             
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「首都圏沖縄、もう一つのビジネスチャンス!」

2007年07月15日 | 「美ら島沖縄大使」便り
(コラム「美ら島沖縄大使の眼」2007年7月号より)
 
 首都圏には県人会、各市町村・字郷友会、各学校同窓会以外に関東沖縄経営者協会、関沖IT協議会「WUB東京」等の各種業界団体、「沖縄クラブ」「沖縄女性の会」「沖縄フアンクラブ」「ニライ会」「三月会」「4水会」等の懇親、同好会と沖縄関係の大小団体組織がそれこそゴマンとあります。
 私は付き合い上、これら10前後の組織に名を連ねており、それこそ毎週の如くどこかの団体・集まりから声が掛かる。本業の手前、それら全てに出席する訳には行きませんが、中には主催者として企画、準備に係わることもあります。その際、いつも悩ましいのは会場の確保、予約です。それでも長い間継続していると自ずから馴染の会場が出来てきます。

 東京では霞ヶ関ビル33階の「東海クラブ」と信濃町の「若夏荘」が双璧でしょう。私の場合、ほぼ毎月これらの2会場に足を運んでいる。「東海クラブ」はこれだけ県関係団体が使うから、泡盛は言うに及ばずソバ等の沖縄食材も揃えてくれますが、如何せん料金は安くはありません。その点「若夏荘」は県施設だけに使用料金は安い。しかし、この施設は県施設というより県庁職員の宿泊施設で、会議室はその付属施設で外部提供用にはなっていません。例えばプロジェクタやスクリーン、ましてインターネット接続等の設備がなく、私達はその都度持ち込んで使用しており、今時の会議用には甚だ使い勝手が悪い。
さらに付属の食堂。会議や集いの後にはほとんど必ず懇親会が付きものですあ、「若夏荘」の場合、事前の細かい予約事項が必要な上に、厨房職員一人当たりの特別付加料金が必要です。業者との委託契約上そうなっているらしい。施設窓口や厨房の職員達はそれこそ一生懸命務めてくれていますが、仕組自体が外部サービス用に出来ていないため自ずと限界があります。
 勢い、「荘」を使う人々はしばしば外部に買出しに行き、会議室に飲食物を持ち込み懇親します。これは施設内の業者から見ると惜しいビジネスチャンスをみすみす失っていることにならないか。

 故竹田先々代東京沖縄県人会長がこの「若夏荘」や「銀座わした」「県東京事務所」「沖縄協会」等所轄を越えた沖縄関係施設を糾合して一大総合沖縄施設、琉舞、沖縄料理を提供する迎賓会館建設を提唱していたのを思い出します。
山手線各駅に複数の沖縄関係飲食店が展開する昨今の首都圏沖縄ブームの中にあって、毎週、毎月沖縄関係諸団体組織がその開催、懇親会場探しに奔走、悩む現状は私達沖縄関係者から見て、もう一つの大きなビジネスチャンスを逃しているように思えてならない。             
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「関東沖縄経営者協会総会が終りました」

2007年07月13日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 7月11日、霞ヶ関ビル33階「東海クラブ」で2007年度関東沖縄経営者協会総会を開催しました。前期の目玉は40周年記念行事開催とホーム・ページの立上でした。新年度への継続テーマーは「会員増強と財務基盤の増強」。そのためには相互の業務・商品紹介や関東沖縄IT協議会との共済による研修実施等々。人事としては下里・仲松両副会長後任として税理士の冨里新副会長就任が承認されました。
 総会後、吉川沖縄県東京事務所長による講演「沖縄県の現状と課題」。幅広い話題の中でとくに印象深かったのは、全国最低の所得に拘らず増え続ける人口の謎、北海道と競い合っていた離婚率トップの座(?)を東京都に奪われたこと。収益1億の100軒以上存在する県内農家、意外な善戦ぶり。さらには稲嶺前県政と新仲井真県政のスタンス、手法の違いをユーモアー交え県職員らしからぬ率直さで歯切れ良く。県議・知事応答もかくやと思われる講演後の遠慮ない質問にも全て澱み無く捌き、その異彩ぶりに満場が沸きました。
 講演後、会員を越えるゲストを交え50名近い参加の懇親会。植木沖縄フアンクラブ会長の挨拶に仲田顧問の乾杯音頭、新入会員他、上原沖縄タイムス、八幡RBC、与儀ラジオ沖縄の新東京支社長面々、島袋新県人会事務局長他に高山元金沢小学校校長、栗盛国際医療福祉大学講師、谷口金秀本社常務3女性揃い踏みエールで盛り上げて頂きました。
 ご出席、裏方サポートの皆様、有り難う御座いました。
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「奄美群島おもろの世界」:福 寛美

