今回の大会で前回との際立った違いのもう一つは県内「沖縄タイムス」紙の広報活動です。そもそも「ウチナーッシュ大会」は琉球新報社が長期連載した「世界のウチナーンチュ」に当時の西銘知事が触発され、県主催イベント。
そのため、当初は「新報関連企画」の色合いが強く、タイムスの広報報道は抑制的色彩があり、テレビ報道もどちらかと言うと新報系のOTV(沖縄テレビ)の元常務の講演出場が目立ちました。
しかし、5回目を迎えた今回は単なる県内1紙の企画ではなく、全県イベントに成長、進展した結果「タイムス」の取り扱いも「新報」に引けを取らない扱いだったと言えます。
これはあたかも「全国高校甲子園大会」がスタート当初は朝日新聞主催というトップスローガンのため他紙報道は控え目でしたが、現在は毎日、読売も等しく扱う全国イベントになっているのに似ています。