”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「ジョン・カビラさんと県人総会でツーショット!」

2011年04月27日 | 「美ら島沖縄大使」便り

                        

        

 お馴染の霞ヶ関ビル35階「東海クラブ」で開催された東京沖縄県人会の総会に出席しました。

 今回は第53回目で役員改選期。24年を務められた川平朝清会長、固辞されましたが、余人をもって代え難いと多くの要請を請け、留任頂きました。この日はお家族の諒承もと奥様のワンダリさんにテレビでお馴染のジョン・カビラ、慈英、お家族揃っての総会ご出席は私の記憶する限り初めてでは!

 

 今回はまた、琉舞余興以外に「琉球茶道あけしのの会」よる琉球王朝伝来の“ぶくぶく茶” お手前。幻のお茶を初めて拝受飲に、いつもに増して琉球文化色彩濃い総会でした。

 

 新任・上原県東京事務所長、新垣次長等来賓はじめ優に150名を超す出席者、正確に確かめた訳ではありませんが顔馴染みの那覇、首里本島出身者より八重山を中心とする先島出身者の参加比率が高いような気がしました。

“故郷は遠くにありて思うもの”同様、離島ほど愛郷心が強い証か!

             

              (幻の"ぶくぶく茶”お手前目の当たりに!)

              

       

 

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「第31回関沖IT協」例会に出席しました。

2011年04月25日 | 「美ら島沖縄大使」便り

       

IT関連企業の経営、従事の在京沖縄出身者中心によるビジネス交流の懇親会「関東沖縄IT協議会」平成17年発足以来はや5年目、先日に日本橋茅場町で開催された31回目の定例会に出席しました。

 

 発足時は郷土を同じくする創業社長同士の懇親、共同体的色彩が強かったのですが、最近は県外者を含めた次世代を担う若手営業担当者同士の商流交換等の機能体的色彩が強くなってきました。

 この日は社長中心の月例会とビジネス部会によるゲストを含めた参加者20人余の合同例会。中には5月連休を利用して、東北地震被災現地に救援活動に赴く複数オーナー社長の報告もあり、そのボランティア行動力スピリッツには感銘を受けました。

 

 例会後の恒例の懇親会では何時ながら明日への元気を貰い、地下鉄日比谷線・茅場町から上京浪人時代、東京フィル・オケピット操作アルバイトに通った懐かしの「東京文化会館」を横目に上野で京浜東北線に乗り換え、帰路に着きました。

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”早速、目を通しました”~花の12期同期より

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 第1部は、ホームページなどで意見を述べていますので省略します。面白かったのは第2部です。

 少年、青春期は貴君の人生に大いに資するものでありましょう。よくわかります。企業経営については、もっともっと、触れることが望ましい。

 第1戦を離れるにあって、振り返り、振り返り、見つめなおすことが、このタイプの回顧には肝要です。激烈な競争環境の中で、これだけ長年にわたって、どう生き延びてきたか、その点がわかりませんでしたが、天田憲治さんという人がおったのですね。良い人に巡りあえましたね、貴君の長寿の基がわかりました。

 創業メンバーが去り、企業を維持、発展するためには、人ですね。いろいろあったでしょう。それがこのようなところまで、やり遂げたのは、すばらしいことです。

  関東経営者協会などには触れていませんが、沖縄の企業、経営者を分析、評価するには、今後の沖縄を考える上で、大切なことです。この点に大いにページを割くべきでした。今後の期待にしておきます。
                             
                                       

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”早速拝読させていただきました” ~大学級友Nさん                                                                                       

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 会社創業30周年おめでとうございます。
出版記念パーティーも盛会だった事をうかがってよろこんでおりました。御本さっそく拝読させていただきました。                                                ご本を読んで会社の経営者とは大変なのだということが初めてわかりました。零細企業のわが社では考えられないことがたくさん載っていて勉強になりました。
わが社のような小さな会社でもこの先のことを考えると後継者をどうするか頭がいたいです。悩んでもはじまらないので、生涯現役を目指してがんばるだけです。

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三十周年出版、改めてお祝い申し上げます。~元専務より

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)
 読ませていただき、たいへん良いことがたいへん面白く書かれていて、楽しく読ませていただきました。文章がお上手なのはわかっていましたが、こんな文才がおありとはしりませんでした。
 
