”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「今春の採用内定者」

2006年01月30日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 今週当社では内定者懇談会を開催します。沖縄等の遠隔地は経費も考え通常テレビ会議で行いますが、今回は入社前最後の懇談会、全員本社に招きます。
 今年、大手企業が景気回復を背景に採用増をしていることと学生に対するIT業界イメージの低下があり、例年になく採用に苦戦しています。ライブドア事件でさらにこの傾向は加速するのではと憂慮しています。
 ただ、当社は沖縄との繋がりで琉大情報工学からの4人を含め昨年以上の15名の内定者を確保することが出来ました。半数近くが沖縄と“求人難時の沖縄頼み”が復活しましたが、赴任・寮費負担の上にUターン志向の強い県出身比率の増加は正直“痛し痒し”でもあります。もっとも、琉大卒と言っても本土出身者もいます。
“何で業績厳しいこの時期に15名も“という内外の声もありますが、これまでも業績厳しい時期にも採用は将来への投資として歯を喰い縛って継続して来ました。今回、幸い内5名は創業以来長きに亘り取引実績の上に当社先輩社員の常駐している客先が連休明けから受入れてくれるとのことで一部ホットしています。
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Sidney Sheldon「Are you afraid of the dark?」

2006年01月27日 | 「Weekly 読書感想」
 2005年copyrightだからSidneyものでは比較的新しいのか。その証拠にテーマーは地球温暖化を警告した京都議定書ならぬ環境保全推進研究の世界的シンクタンクのトップが実は裏で女性上院議員と組んで世界の気象を地域的に操作し利益を上げ、それに反対する所属研究メンバーが同時多発的に不信死し、その恋人達が死を賭しながら解明に臨むラブ・サスペンス・ストーリィー。 
 Sidneyスタッフがよく勉強しているらしく、彼女達が保持する電磁波名刺や携帯、会話が全て世界的インターネットでモニタリングされ、居場所を追跡され、通話音声を自在に入れ替え、成りすます等近未来のネットテクノロジー世界を描いている。いつもの通りストーリィー展開はシナリオ・ライター出のSidneyらしく、映画場面展開よろしく息も付かせない。お陰で英語を読んでいるのを忘れるかのように“しょうもない”と思いつつ夜に日に一月弱で読了。4ヶ月もかかったPUZOの「OMERTA」とはえらい違い。 
 大体、抽象・難解なタイトルを付けがちな何処かの国の作家達と違いSidney Bookはネーミングも口語的で平易だ。一度翻訳Sidneyを読んだことがあるがその平易な語り口はまるで小学生読み本。そうすると私が馴染む英語原書版もきっとそのレベルなんだろう。
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「年始廻りで接した若手社員の声」

2006年01月23日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 正月4日の仕事始めから先週の沖縄出張で本社、静岡、名古屋、大阪の全事業およそ30箇所の主要顧客の年始挨拶廻りをほぼ終わりました。
さすがにバテましたが、年一回、日頃接する事の少ないお客並びに移動同行や夜の事業所新年会、辞意表明の慰留説得等を通して若手社員の生の声に接する良い機会でもありました。彼等から共通に言われたことは
「上司が下のメンバーの声をよく聞いてくれない」
「社長が事業所に来る回数が少なくなった」等々。
これら若手の声がすべて正鵠を射ているとは言えませんが、彼らの本音として今後配慮、留意しなければならないと感じました。

「会社とは上司」とはよく言うことですが、退社する社員の事由は様々ですが、最も多いのは直属上司との関係。良く出来るパワーフルな上司・先輩ほど難局に当り悩んでいる部下の心情に耳を傾けず、「俺達はこうやった!」と経験と根性論を振り回し、挙句は退社する部下に「あいつは根性無い奴だ」と片付ける。
 では「貴方は上手く対処したか」と言われるともとより自信はない。生来、口さがない当方、私の一言で辞めて行った社員も多いかもしれない。
“パワーハラスメント”などという言葉の無かった時代、退社した社員を「しょうがない。だらしない奴だ」と片付けていたかもしれないと改めて反省する出張行脚でした。以上

