去った4月13日、新富町の「日本印刷会館」で開催された「沖縄クラブ」での元・外務省主任分析官・佐藤優さんの講演会に参加しました。佐藤さんの講演はこれまで何度か聞いていますが、縷々面々とは言いませんが、相変わらずの博覧強記、留まることないスピーチ。この日、私の印象に特に残ったのは名桜大学での講師活躍、特に奄美への分校設立等の企画。奄美には専門学校以外の学校はなく、地元でも何度か大学設立の動きがあったのですが上手く行かなかったからです。名護や本部等の沖縄北部と奄美はことに連携が強いので!
恐縮ながら講演後のQ&Aで私は”松島龍谷大教授の沖縄独立論”と高良前沖縄県副知事の”沖縄イニシアチブ論”について質問しました。また、公益財団法人「沖縄協会」については強く“必要ない”と言われたので、私は「協会」の現状について述べましたが、佐藤さんのこの発言はひょっとして、現在の協会会長が外務省OBであるからではないかと後に思いました。
この日の例会は通常の倍近い100人を優に超す出席者で、改めて沖縄出身の御母堂を持たれる佐藤優さんの沖縄関係者での共感、人望を感じました。