もう10年以上も前の話。クラスでもリーダークラスで教師の強い推薦もあり、県内工業高卒の元気のいい女性を採用した。プログラマー見習いとして社員寮から通勤していたが、入社間も無くで居室で天婦羅鍋をひっくり返しボヤ騒ぎを起こした。その彼女が大事に至らなかったものの駅から寮への残業帰り道、痴漢もどき不審な男性から声を掛けられ、怯むどころか持っていたバックで反撃、追っ駆けまでしたらしい。後で怖がっていたが、とにかくしっかりした気の強い子だった。
この彼女1年余りで退社する。直接の原因はネットワークビジネスへ入れ込み、そこそこの成果を上げそっちの方への興味が強まったためらしい。
入社前、お母さんから申し入れを受けて那覇で面談したが、ご自分の商売生業を熱心に語る男勝りを感じさせられた。
すべてのケースがそうだとは言わないが、沖縄それも中北部のお母さんの中には採用先の会社に対し“娘がお世話になります”というオブリゲーションより対決調とまでは言わないが“娘にどんな仕事させるのですか”と詰問調が珍しくない。その意識の底に会社組織への懸念やヤマト社会への疑念があるのか分からないが、とにかく“元気のいいオバーお母さん”が珍しくないが、とくに女手一つでお子さんを育てた寡婦に多い。実際、当社の場合、しっかりした優秀な高卒就職者は母子家庭の比率が高い。
この彼女1年余りで退社する。直接の原因はネットワークビジネスへ入れ込み、そこそこの成果を上げそっちの方への興味が強まったためらしい。
入社前、お母さんから申し入れを受けて那覇で面談したが、ご自分の商売生業を熱心に語る男勝りを感じさせられた。
すべてのケースがそうだとは言わないが、沖縄それも中北部のお母さんの中には採用先の会社に対し“娘がお世話になります”というオブリゲーションより対決調とまでは言わないが“娘にどんな仕事させるのですか”と詰問調が珍しくない。その意識の底に会社組織への懸念やヤマト社会への疑念があるのか分からないが、とにかく“元気のいいオバーお母さん”が珍しくないが、とくに女手一つでお子さんを育てた寡婦に多い。実際、当社の場合、しっかりした優秀な高卒就職者は母子家庭の比率が高い。