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大田義弘「南方方言から読む日本民族の源流」:南島史学会

2006年01月16日 | 「Weekly 読書感想」
 昨年「沖縄クラブ」の定期講演会資料として配布され、わずか20Pながら大変啓発を受けた。著者は沖縄県平良出身で沖縄師範から沖縄外語終了。在日米国系組織要職を歴任した郷土の大先輩。
 主題は先行研究成果の批判的検証と著者の出身地の西原方言と日本上代語の類似性を多くの事例から例証し、現日本主流が大陸朝鮮からの渡来に対し、西原こそ日本人の源流であるかと解く。さらに言語学研究者は自身の出身地に制約されるから出身集落レベルまで開示すべきと、本土出身者の琉球方言研究方法論の限界性について激しく難詰している。研究者がその考古や説話研究の出自でその正当性を強く説くのは名護宏氏の「赤椀の世直し」の例にも見える。
 言語の類似性の存在は古今東西よく指摘されたことで、その比較考量によって民族源流考究への言語学的アプローチの妥当性と検証を説いているのが伊藤雅光国立国語研究所第一領域長のいう「計量言語学」方法論ではないか。ちゃんと読んでいないのでめったな事は言えませんが。
 それにしても70余歳にして国学院大に入学卒業、表題のテーマーに取組んだ著者の向学博識には全く敬意を表します。
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「大阪、名古屋、静岡年始参り」

2006年01月15日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 本社でのリーダー研修の最中、今週大阪、名古屋、静岡各事業所の8社年始廻り。住友電工此花工場、千里が丘・沖ソフト社と大阪縦断。翌日三島に向かい富士通と東芝機械の沼津工場訪問年始。一旦本社帰京、翌日再度名古屋から近鉄で富士電機鈴鹿工場へ。顧客責任者への挨拶と各現場で働く当社メンバーと懇談。
和歌山半島経由で再度大阪入りしたが、改めて三島、沼津の東海地方に劣らぬプラズマ液晶最新工場を中心とする富士電機、シャープ、富士通、日東電工等三重県の電子産業集積を目の当りにしました。
 今年もう一つ印象に残ったことは構内入場の最中、設備等の撮影禁止のため携帯所有のチェックとカメラにシールを張られたこと。
 お客から新年の要員増強の要請を頂く一方、新年の挨拶としては失礼ながら一部顧客には過年の過重な勤務形態に遺憾の意と受注辞退の可能性も申し上げた。

 今週遅きに失しますが事業所取引先への年始と追加採用メンバー面接のため沖縄に向かいます。
(写真は富士山麓の富士通沼津工場正門前で。ここに当社社員10名が20年近く出入りしている)以 上


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「顧客年始挨拶で感じたこと」(

2006年01月10日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 昨日は成人の日でした。当社でも昨年・今年度入社の高卒3人が成人式を迎えました。 先週仕事始めの4日から6日の3日間、東陽町、三鷹、江戸川橋、臨海線新都市から北浦和と首都圏縦断、主要顧客16社に年始挨拶に行ってきました。
例年にない厳寒・烈風の最中での日2万歩以上の行脚、流石に堪えましたが、顧客・市場からは堅調な仕事の引合い・需要を感じました。とは言え、いずれも価格は押さえ気味、市場の緊迫を感じました。
 もう一つ、印象に残ったことはご挨拶した客のTOPや管理職が私を初め当社管理職より、若い世代が多くなったこと、省みて当社も一段の世代交代加速の必要性を感じました。
 私共はお客あってのビジネス、市場の息吹を感じさせられ需要の前線の顧客に直接接することの重要さを改めて感じさせられました。