2007年07月13日 | 「Weekly 読書感想」
 法政大学沖縄文化研究所2007年「沖縄文化研究」33号抜刷論文。著者は文学博士、法政大学講師。
 近年ヤコウガイはじめ奄美大島に於ける考古学的発掘研究により、沖縄より早く鉄器が製造されていたことが解明されて来ている。鎌倉時代の威信財、時の支配権力階層と深い関連があると考えられるヤコウガイ遺跡が大島から大量に出土発掘されている。
 本論分はこうした近年の考古学的成果を古代奄美に関する最古の文献資料である「おもろそうし」で謡われている奄美関連箇所を丹念に照合、実証を試みている。引用されている「おもろ」の原文を読むのはシンドかったが、こういう論文は初めて読んだ。
 門外漢の私が言うのも失礼ですが、奄美・加計呂麻の伊子茂村にルーツを持ち、日本古典文学、古歌に通暁する著者にして初めて出来た仕事ではないか。本論文に触発され、遂に何時か読むべきと外間守善編岩波文庫「おもろそうし」上下を購入、積読。

 こう言う研究成果に接すると我々素人の浅ましさ、直ぐに現在の価値観に引き直し「その昔、実は大島こそ沖縄を支配していたのでは!」と思う浅読み、誘惑に駆られ、我ながら思わず自嘲、失笑する。
 福さん、御寄贈有り難う御座いました。

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上原徹・新沖縄タイムス東京支社長

2007年07月10日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 この度、沖縄タイムス東京支社長に就任された上原徹さん。着任早々雨の中をわざわざご来社頂き恐縮。
 編集局次長から前任の長元支社長の後を継いでの着任。東京勤務は初めてとのこと。
 本社論説委員長に戻られた前任の長元さんが内省・学究、アナログ印象に対し、上原さんは外交・活動、デジタル印象。酒席多い東京勤務、メタボル抑制、何より課題!
 
 県議長老、県庁幹部と県内では知る人ぞ知る著名な3兄弟の末弟。
 県庁・次兄をチェックする県議・長兄、さらにそれをウオッチするジャーナリスト・末弟。3鼎酒席どんな議論をするのだろう。余計な詮索でした。スミマセン!
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「箱根彫刻の森」合宿

2007年07月07日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 7月5、6両日、箱根「彫刻の森」の健保施設で独立系IT企業オーナー14社からなるITA(Information Technology Alliance)代表者による恒例の合宿会議に参加しました。株式公開会社4社を含めメンバーの大半が創業30年を越す。

 会議の前半は各社の課題と問題点を発表、腹蔵ない意見交換。夕食後はフリーデスカッション。共通に出た話題は今年の求人難と業界イメージの向上。さらに代表メンバーの大半が65歳以上の会長職が大半を占めるに至り、この日は代表者会議メンバーとしての後継社長と会長の構成と役割が話題になった。

 それにしても前身組織のセンチュリー21から創設20年以上経った現在、半数が入れ替わり、当初から変わらぬメンバーは当社を含め3社。それも奇しくも67歳の同年で今年皆会長職になった。勢い、機能組織としての代表者会議とは別に属人的な会長サロン会が話題になりましたが結論は持ち越されました。
 