 内容も特に社長のひととなりについては、終戦時の時代背景もさりながら、ただ感心して読みました。こういうひととなりから、社長の人格が生まれ、NASを作り上げた意欲がわかりました。
 妻も一気に読み、やはり社長さんは偉いとさかんに感心していました。
 
 沖縄については、皆いわゆる人のいい人で、平和を愛する人達なのだと認識するとともに、だから、弱い物足りない一面もあるのだなと改めて思いました。しかし、この良さが崩されていくのは悲しいと思います。沖縄をリードする方たちは、このやさしい平和を愛する県民性を大切にしていただきたいと感じました。
 
 私についての文章は、私の人生最後の仕事について書かれていて、嬉しく思いました。一生懸命やらせていただいたつもりでしたが、普通でいえば、あたりまえのことばかりなのかもしれません。これをこんなに取り上げていただき、感謝状とともに、私の人生を飾っていただけました。子供達にも見せられます。 改めて、有難うございました
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爽快感を味わいつつ読了”~高校同期F君から

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

  郷土愛溢れる貴著に感銘を深くしました。全編を貫く深い郷土愛。収支分岐点に達するの退社を覚悟しつつも、「性懲りもなく」長年にわたり採用し続けるその熱意。決して負担の軽くない数百名の研修生の受け入れなど、郷土愛なくしてできるものではない。

 本書は、この種の著書にありがちな創業の苦労を衒うことなく、データの分析、それに基づく冷静な指摘や認識の展開など、多くの貴重な示唆を得させてもらった。随所に共感を覚えつつ読み進んだが、特に「30人の壁と補佐役」では、補佐役採用時の設問内容の的確さと真摯な採用姿勢に敬服した。と同時に天田さんのような逸材を採用するに至った経緯はドラマチックで印象深い。 また、卓越したオーナーの経営哲学に接し、NASの今日の隆盛の秘訣を垣間見ることができた。

 

 和して、滅するなかれ!

少なくともビジネス界において沖縄では、親御さん等を初め、県人の意識のレベルアップが急務だが、本書はこの分野における初の教科書となるばかりでなく、本土就職希望者や就労促進者・組織に必ずや多くの示唆と勇気を与えるものと信じる。投じられたこの一石が力強く波紋を広げ、郷土の発展に多大な成果を挙げるよう期待いたしたい。

 

  

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”早大文学部西洋史専攻の同級生です”

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 沖縄就活塾を読んで感心したことを二つほど述たいと思います。

 一つは彼の会社が沖縄の高校生の職場実習を十年間、毎年五人ほど引き受けてきたということです。会社本来の利益追求だけではなく、社会的役割を重視する、という彼の考え方は、大学時代学生運動が烈しい中で揉まれてきた者としては、とてもよく共感できることです。 

 もう一つは何のために会社を作ったかと自問して、「組織を作ることが目的だった」と答えている点です。組織とはよい出会いを作る場であり、社員と顧客、競争相手の同業の社長たちとの出会いを可能にする場である、また会社経営とは、競争市場のもとで顧客満足と構成員の自己実現をめざしてバランスをはかる作業だとも言っています。

 彼は文学部の西洋史専攻の卒業生です。いわゆる文科系の卒業生として、今をときめくIT産業のベンチャービジネスの世界で会社を作ってやっていくということが、ちょっと理解できませんでした。でも「組織を作ることが目的だった」という彼の答えで少し納得がいきました。その点で彼の能力が遺憾なく発揮されたのでしょう。

西洋史専攻クラスはおよそ五十人、ほぼ男女同数で一クラスしかないので、一年から四年まで同クラスで過ごします。六十年安保闘争の翌年に入学したので、学生運動が華やかな時代でした。でもまだ黒覆面にゲバ棒の時代ではなく、クラスの中で討論を行うという時代でした。クラスの中にも核マル派や民青の学生がいて、頻繁にクラス討論が開かれていました。

