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(謝辞挨拶する89歳の敬老受賞先輩)
今週24日、三ツ月に1度開催の東証1部上場を含む首都圏・独立系IT会社の創業者OB(会長、顧問、相談役等)から成る懇親会IT/SP例会に参加しました。会場は毎回、幹事による持ち回りですが、今回は鰻料理で有名な「竹葉亭」。流石に築地本店と並ぶ老舗銀座店、定刻時間入口前には和装の女将さん、お姉さん達がずらりと並び、お迎え頂きました。
今回の参加者9人、全員後期高齢者、定刻前に到着ながら私ともう一人のメンバーは最後尾到着。話題は例の通り、主として病歴健康情報交換ながら今回は都知事選とオリンピック。何時もながら付いていけない範疇、分野があり、さながら宴席ゼミ。自分の疎い領域を教えられる集いです。今回の春日幹事様、ご苦労様!有難うございました。
東京沖縄県人会では先年から「文化講演会」を実施していますが、東京奄美会でも四ツ谷の「主婦会館」で以前から文化講演会(参加費5千円)を実施しており、8月の例会に出席しました。参加者100人強。
今回のテーマーは元総務省自治行政局・前鹿児島県企画課長の清水講師による「奄美群島における地方創生への取組み」。詳細なデータによる奄美の現状と今後の課題についてのお話がありましたが、少子高齢の奄美の将来にはなかなか展望が見えません。
講演後の質疑応答で私は「日本復帰の昭和28年頃の奄美の人口は20万人を超していましたが、現在は半分の10万人前後に減少に対し、沖縄は逆に70万前後から現在は倍の140万に増加しています。
生命安全のリスクを背負される米軍基地のマイナスが論ぜられていますが、この人口増加現象を見ると米軍駐留には雇用促進や国際化等のプラス要因があるのでは?この“不都合な真実をどう見るのか” 沖縄の人口増加現象要因を奄美も研究検討したらどうでしょう」という質問ならぬ提議をしましたが、会場で行われた懇親会場で、参加の先輩から「重田さん、貴方沖縄の人口増加を言ったけど、それは那覇南部地域だけで、北部ヤンバルヤや宮古・八重山諸島は奄美に変わらぬ人口減少と過疎化になっているのを知っているの」と指摘され、沖縄対奄美という二項対立の思考限界に頭を抱えつつの帰宅路でした。
先週、秋葉原で在京高校同期有志による恒例の暑気払い懇親会。今年は参加者7名と年々減少は寂しい。いずれも70半ば過ぎの後期高齢、これまた止むを得ないか!とはいえ、いまだに事務所を構え、稼いでいる同期もおり様々。
私はと言えば、事務所は構えるものの、コスト垂れ流しで(´Δ`;)女房に申し訳ない。しかしながら、毎朝、着替えて出掛ける私に“行ってらっしゃい!”と明るく?玄関で送り出してくれる。門を出て玄関を振り返ると“ガラガラ”と扉ははや閉まる。不思議に通勤者と共に駅に向かい、通勤列車に乗ると社会参加の錯覚?でも神田の事務所にはほぼ毎日、知人、後輩が来訪し元気を貰います。
この日の暑気会、参加のメンバー同志のメインテーマーは何時もながらも病歴情報交換!前回に続き一人参加のシングル同期女性の活気には参加の皆さんと共に元気を貰い、全員で会長に推薦をしました。
創業30年目、会社リタイヤのタイミングにステージ4の癌患、残る寿命をカウントしつつ神田のプライべ-トオフイスで一人机に座る昨今、改めて“創業とは何か”を思います。
起業・独立の目的は資産形成、名声確立、製品開発、顧客満足、人材育成と人によって様々でしょうが、株式上場、蓄財の出来なかった私にとって敢えて言えば創業とは“組織作り・出会いの場所提供”かと思います。
創業30年、私が作った会社で相手を見つけ、土地を買い、家を作り、お子さんを育て、進学、独立と人生を形成したパートナーが30組近くあります。勿論、これは社員それぞれの自助努力と自己実現に依るものですが、私が構築、提供した場所でキャリヤを形成し、それぞれの人生を切り開く姿を見ると、創業者として曰く言い難い感慨が過ります。
先般、入院治療中の私の元に沖縄、関西等々からOB社員の来訪に続き、社内婚・大卒入社1期生の“会長!娘が国立1期大に合格しました”との朗報に我がことのように歓喜が湧きました。さらに、創業5年目に東大法学卒生の応募入社には驚嘆しましたが、司法試験何度受けるもパソコンへの興味絶ち難く、創業間もない当社に応募、入社した翌年、これまたユニークな“宇宙女性”社員と結婚、間もなく二人してイギリスに渡り、彼の地で10年以上過ごし帰国したこのカップルが先日、神田オフイスに訪ねて来ました。20数年振りの再会ながら二人の雰囲気、往時といささかも変わらず!これまた創業人生歓喜の一瞬でした。
二人の結婚主賓招待として、我が生涯あろうことか、最高裁判事を務める新郎ご両親に歓待された栄誉に、これも又”会社を作ったであればこそ”と忘れられることは出来ません。K君ご夫妻来訪深謝です!