”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

佐野真一『カリスマ 』上下(新潮文庫)

1900年03月27日 | 「Weekly 読書感想」
 「日経ビジネス」誌連載中は大して興味を引かなかったが「東電OL」2冊以来著者の筆力に引かれ読んだ。本書でもっとも印象に残った点はダイエーの食肉販売戦略に沖縄の博労が絡んでいた事だった。その延長線に中内ファミリーが宮古島の海辺に土地を買占めていたことだ。どうりでダイエーの沖縄に対する一角ならぬ関心の理由が分かったような気がする。
 著者の記述は重複としつこさを感じ少しうんざりする点があるが、前書につられて正力松太郎をドキュメントする『巨怪伝』上下(文春文庫)も読んだ。印象に残っている点は正力が服装と自分の執務室である社長室に無頓着なことだった。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝吼夕嘆

http://blog.goo.ne.jp/admin/showimagedetail/?iid=6d292ae01e91fce8c4f000e010f17835&type=1&return=%2Fadmin%2Fimgmanage%2F%3Flimit%3D12%26type%3D1%26order%3Ddesc%26did%3D%26window%3Doff%26img_year%3D0%26img_month%3D0%26offset%3D12