 どちらもマルクス主義の革命思想ですから、現代の社会矛盾に対して、君はどういう態度をとるのか、と論争をふっかけられます。今だったら自分たちは親から金をもらって勉強中の身だから、今は社会の仕組みと歴史の流れをしっかり勉強するべきで、革命運動なんてとんでもない、と答えれば済むことです。でも当時は自信をもってそう答える程勉強していなかったので身を守ることはなかなか苦しいことだったのです。                                             そんな中で重田君は学生運動家達と平然と議論して、一歩も引きませんでした。彼が防波堤になってくれた、彼のお蔭で助かったという思いがあります。                                    彼との最初の出会いは、一年上のクラスがやってくれたオリエンテーションと新入生歓迎の会でした。会が終って帰ろうとしたとき、彼に声をかけられたのです。「君、すまないが七十円貸してくれないか、帰りの電車賃が無いんだ」というのです。初対面の人間にそう語りかける彼は、実に平然としていました。この点はどんな場でも動揺せずに対応出来るという彼の特徴が良く現れています。彼には人の前で自分が良く評価されたいというような気持ちが全く無い、人の前で恥をかくことを何とも思わない、自己を過大評価しない、人に対していつも自然体でいられる、これは彼の学生時代からの特徴です。

 彼は私の結婚式の司会をやってくれました。打ち合わせの時、当時彼自身、いろいろ大変な状況にありましたが、その状況と自分の失敗をくわしく語ってくれました。とても面白い話でしたが、良くここまで何でも話せるものと感心しました。彼はどんな状況でもめげないのです。

 彼はクラスの女性にもいろいろ声をかけていましたし、文学部内に何人も女友達、知り合いがいました。何度声をかけて断られても全くめげないというのが彼の強みです。                                   彼の言葉で印象に残っている言葉があります。「人には会うべし、場所には行くべし」です。これは言うは易く行なうは難い言葉です。人生に対しても人に対してもいつも積極的な彼にぴったりの言葉なのでしょう。                                              彼は昔に比べてにこやかなとてもいい顔をしています。顔は男の履歴書といいます。その意味で彼は実にいい人生を歩いてきたのだと思います。同級生がいい人生を送ってきたことはとても嬉しいことです。今後とも元気でいつも平然として御活躍するよう祈っています。

 

 

 

 

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”興味深く拝読”~会社後輩I君より

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 興味深く拝読させていただきました。
特に印象に残っているのは、天田さんを採用された下りです。採用された重田会長も、天田さんの真摯な取り組み方も流石と感銘いたしました。行数こそ少なかったですが、お二人の関係に、現在のNASの基盤のすべてが含まれているような想いもいたしました。

 また、「沖縄に進出した創業浅いIT企業~」の下りも拝読いたしましたが、30年間の長きにわたって「会社」という法人を存続するのは並大抵のことではありませんし、また、短期間で大金を稼いだベンチャー企業が長期間存続するとも思えません。
 「NAS卒業生」という言葉があるように、梶山さんの言葉ではありませんが、重田会長の人柄や社風に魅かれた人たちが、現在のNAS30周年を迎えさせてくれたような気がしてなりません。
 私も会社を立ち上げましたが、遊び半分のものでもあり、このたび頂戴した書籍は大変に勉強になる部分がたくさん含まれておりました。もともと、重田会長に対しては、二浪一留の私を拾ってくださったばかりか、このような形で再び仕事をさせていただけることについては、いくら感謝しても感謝し切れません。

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”功績に心から感心しました”~大学級友T君より

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 先日は貴君の功績に心から感心しました。沖縄は幕府公認の下で行われた薩摩藩による征服・支配(薩摩の琉球入り?)さらには明治政府による琉球処分と2級国民扱いによる差別・抑圧、こうした「民族」としての苦難の歴史が県民性をはぐくんだのだと思います。貴君の本ではその程度も島により地域によりかなり違うようですね。日常生活の中でその違いや意味を実感してきたことが、貴君の大なる特性である人を見る目と自立心・問題解決のノウハウ形成に影響していたのではないかと勝手に想像しています。
 貴君の生き方は自分が歩んできた生き方と違いすぎて他の世界を見ているような気がしました。