 今週はこれから大阪、明日は静岡に移動し、各事業所顧客の年始に参ります。12日木曜は管理者研修のスタートもあり、一旦本社帰京し、翌13日は名古屋事業所から再度大阪事業所へ入り、今年初めての事業所ミーティングに出席、翌週16日には沖縄の顧客年始に向かいます。
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Mario Puzo「Omerta」:Ballantine Books

2006年01月03日 | 「Weekly 読書感想」
 ご存知PuzoのSicily Mafiaの「沈黙の掟」。翻訳ではとてもじゃないが読む気はないが英語学習という自分への名目でようよう4ヶ月で読了。前にも書いたがSidney Shildon1Pの不明単語率10%としたらPuzoは30%。しかも文章が格調、難度共に高い。しかし、面白い。単語がほとんど理解出来なくともストーリが追えるから不思議。
 それにしてもMafia BossのAstorreが晩年故郷のSicilyで安穏な老後を過す末尾の描写はなんだかヤクザ礼賛の感じで抵抗を覚える。

 翻訳のジョイスの「ユリシーズ」2巻を放り投げて、口直しに読み出したがストーリが面白いからこちらの方が読める。またぞろ「ユリシーズ」に戻ろうかと思ったけどついSidneyの「Are You Afraid of the Dark」に挑むことにした。これでSidneyもの12冊目。
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「平成18年新年のご挨拶」

2006年01月02日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 明けましておめでとうございます。今年で昭和53年の創業以来、28回目の正月を迎えます。昨年後半より日本経済はバブル経済以来の株価上昇を来たすなど、顕著な景気回復を示しましたが、私共受託システム請負を主とするSIer業全体は成長段階から成熟期へと踊り場を迎え、再編生き残りの時代に入っています。我社もここ2~3年売上、利益共に横這い状況を示しています。

 しかし、跳躍の前には身を屈めるように、会社も飛躍の前に力を貯めるごとく業績が伸び悩むことがあります。ここ数年の痛い経験と伸び悩みを次の飛躍のバネにするべく、昨年はコストダウン、新旧世代の入れ替等を行いました。来る4月からお客に最も近い中堅・若手メンバーへのプロジェクト運営移譲と採算感覚の強化を目指しUNIT制を導入します。制度の変更は常にリスクを伴い功罪相半場しますが、狙い通りの成果を得るため1月から新たにリーダー研修を行います。
 
 当社は前年後半、金融・カードと静岡・沖縄を中心に業績の回復を果たしましたが、まだまだ解決しなければならない課題があります。これらに取組み前期に引続き黒字の上乗せを目指します。

 会社は“去る人、来る人、入社に勝る退社無し”。今春の当社入社内定者は13名。当社に未来と夢を賭けたこれら新しい仲間を迎え今年も邁進します。倍旧のご鞭撻、お引き立てをお願い申し上げます。以 上
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「越谷元旦10キロマラソン」

2006年01月02日 | 「マラソン挑戦」
 以前は元旦になると表記の10キロマラソンを走っていた。記録を調べると92年から99年まで7年連続で出場している。
 京浜東北線南浦和で武蔵野線に乗換え、南越谷駅から越谷市役所まで徒歩で行く。大晦日の夜更かしで大方寝過し、人影の見えない元旦早朝の町並みをトレーニング・スタイルで駅に向う自分の姿に一人悦に入っていた様はナルチズムの極致だった。元旦の10時スタートだから我家の元旦お節料理はこのレース終了、帰宅後だからほとんどお昼過ぎ、家人も承知の習慣になっていた。手元の完走証を見ると全て50分台でゴールしている。
 頚腕症候群を患ったのが止めたか理由だったか。ナハマラソンの疲れも癒されぬ連夜の年末忘年会を縫って元旦に向けて練習するのは健康にもいい。症候群も治まった来年こそ復活チャレンジするか。

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朝吼夕嘆

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