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 「境界性の人類学」;高橋孝代

2007年07月04日 | 「Weekly 読書感想」
境界性の人類学―重層する沖永良部島民のアイデンティティ

弘文堂

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 300Pを越す7000円の重い布製上製版にも拘らず夜を日に1週間余で読了!大仰、韜晦なタイトルに相違し、溜息と共に抱きしめたくなるような共感を覚えた。日本、鹿児島、奄美、沖永良部(加計呂麻)、沖縄、そして早稲田。
奄美・沖縄双方に均等7年ずつ住み、今東京にあって常に沖縄・奄美の出自を問われる私にとって本書は将に同時代史(尤も私には前史とも言うべき7年の大連幼稚源体験がある)
 冒頭、著者は島嶼固有論からの止揚を目指しエスニック、アイデンティティ、ボーダースタディー等々と方法序説を説くが私は沖永良部出自としての著者の息吹と呼吸筆致に魅せられた。著者は米国留学で学んだ境界理論をバックにアンケート、インタビュー、参与観察等のフィールド調査、方法としてのアイデンティ原初、状況、用具論と学術論としての一般化を随所に展開するがともすれば島育ちとしての感慨、情念が随所にほとばしる。だから私は良いと思う。
 終章のアイデンティティ論「意識せざるを得ない状況により呼び覚まされ、必要なければ意識の底にある愛着・帰属意識。政治・社会的環境に作用され、他者との関係において選択され、世代を超えて伝達され、社会歴史的に構築され固定されない」と結んでいる。なるほどと思う。
 大島本島南にへばり付くような加計呂麻島出身の私にとって殆ど沖縄同様イメージの沖永良部の豊か多様さが本書によってより親近と愛しさが迫って来た。それにしてもこうした後輩をもった沖永良部への祝福と同時に正直嫉妬も覚える!それが無い我が加計呂麻への悔しさと寂しさ!

 それにしても著者はじめ、群馬県立大の波照間さん、国際医療福祉大の栗盛さん等々、出産・子育てしつつの研究、学位取得!この"南島境界の女性連”のパワーには降参!皆一様にヤマト婿!顔が見たいね、全く!ワッターチャスガ!島イキガー!それはそれとして高橋さん、いい仕事しましたね!
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「新人、巣立つ!」

2007年07月02日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 
 4月入社以来先週末までの3ヶ月、集合研修を終えた当社16名の新人がOJT(現場配属研修)に巣立ちます。先週末その集合研修の発表会と慰労懇親会を終えました。 
当社並びに関沖IT協所属6社合計の24名。社会人マナー、プレゼンテーション研修後、2ヶ月強のJAVA言語による組込ソフト作成実習。
 この研修を通し新人は①プログラム作成技術、②チーム作業と対人関係、③プレゼンテーションスキルを学びました。当社メンバーは今週からいよいよ静岡、名古屋事業所に各2人、大阪に一人、客先運用部門に4名、本社に7名とアサイン移動、配属スタートします。
 会社トップとしては云いにくいことですが、開発現場には残念ながら決して理想的な尊敬できる先輩だけがいる訳でもなく、楽しいだけでもない。辛く悲しいこともあるでしょう。それを乗越えてこそ一人前のSE、企業人。
 皆様のご指導、ご鞭撻よろしくお願い申し上げます。

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「作家・奥野修司さんを招いて」

2007年07月01日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 土曜、銀座のクラブ「夕雨子」で「ナツコ」(http://blog.goo.ne.jp/shigeta-nas/e/610ba365b0567bc827ac71c849732560)文芸春秋社や「満足死」(http://blog.goo.ne.jp/shigeta-nas/e/cfa265da190eb6cd280d3caa793cd4a6)講談社で著名な作家奥野修司氏をお招きし第2回「ナツコの会」を開催。この日はWUB東京と合同の“ユンタク会”(おしゃべり会)。土曜の宵にもかかわらず出席者20名。前回と違ってWUB東京メンバー男性も5名。私はこの日先行の2イベントを途中退席、駆け付けたものの後半の9時過ぎ。
 (奥野さんに来週2ヶ月ぶりに帰米する斉藤陽子さんにこの日初参加の金田さん)
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朝吼夕嘆

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