 私は就職後の職場のひどさ、教師を教師と見ない経営者のありよう、生徒の人権が守られていない教育現場、管理職や経営者による例えば入試時の公然とした不正等々から、卒業時のあの空気にも影響されたのではありますが、就職後1ヶ月で組合運動に入り、退職まで40年間かかわり続けていました。ですから働くもの(雇われているもの)の立場から、生活と学習環境(生徒と教員)の整備を追及し、さらには何もしない管理職に代わり学校体制や組織作りにまでかかわってきました。もっとも、良かれと思って作り・変えてきたことが、教師の意識が変わり(悪いほうに!!)組合創立時の状況を知らない人が増えていくに従い多くの矛盾が生じてきましたね。

 管理職の管理手段(多分、人事権がその最たるものだと思います)をも、組合組織とは別の委員会組織(平教員の互選による・校長も承認)により制約したのが裏目に出たのでしょう(露骨な職場支配に代え、現場の声を伝えることが目的、人事権を否定したものではなかったのですが)。

 ところで余計なことを一つ(多分、すでに気がついているか指摘されているとは思いますが)書きます。169ページ最初の3行ですが、{「会議は踊る、されど進まず」で有名なあの第一次世界大戦後のベルサイユ講和会議を仕切ったオーストリア宰相メッテルニヒが行ったのか}についてですが、文脈からは多分「会議は踊る、されど進まず」に重点があるように思いますから、第一次世界大戦をナポレオン戦争に、ベルサイユ講和会議をウィーン会議に訂正した方がいいかと思います。 この文章は結果として、パスカルとカントの間違いの繰り返しになっていますよ。100年は時間差がありますから。

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”すいすい読んでしまいました”(琉大後輩Mさんより)

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 出版記念パーティー、参加させていただきありがとうございました。 重田会長のダンディな姿と久しぶりの仲間との再会で、とても楽しいパーティでした。 早速、美容室でゆったりしながら『おきなわ就活塾』読ませていただきました。あの厚さで活字の量もそこそこあるのに、読み易いからでしょうか、すいすい読んでしまいました。
  重田会長の学生時代の時代背景や、行け行けドンドンで真っ直ぐに突き進んできた様子がよく伝わる内容で、若い頃に会っていればこんな青年かしらというイメージが容易に浮かんできます。最後の章に入るところで、カットが終了し、まだ読み残していますが、休日を楽しみに手をつけていません。
 (横から主人が割って入り、読みふけっていました。)
 職業人にとって、70代近くまで現役で活躍されている方は心強い目標です。「あの年代までバリバリに働けるんだな」と嬉しくなります。わたしも70歳まで働くことを目標にしていますので、参考になる本をもっともっともっと書いてください

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「おきなわ就活塾」~同業S社長より

2011年04月23日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

  『おきなわ就活塾』出版を祝う会に参加させて頂きありがとうございました。早速帰りの電車で読ませて頂きました。
 第一部はNASさんのこれまでのデータを交えた沖縄の現状、第二部は重田さんの生い立ちや沖縄に対する思いが読み取れ、さすがと感心しきりです。
 重田さんほど沖縄の若者の就職に対して貢献された方は私は知りません。私も重田さんの100分の1でも貢献できればと思います。
 今後も益々のご活躍を期待しております。 お体ご自愛ください。


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「ニライ会、“鷲ん鳥節”演舞」

2011年04月23日 | 「美ら島沖縄大使」便り

       

 池袋「みやらび」で開催された「ニライ会」の今年度総会に出席しました。ゴマンとある在京沖縄関係交友会でもこの「ニライ会」はその歴史の古さでは有数の会。

 

毎月開催される例会は幹事と会場は複数メンバーによる持ち回りのお蔭で例会開催諸事の負担がメンバーへ平準化、同時に会員相互の当事者意識が醸成されます。私も年一回、会場決定や会員のへの周知案内等の幹事業務が廻って来ますが、例会の出席率は3度に一度と欠陥会員。この日は誕生日と重なったものの、日頃種々お世話になっている上に元会長経営の「みやらび」会場とあって万難排し出席。

 

 会半ば盛況、参加の八重山出身メンバーのサンシン、琉舞両師匠に太鼓演手、誰言うとも無し、自らやおら八重山名曲「鷲ん鳥節」を朗々と演舞。改めてこのヤイマー荘重節に参加一同、圧されました。

 

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「孫正義・インターネット財閥経営」;滝田誠一郎著

2011年04月21日 | 「Weekly 読書感想」
孫正義 インターネット財閥経営―ビル・ゲイツを超える日
クリエーター情報なし
実業之日本社

 先般の東北震災100億円の義捐金で話題の孫正義評伝。沖縄縄出張時に羽田空港内で購入、往復のフライト、帰宅電車で読了。

 20年ほど前、渋谷で行われたパーティで友人のIT経営者から紹介された孫さんから「何かありましたら、何時でもお話下さい。ご相談に応じます」と言われ、「何だ、この若造!」と思いましたが、その後のソフトバンクの躍進振りを見るに付け脱帽です。

 本書は96年以来、月刊誌「実業の日本」での連載以来の取材録。最も興味を抱いた部分はIT創成期の西アスキー前社長や浮川前ジャストシステム社長等との攻めぎ合いや北尾SBIホールディングス代表との微妙な関係。さらに在日三世としての苦労談だったが、この辺の突っ込み記述はもの足りず、全編これ孫氏の成功談。

筑紫炭鉱夫の在日三世として生まれた孫氏、以前の日本名「安本」を“アンポン”と蔑まれていたと今「週間ポスト」に同じく孫伝記連載中の佐野真一は記している。本書を意識したのか佐野氏は「孫礼賛の御用記者」と自分は違うと書いている。

それにしても在日3世というハンディ?をいささかも気にせず、“天下の体制派代表”NTTに倦まず、恐れず挑戦する孫のスタンスは豊富な海外体験と自信の故かとハラハラしつつも感嘆!

脱藩、当時の大体制・幕府に立ち向かった坂本竜馬を孫が尊敬するというのも分かる気がします。

利益率、配当率、自己資本率等々の評価指標よりキャッシュフロー、つまりは資金調達=借金力を標榜する孫経営、ハラハラ訝る向きもあるものの、現在その邁進は止まることは無く、同じ創業経営者同士、比較するのも笑止の至りながら彼我雲泥の差、ホトホト降参脱帽。

 

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「わが島・奄美チュラムンWoman Powerブラボー!」

2011年04月18日 | 「美ら島沖縄大使」便り

      

 発足からほぼ1年経過の奄美IT懇話会、第9回目例会を亀戸の「奄美家」で開催、参加しました。

  今回は在京奄美出身の創業IT経営者、大手上場幹部等のレギュラーメンバー以外に、奄美出身若手のBanker、司法書士と異色のゲスト顔触れ。毎回首都圏で活躍する気鋭の奄美出身の新進女性のゲストとの出会いは、陶淵明「帰りなんいざ、田園まさに蕪れんとす」心境近い“黄昏、濡れ落ち葉族”にとって”いやいや今暫し待たん”と思い止まる喜悦のインセンティブ。

 

 今回の報告テーマの一つは、先頃の国交省委託の“ICT活用による奄美振興調査研究”プロジェクトの結果概要ながら、この日は特に当懇話会、創設発起の中核女性メンバーの快癒祈念、激励を掲げたものの、件の女性メンバーの疾病何ものともしない気迫に参加者全員が逆に圧倒され、励まされました。わが国、南西諸島の眼光爛々、文字通り綺羅星女性連のこの気強さはどこから来るのだろう!わが島・奄美チュラムンWoman Power、ブラボー典子!チバレ!

                 

 

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”とても面白かったです!~大学後輩Mさんより

2011年04月17日 | 著書:「おきなわ就活塾」(新宿書房)

 休みの日に熟読してしまいましたーーー。
 重田さんの生い立ち・思考が分かる自伝として,多くの女性ファンが購読したくなる内容だと思います♪沖縄人の特徴であるイチャリバチョーデが機能体であるべき社会のなかで、共同体として存在しているという内容の解析は非常に納得させられました。
 沖縄という環境で育った、人なつっこさや温かい人間関係構築の仕方は今の社会が失いつつある面ですので、その点はどんどん発揮し沖縄人に足りない、社会人しての考え方・モノの見方等はどんどん本土から吸収する(或いは、本土に居るウチナンチューが発信する)べきだろうなと思います。
 この本は、沖縄の若手にはかなり衝撃的且つモチベーションを与えるのではないかと思います。かく言う、私自身がパワーを頂きましたので!!!

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朝吼夕嘆

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